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JOKER 〜人工知能と機械文明〜  作者: 橘 光
season1 橙花の輝き

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第14話 逆転の始まり

裏切りで得られるものに価値はあるだろうか。

きっとその時の痛みから逃れることはできるだろう。だが裏切りで得るものにいいものは無い。

例え、正しいことをしているとしても。

裏切りは。

痛みを伴う。

彼なら気づく。変われる。

「この裏切りものが」と少し怒りを交えて言うジョーカー。

「現に今も俺は橙花を助けようとしているではないか、」とメイク。

「そこが欠点さ」とジョーカー。

「どういうことだ」とメイク。

「君が帝国側の者だとバレてしまっては今後の状況に困る。そして君は安全に橙花を回収するためにカメラの少ない場所へ橙花を運ぼうとした。橙花を安全な場所へ運ぶという事で不審な動きに理由をつけたわけだ。」とジョーカー。

「そんなのはタダの憶測でしかない」とメイク。

「橙花が倒れた瞬間。君は橙花を担いだ。メイクランプは人の救護作業のテンプレートとしてまずは周りの状況を確認するため、周囲の索敵をする。だが君は橙花を担いでいた。確かに君は意思のあるメイクランプではあるが、これは連邦の基本訓練だ。担いでしまっては敵がいる場合、何かしら攻撃を受けるリスクがある。そのため担ぐ前に周りを索敵し、その場で治療するか応援を呼ぶのが基本だ。」とジョーカー。

「…」

「だが君はそれをしなかった。敵がいないことを知っているようにね。そしておそらく君の部下であるイーヴィル。あれだけの戦闘力と頭脳を持ってして、連邦のメイクランプを電波障害で倒した。イーヴィル程の戦闘力であれば敗北する理由は見当たらず、全機完全破壊の方が早い。だが、電波障害で倒したのはメイクの策略だ。メイクが橙花を運び出した先、そこに会えて連邦のエリート部隊を真似たメイクランプを転がしておき、カメラの死角を狙って橙花を渡そうした。そうすれば万が一その先でカメラなどに売っていても、考案や開発部の人間が裏切り者だと思われる。メイクは何事もないように戻ってくればいいだけだ。」とジョーカー。

「そこまで考えてなぜお前は俺を殺さん」とメイクは言う。

「なぜだと思う、」という

「今ならまだ引き返せるぞ、メイク」とジョーカー。

「ジョーカー、」とメイクは少し驚きながら返事をする。

「正直君と長い間共にすごしてきたが、こんなことをするようなやつではなかった。」とジョーカー。

「今なら戻れる、」とジョーカーはメイクに近づき手を伸ばす。

「お前、俺を許してくれるのか、」とメイク。

「許す訳では無い。俺はお前を信じているだけだ」とジョーカー。

「分かった戻ろう、」とメイク。

「やっぱりお前はお前だ!」とジョーカーは手を取ろうとしたその時だった。

メイクはジョーカーの腹部に不意打ちの蹴りを入れる。

「何を、」とジョーカー。

「信じるねぇ…。笑わせるな、橙花はいただいていくぜ、」とメイク。

「まて、」とジョーカーは起き上がる、

「待てと言われて待つ奴がいるか!」というとメイクは実銃を構え、ジョーカーの足に連射する。ジョーカーの膝関節部分に被弾し、身動きが取れなくなる。

「くそっ、ふざけんなぁ!」とジョーカー。目の前で橙花をさらわれ、未然に防げなかったこと、メイクに隙を与えてしまったことへの自身の失敗に苛立ちを隠せないジョーカー。

「応答せよ。こちらジョーカー!応答せよ。」イーヴィルの電波障害発生装置の範囲内のため、通信機が使えない。

「ついてねぇぜ、」


メイクはCS宙域を離れ行方は分からなくなった。

ジョーカーの活躍により、被害は最小限に収まった。帝国による大規模な襲撃事件は後に

“ディセイブレイドデイ”と呼ばれるようになった。

シーズン1が完結しました!

長い時間をかけてしまいました、

シーズン2も用意できていますのでご期待ください!

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