第1話
私の隣にはお節介な悪魔がいる。
子供の頃からずっと一緒に過ごしている。
…何故悪魔が見えるのか、とかは私にもわからない。気づくといたのだ。
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姫華side
姫 「ふぁーあ…」
いつも通り学校の為早起きをする。
ガ 「おはよう!!今日も学校頑張るぞぉっ!!!」
…ほんと元気だなぁ、ガクは。
あぁ、この悪魔の名前はガクっていうんだよ。
いつも呆れるほど元気なんだ。羨ましいほどだよ。
姫 「はいはい…んじゃ、今日も朝ごはんよろしくね」
ガクが作る料理は絶品だ。よくわからないけど何故か…懐かしい味がするんだ。
ガ 「おうっ!!俺に任せろ!」
ガクは目を輝かせながらキッチンへ向かった。
さて、私は歯磨きや顔を洗っておこうか。
冷たい水が気持ちよく目を覚ましてくれる。
歯磨きを済ませ、茶髪のくせ毛をブラシでとかしながらガクのいるキッチンへ向かった。
姫 「わぁ、今日も美味しそうだね」
キッチンへ向かうと脂の乗った鮭の塩焼きと香ばしい味噌汁ができていた。
姫 「やっぱり和食が一番落ち着くなぁ」
ガ 「ははっ、昨日はサンドイッチを頬張りながら『洋食最高ー!!』なんて言ってたくせに。」
「だってガクの作る料理は全部美味しいんだもん。」
と言おうとしたが、そんな事を言うとガクが今まで以上にもっと甘えてくると思い、口を閉ざした。
姫 「いただきます」
合掌し、朝ごはんを食べた。
鮭の脂と塩加減が絶妙でご飯が進む。
ガ 「お前って本当に美味そうに食うよな」
ガクが私に微笑みかけながら言った。
姫 「まぁ、美味しいもの食べてる時は幸せだからね」
ガ 「ふーん……そりゃ良かった」
ガクが顔を赤く染めた。照れているのだろうか?なんだか面白い。
※
朝ごはんを食べ終え、制服に着替える。
私の中学校の制服は比較的可愛い。
紺のセーラー服にピンクのリボンのタイ、紺のスカートだ。
ふんわりと甘い周りを魅了するような香りの香水を軽くつけ、家を出る。
姫 「行ってきます」
ガ 「忘れ物はないな!?体操服は持ったな?えっと…あと…」
ガクは本当にお節介だ。
まぁ、そこも可愛いとは思うけど。
※
学校に着き、教室に入る。もちろんガクも一緒。
姫 「お…おはよう!」
男子 「おはよう、星空!」
女子 「おはよー姫華!」
私はあまり前に出ないタイプだ。言っちゃえば陰キャラ。
席に着きお気に入りの本を読む。
窓から入ってくる風が私の茶髪の髪をなびかせる。
爽やかな風で凄く気持ちいい。
凛 「姫華。」
姫 「あっ、凛!」
華宮凛。私の彼氏だ。
いつも私の事を思ってくれる優しい彼氏だ。
凛 「あのさ…映画でも観にいかない?」
姫 「えーとなになに…悪魔の接吻…?」
凛 「そう!!悪魔と恋する女の子の話なんだけどすっごく面白そうでさ!!」
ふとガクの姿が頭をよぎった。
いや、私には彼氏がいるんだ。こんな事考えちゃダメだ。
姫 「いいね!!!いこういこう!!お昼はマツドナルドで大丈夫かな?」
凛 「全然OK!次は移動教室だから一緒に行こうぜ!」
姫 「うん!!」
ガクに話しかけようと振り返ると、そこにガクの姿はなかった。
姫 「ガク…!?」
ーーーーーーーーーー続くーーーーーーーーー
初投稿で読み苦しい部分があると思いますがお見逃していただきたいです(´・ω・)




