この声、届いてよ
喉から絞り出しても出てくれない音。
私は、失音症になった。
最初は一緒にいた友達もいたが、時が経つにつれて離れていった。
諦めかけて、手話を覚え始めたある日。
一人の少年が隣にいるようになった。
私は何度も拒否した。
同情なんていらないって伝えても彼は私の隣にいた。
そんな彼に少しずつ、惹かれていった。
前は邪魔とか思っていたが、今はそんなことはない。
そんな彼に声を枯らしてでも伝えたいんだ。
『好き』という言葉を。
喉から絞り出しても出てくれない音。
私は、失音症になった。
最初は一緒にいた友達もいたが、時が経つにつれて離れていった。
諦めかけて、手話を覚え始めたある日。
一人の少年が隣にいるようになった。
私は何度も拒否した。
同情なんていらないって伝えても彼は私の隣にいた。
そんな彼に少しずつ、惹かれていった。
前は邪魔とか思っていたが、今はそんなことはない。
そんな彼に声を枯らしてでも伝えたいんだ。
『好き』という言葉を。
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