【用語解説コーナー】
ここでは作中に登場する用語を解説していきます。ご参考までに。
【根乃己村 (ねのきむら)】
異常存在を排除し、時には確保や研究するための村。戦後に米軍によって作られたと言われる。
山に囲まれた盆地。小中高等学校が存在する。
【異常存在】
常識的ではない、と定義されるもの。生命体であったり物体であったりする。言葉の範囲は広く、後述する「流れの者」「超常存在」などは異常存在という言葉の一部である。
【流れの者 (ながれのもの)】
異常存在の中でも人間に近い存在。いわゆる宇宙人の他に地底人、未来人、異世界人などいろいろな場所から根乃己に訪れる。米国では「フォーリナー」と呼称される。
REVOLVEはその排除を目的としている。
【REVOLVE (リヴォルブ)】
根乃己に存在する組織であり、過去に高位の「流れの者」に与えられたシステムの名でもある。因果律を横移動させ、異常存在を排除するシステムと説明される。
使用できる数には限界が存在し、地球の公転軌道に地球をずらりと並べた数とされる。
【電磁波特区】
根乃己村にて施行されている制度。電線を地下に埋め、ほとんどの家の建材にも電磁波遮蔽素材が使われている。そのため根乃己では携帯電話が使えない。
表向きは電磁波の健康被害を防ぐためと言われているが、実際はREVOLVEの業務を円滑にするための制度。
【恒常性結界】
根乃己村を包み込む結界。中から外に出ると異常存在に関する記憶を失う。映像記録や音声記録にも作用する。
根乃己から真上に開いたメガホンのような形をしており、衛星を使えば結界の壁を飛び越えて外部とやりとりできる。
【黒鉾 (ヘイボウ)】
異常存在の徹底的な破壊を目的とする団体。裏社会にて生まれ、組織間のバランスを取るための互助組織でもある。
REVOLVEと敵対しており、異常存在の奪い合いになることもある。日本国内の構成員はあまり多くない。
【agole】
米国にある異常存在を管理する地域。真贋境界という結界で囲まれている。
根乃己はこの村を模倣して作られた。
【アーグルトン】
イギリスにある異常存在を管理する村。agoleと根乃己は本社と支社のような関係だが、アーグルトンは独立している。三つの村は協力関係にある。
【REVOLVEの運用】
REVOLVEによる異常存在の排除は根乃己、agole、アーグルトンのどこでも行えるが、基本的には連携と承認を必要とする。緊急事態にはそれぞれの村が独自に行うことができる。
世界各地にある米軍基地の協力を得て行われる。
【異常存在 (シグナルイエロー)】
異常存在をその異常性の深さで分類した指標。このレベルの異常存在はREVOLVEシステムで排除できる。
異常性を持たない物はシグナルブルーなどとも呼ばれる。
【超常存在 (シグナルレッド)】
きわめて深い異常性を示すと言われる存在。このレベルの異常存在はREVOLVEでも排除できない。
異常存在に比較すると数は少ない。
かならずしも脅威度を表す指標ではなく、害の少ないものも存在する。
【凶兆の天秤 (イソロピア)】
REVOLVEが開発した人工的な異常存在。
天秤の傾きによってそれが異常存在か超常存在か、それとも異常性を持たないものか判定することができる。
【文明崩壊級 (カタラクトクラス)】
異常存在をその脅威度から分類した指標の一つ。名前の通り文明を滅ぼすほどの力を秘めている。
基本的にはREVOLVEで排除される対象。
【基刻網恒常結界 (ワイアード)】
根乃己に仕掛けられた防衛システム。電線のようなものを村に展開させ、その電線に「常識的な乱数」を流すことで異常存在の力を抑えるとされる。
【根乃己の防衛システム】
根乃己は異常存在の発見と対応のため、物理的な防衛手段をいくつか持っている。
避難用のシェルター、機動部隊、自律型のロボット、監視用のカメラなどが該当する。
【タツガシラ電波観測所】
SETI(地球外知的生命体探査)のために設立された天文台。宇宙からの有意な電波を探している。
現在はREVOLVEの司令所として活用されている。
【霧雨会】
枯滝竜興の主催する囲碁サークル。ROVOLVEを引退したメンバーで構成されるオブザーバー集団という側面もある。
囲碁サークルとしての活動もあり、囲碁以外のゲームにも数多く取り組む。
【抗異化因子存在 (レジストナー)】
異常存在を排除できる能力を持った人間。数十億人に一人と言われ、現在観測されている個人は枯滝路ただ一人である。
彼ほどではないが、特異な能力を持ちREVOLVEに協力的な人間も存在する。
【ネットカフェ カスタネット】
根乃己にあるネットカフェ。二階建てであり一階はオープンスタイル、二階に個室がある。
全体として西側が店舗であり、東側が枯滝家の生活スペースになっている。
【枯滝竜興 (かれだきたつおき)】
枯滝家の家長。かつてREVOLVEの職員であり、現在もオブザーバーとして協力している。
また黒鉾に内通しているスパイでもある。趣味はコンピューターと囲碁。
【枯滝瑛子 (かれだきえいこ)】
根乃己にてREVOLVEの所長を務める女性。根乃己の出身であり心技体とも優秀。趣味は車。
枯滝路と結婚して枯滝家に嫁いでいる。
【枯滝路 (かれだきみち)】
世界で唯一の抗異化因子存在であり、折り紙で様々なものを生み出せる能力者。
かつてREVOLVEに協力していたが現在は離反し、REVOLVEを打倒するために世界各地で異常存在を集めていると言われる。
【枯滝水穂 (かれだきみずほ)】
枯滝家の長子。小学生。聡明であり活動的な面と冷静な面を持つ。趣味は読書。
【レーテ】
根乃己村を訪れた流れの者であり、現在はカスタネットに住み込みでアルバイトをしている。
その正体は演算素子の集合体であり、自分の一部を飛ばして広範囲を観測できる。




