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一家  作者: 大和香織子
第一章 被害
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6

 父                  


会社のやつの勧めで、とあるサイトを始めたんですよ。


そこで出会ったのがその人でした。


いや~それまでほとんど無趣味で過ごしてきたので、それをきっかけに人生が開けた感じです。その人を最初に見た時は、変わった人がいるもんだと思っていたんですよ。 


 そのサイトに載せている画像は普通だったのですが物は試しだと言う事で、その人にメールをしてみたんですよ。


 自分はおっさんなので、長男の名前と年齢で送りました。


 すぐに返信がありましてね、そこには大股広げて座っている画像が一緒に送られてありました。


 驚きましたよ。見てはいけないものをこうやって送りつけてくる人が現実にいるということに。


 そのうちに、パソコンを開くのが1日の一番の楽しみになり仕事が終わると今までは、寄り道をして帰っていましたが、寄り道なんかせずに早くパソコンが開きたくて仕方がなくなったんですよ。


 妻には知られてはまずいので、仕事を持ち帰っていることにしましたよ。妻は、早めに帰宅してくれるので嬉しそうにしていましたよ。

 

  その人とやり取りをしていたんですけど、いつだったか息子もそこに割り込んできたんですよ。それから急激に息子達と私でその人の取り合いみたいになっていきましてね、面白いでしょう、その人がそれだけ魅力的だったということなんですよ。


 で、パソコンを通してではなく直接会いたいという話になりましてね、息子達も一緒に会いに行ったんですよ。


 私一人で会いに行くわけではなく、息子達も一緒にでかけるので、妻にはどこに行くのかというようなことは聞かれなかったですよ。


 実際に会って話してみると、画面を通してみるよりも魅力的なんですよ。


 私だけでなく息子達もメールよりも面白い人だと言ってよろこんでいましたね。


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