フレンド申請
[FROM:なーおー フレンド申請]
[FROM:king noname フレンド申請]
[FROM:キョウ フレンド申請]
[FROM:(´・ω・`) フレンド申請]
[FROM:D.I.S フレンド申請]
[FROM:しそこぶ フレンド申請]
...(ほか7件)
大量のフレンド申請だった。
なぜこんなに...あ、キョウのだ。
とりあえずキョウのフレンド申請だけにはOKと送っておく。
残りの人はとりあえず保留で...
俺は今、ゴブリン討伐のクエストを、エバー・サテン(じいちゃんのライター)なしで挑戦している。
あれ、火力の調整におっそろしく時間と危険が伴うのだ。ゴブリンは素手でも十分倒せる初心者用の敵なので、たまに出現するゴブリンの上位種の
ボブゴブリンがいない限りエバー・サテンは使わないつもりだ。
防御力無限なので割と余裕で戦えている。
「あ、そうだ。」
いいことを思いつく。どうせ殴る蹴るで倒すなら効率的に倒せる方法を考えよう。その最中に何かスキルでも覚えられたら儲け物だからな。
お、さっそくよさげなのが来た。
「脛」
「ギッ!?」
まずは蹴りで後ろから脛を砕く。ゴブリンは身長が低い分、思いのほかすばしっこい。機動力を削げば戦いやすいだろう。
「ギイィ!」
「おっと。」
振り向いたゴブリンが棍棒で殴り掛かってくる。
ゴブリンの持つ棍棒の攻撃を手で受けてみる。
ぽすっ。...この音聞くと気が抜けるな。
「よいしょ。」
顔面に思いきり蹴りを叩き込む。
「ギャッ!」
...今更だけど俺のしてること滅茶苦茶ひどいな。いきなり本気で膝カックンしてからの顔面パンチ。仕方ない。人間に害をなす種族
(という設定のモンスター)だからな。
ゴブリンが息絶える。
あ、棍棒ドロップした。使えそうだな。
依頼達成まであと2匹くらいかな。頑張るぞ。
「...今度こそ依頼達成です...」
「はい、ありがとうございます!」
ギルドで討伐報告を終える。受付嬢の表情が変だな...
「どうかしましたか?」
「! いえ、なんでもありません!ただ...」
「ただ?」
「これほど執拗にゴブリンを痛めつける必要はないのでおかしいな~...なんて...」
あ。




