第16話 結成
キャラクター紹介
ジョーカー
コードネームJOKER。豊富な経験と多彩な才能、膨大な知識を持つ謎多き存在。
ルーブ・クレッシェンド
20歳で戦艦の指揮を任されており、22歳になると連邦の総司令長まで上り詰めた天才。
メイク
ディセイブレイドデイを計画し実行したメイクランプ。射撃に特化しており、銀河で名を馳せていた。
たちばな とうか
橘 橙花
メイクによって帝国にさらわれてしまった女の子。クリスタルを所持する人間である。彼女は格闘戦が得意である。
「イーヴィル、」ジョーカーは思わず声に出す。
イーヴィルは2人の存在に気がつく。
「やっと来たかね」とイーヴィル。
2人は銃を構え、イーヴィルに近づく。
「どうした、そんなとこで。ついに帝国にまで裏切られたか?」と煽り気味にジョーカーは問いかける。
「もともと帝国の存在は信じちゃいない」と話し始めるイーヴィル。
「私も内部的に帝国を潰そうとした」と打ち明けたのだ。
「私はある時を境に気を失っていたかの様に行動していた」と言うイーヴィル。
イーヴィルはHCタイプであるため人の改造型のメイクランプである。メイクランプである以上、少しいじれば思考を操作するのは簡単であった。
だが脳を持つイーヴィルにはその効果は薄かった。
「私は操作された様に動き、帝国の信頼を習得した」と告げる。
「あの時、連邦のメイクランプの電波障害は被害を最小限に減らすためか。そしてイーヴィル自身が橙花の回収のためとメイクに提案したわけか。」とジョーカー。
「私の思考は単純かね。威力の調整はミスをしてしまったようだがね」とイーヴィル。
「ルーブ、こいつを使おう。裏切ったら殺せばいい」とジョーカー。
「私にはこのメイクランプが裏切るとは思えんな」とルーブ。
「そうこなくっちゃね、ルーブ」とジョーカーは言うとイーヴィルに手を差し出す。
「信じてもらえるだけありがたいよ」とイーヴィルはジョーカーに差し出された手をとり、立ち上がる。
「久しぶりだな、相馬」
「そうだな、」
不穏な空気が晴れ、光が差し、心地よい風が吹いた。
イーヴィルは帝国側の存在であるため、内部的攻撃に転じる。イーヴィルの潜入によるリアルタイムでの施設内の状況を把握し2人も潜入するという単純な作戦。
「肝心なのは俺たちのタイミングってことだな、」とジョーカーは言う。
「そういうことだ。頼んだぞ、。イーヴィル」とルーブ。
「チャンスは最大限に生かすと誰かが言っていた。私はこのチャンスを必ずものにする」と改心を決意したイーヴィルであった。
「帝国の頭であるメイクはOAI。私たちより戦闘能力も判断力もすぐれている」とイーヴィルは解説する。
「気にする必要はないよ。いかにAIを騙せるかだからね。不意打ちは得意さ」とジョーカーはいう。
「私はその戦い方を好きではないが、今はやむを得ない。そうすべきだな」とルーブはジョーカーに話す。
「橙花救出任務の成功は連邦の希望になる」とジョーカーは意気込んだ。
「雑談はここまでにしよう」とイーヴィルは言う。
「あそこに見えていた白のようなものは仮施設。橙花が収容されてるのはおそらくこっちだ。ついてきたまえ」
イーヴィルはそう言うと移動を開始。
「話によれば連邦の研究施設後に住み着いてるって聞いたんだが、」と疑問を放つジョーカー。
「連邦の跡地ももちろん使っているが、あんな目立つ施設では安心もできかねる」とイーヴィルは言うと、イーヴィルはその場に立ち止まった。
「ここだ」と言ったのだ。
「何も無いじゃないか、」とルーブとジョーカーは首を傾げる。
目の前には美しい花が咲き誇る平野があった。
イーヴィルとの行動を共にすることを誓った一同はついに帝国のアジトへ潜入する!!
果たして無事に任務は成功するのだろうか!
次回
第17話「潜入」




