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パンドラの箱

大介おたんじょうび~お祝い気分で恥ずかし職歴カミングアウトするのら~

作者: 山本大介

 独白しませう。

 

 山本大介よんじゅうウン歳、生誕日を迎え50手前の違いが分かる男のなんちゃってつもりのおじさんが語る語るも、お恥ずかしいお仕事履歴の独白であります。

 せっかく、ここを開いたんだ、まあ、読んでいってちょ。

 

 私は3流大学文学部史学科に進学し、貴重な大学生活をほぼ漫然とぶらぶらと過ごし、就職難の中、地元の老舗お菓子屋に就職しました。

 時はバブルが過ぎ不景気の中、焦る私はとりあえず就職と、ここのお店のチーズケーキが絶品ということで就職を決めました。

 しかし、若気の至りというか、堪え性のなさから、およそ半年で会社を辞めて、誘いを受けた市の文化財保護課の嘱託職員として、発掘作業の仕事に携わりました。

 いずれ正職にと思いつつ、そう甘くはないという現実を知りました。。

 市の職員の募集人員は満たされていて、他の市や町も同様、ましては博物館就職など高嶺の花なのです。持っていた学芸員の資格などあって無きに等しいのです。

 けれど発掘の仕事は性に合っていたらしく、長く続けました。

 そんな中、このまま嘱託職員のままでいいのかと思い、ふと何故か保育士になりたいという考えが思い浮かびました。

 親に今でも言われるのが「あんたなんで発掘やめたの?続けとったらひょっとして・・・」という言葉です。まあ、若気の至りでしょうね。浅慮ですね。

 思い立ったら吉日の私は、早速、通信講座で保育士の勉強をはじめ、発掘の仕事をしながら、3年かけて県の保育士試験を受けて資格をとりました。


 そうして、発掘の仕事を辞め、保育士の道へと進みます。

 保育士勉強時代に自主実習でお世話になった保育園に就職が決まり、新しい職場環境へと身を置きます。

 保育士の志望動機は、幼少期に集団生活になじめなくて、こっぴどく先生に叱られた思い出があったので、そんな思いを子どもたちにさせたくない、自分がやってみたいでした。

 少しだけ身体の不自由な子の加配として配属された私は1年取り組んだあと、隣市の市立の保育園に嘱託職員として転職しました。

 ・・・嘱託がちょっとと思っていたのに、このまわり道はなんとも・・・ですが。

 市立の保育園で2年働かせていただき、いずれは担任を持ちたいなと思っていたのですが、やっぱりきちんと就職したいという思いがありました。

 それで集団就職説明会にいったさい、心身障がい者施設に保育士の募集があり、採用試験を受けて、トントン拍子に就職が決まりました。

 強い情熱をもって臨んだつもりでしたが、甘い世界ではなく、挫折につぐ挫折で、一年で辞めてしまいました。

 保育士だけではなく、専門知識や技術も必要で、勝手の違う現場に戸惑いを覚えました。が、なんとか食らいつこうと試みもしましたが、年明けにぷつりと心の糸が切れてしまいました。

 

 それから、しばらくぼーっとした状態が続き、パチンコ屋にバイトへ行きました。

 (※こちらの出来事は遊佑拙作「パチ屋よもやま話」を参照にされたし、笑)

 保育士もう一度、やってみようと心に決め、私立の保育園に臨時職員で臨みました。

 再び加配となり自閉症の子の担当となった私でしたが、次第にどうしていいのか分からなくなっていきました。気がつけばやっていることが、自分はそうならないぞと思っていた集団活動にその子を入れたい勝手な気持ちが芽生え、せっかくその子と培った仲を自ら手放してしまいました。

 その子の心が私から離れ、焦る私は彼に合った大事なかかわり方を見失しなってしまいました。

 私は冬休みを過ぎたあたりから、目は虚ろで園長先生から、しばらく休んだらといわれ、そこから2週間・・・フェードアウトしていきました。

 延長(雇用)しようねとも言われていのですが、もうそれどころではなかったですね。

辞める辞めたいの一択でした。

 ・・・保育士時代の話は、あまりしたくはないのですが、時が来たらトラウマ克服ではないですが、書いてみるのもいいかなあと・・・果てしてそんな日が来るのやら(笑)。


 そうして、またしても無職になった私は、妹がかつて勤めていた乳業会社の倉庫業の仕事に就くことになりました。

 ここでは、転職を繰り返してきたので、とにかく長く勤めようと思い10年以上勤めました。

 まあ、すげーとっておきのやらかし話もあります(笑)。

 で、現在は川下り船頭という訳なのです。

 2月で4年目を迎えますが、果たして・・・(笑)。


 いかがでしたか?

 転職を繰り返すおじさんの悲哀(笑)。

 転職はすればするほど、いい職につけなくなっていくというのは、やっぱり本当なのです。

 経験者は語る(笑)。

 一方で心や身体を壊してもやる必要は絶対ありません。

 ここについては強く断言できます。

 だけど、経験者(笑)がいいたいのは、我慢できればきっと道は拓けますし、無理なら自分に問いかけて心のままに動くことだと思います。

 まあ、こんなに転職を繰り返しているおじさんでも、今人並みに生活は出来ているのですからね(笑)。

 

 いや~なんか、スッキリしたな、誕生日の独白いかがでしたか?

 良かったと思ったら、高評価といいねボタンぽちっとしてくれよな(これやってみたかった、笑)。

 な~んちて。ちょいとこんな話書いてみたくなりました(笑)。

 ありがとうございます。




 たまには書いてみた。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 誕生日おめでとうございます〜(*´Д`*)←ぎりぎり間に合った感 [一言] ( ;´Д`)予想以上の職歴でした。 子どもに寄り添ってあげようと思っていても、だんだん頭がの中が大人になってい…
[良い点] 人生色々ですなぁ [一言] ウェ〜イ♪ はっぴば〜すでぇ〜い♪
[良い点] 履歴独白すごいです。 私もドカーンなことありましたしおそらく誰もが「えっ?!」と思うようなこともしてきたのでカミングアウトには勇気が要る……。(そしてたぶんしないw なので、山本さますごい…
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