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JOKER 〜人工知能と機械文明〜  作者: 橘 光
season2 運命の旅人

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15/18

第15話 始動

キャラクター紹介


ジョーカー 

コードネームJOKER。豊富な経験と多彩な才能、膨大な知識を持つ謎多き存在。


ルーブ・クレッシェンド

20歳で戦艦の指揮を任されており、22歳になると連邦の総司令長まで上り詰めた天才。


メイク

ディセイブレイドデイを計画し実行したメイクランプ。射撃に特化しており、銀河で名を馳せていた。


たちばな とうか

橘    橙花

メイクによって帝国にさらわれてしまった女の子。クリスタルを所持する人間である。彼女は格闘戦が得意である。



帝国のメイクランプによる銀河連邦への襲撃事件が幕を閉じようとしていた時であった。

総司令長であるルーブ・クレッシェンド。彼の元に勢いよく近づいてきたのは、

[TP:HC ML04(CC:WB{original})]と言うメイクランプ。コードネームJOKER。

「その感じだと、何か言いたいようだな」とルーブ

「その通りだ。やはり橙花を救うべきだと思う。」とジョーカー。

状況は芳しくない。連邦は今や戦力という戦力はほとんどなく、この状況では大きな行動を起こすのが難しい。ましてやエリート部隊の戦力では歯が立たないことを実感している。

「正直私も救出を選択したい。だが状況が状況だ。心配なのは私もそうだ。もう少しの辛抱だ」とルーブはジョーカーの肩を叩く。

「橙花は過去に帝国によって人体改造されている事実。その目的も定かではない今、橙花の身はとても危険ですよね。帝国は橙花の奪還のために動いていました。今、橙花に夢中の内に排除すべきです。連邦の戦力も橙花なしではまずいと思いますが、」とジョーカーは訴えかける。

「こちら考案部。襲撃事件で破損したメイクランプは全て電波攻撃を受けており、回復は難しいかと。資材補給艦の本数も増やし、生産ラインも増やしていますが、連邦としての修復作業は困難を極めます」とルーブの無線機へと通信が入った。

「とのことだ、」とルーブはジョーカーを見つめる。

「僕だけでも…」とジョーカーは覚悟を決めると

「更に認めることはできないな」とルーブはジョーカーを止める。

「今君が1人で出撃したとして、橙花を救出できる確率は極めて低い。」

「では私と組まないか?」とジョーカーへ投げかける。

「あんた、いいのか」ジョーカーは尋ねる。

「もう少し待てと言ったのだがな、仕方がない。押しには弱いんだよ。困った上司だな」とルーブは言う。

「らしくないな、」とジョーカー。

「すでに準備は出来ている。念の為戦闘機は2機で行く」とルーブは説明する。


ジョーカーは説明を受けた後、自身の戦闘機に乗り込む。操縦席のドアを開け、中へ入る。


「オカエリナサイ」そう。これは懐かしのマブだ。ジョーカーの戦闘機操縦の補助や機械ハッキング、情報収集など幅広く活躍できる的確なアシストロボットである。

「相変わらずお堅いな、」とジョーカーは話しかける。

「ハイ。キカイデスノデ。」とマブは冷静に答える。

「そう言うことじゃねぇ」笑いながら軽くマブを叩く。

「マブ。今回の行き先はわからん。とにかくルーブの後ろに続いて操縦してもらえるかい?」とジョーカーは先ほど軽く叩いた部分優しく撫でながら言った。

「モチロンデス。リョウカイシマシタ。」マブは操縦モードに入る。

「そう来なくっちゃ!」ジョーカーはマブを軽く叩く。するとそこへルーブからの着信。

「行き先を伝えていなかったな、」とルーブが申し訳なさそうに言った。

「気にすることはないよ。場所を教えてくれ」とジョーカー。

「惑星トラスだ」と答えるルーブ。

「トラス?トラスって、そこは連邦拠点があったところじゃ、」とジョーカー。

「今は使われていない研究施設だが、探査部隊が惑星調査中に帝国の兵士が連邦研究施設跡地を利用しているとの知らせがあった。」とルーブ。

「んじゃその研究施設に橙花がいる可能性が高いと、」とジョーカー。

「いや。断言できそうだ。職員によると橙花のような女性が拘束された状態で運ばれていたとのことだ。元研究施設だ、何があるかわからん。急ごう」とルーブ。

「もちろんだ。マブ?聞こえたか?惑星トラスへ行こう!」とジョーカー。

「ラジャーラジャー」とマブ。

「?!。いいじゃないか!そーゆーこと言ってたんだよ」とジョーカーは喜ぶ。


戦闘機は進み続け、トラスに到着した。


「マブ、頼むぜ。着陸は優しくしてくれ、」と腰を抑えながら言うジョーカー。

「マブに罪はない。マブに不満があるならそこは君が操縦すべきだ」とジョーカーに言うルーブ。

「それはそうだ。すまんなマブ」軽くマブを撫でながらそういうと

「ダイジョウブデス」とマブは返事をした。

「ここからはどうすればいい?」とルーブに問いかけるジョーカー。

「私についてきてくれ」と言うと、ルーブは地図を見ながら歩き出す。その後を追うジョーカー。




「あそこだ、」とルーブが言う。

「まだ距離があるな」とジョーカー。


不穏な空気。木々が生い茂る道の先には落ち着いた様子のイーヴィルがいた。

橙花を救うため、救出任務に取り掛かるジョーカーとルーブ。そんな2人の前に現れたイーヴィルとは、?!

次回

第16話「結成」

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