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一家  作者: 大和香織子
第四章 最終章
41/46

4

 

家族の居場所が分かりその後レンタカーと新幹線で家に帰った私はすぐに探偵事務所に連絡を入れた。


「居場所は、もう分かりました。いままで支払った分その金額分は両親に何故そこで暮らす事になったのかを聞いてください、今度は期待していますから」


「今度こそはお任せください」


「本当にこれで最後ですからね、お願しますよ」かなり強い口調で私は言ったのだった。


 その後の探偵事務所は、これまでの仕事ぶりを思うと信じられない程の速さで家族がそこに暮らすまでの経緯を調べて来たのであった。


「調査結果


1「天の風」の教祖様と言う事には長い間、気がつかないでいた。


2海辺にある別荘地が売却され2千万円の利益を得て売却する。


3その後、海辺の別荘地に行くが何故か宗教団体が利用していた。


4そこに杉田薫がいたので驚きすぐに権利書を調べると、杉田薫名義から別の人に移っていたが、次の譲受人は「天の風」の一員である事が判明。


5慌てて家にかえり、金庫を調べてみたが既に蛇の抜け殻状態であった。


6金庫には暗証番号でしっかり守られていたがお父様が酔っぱらった隙に身体を奪われ油断させて聞き出して、全財産を奪われる。


7その後、杉田薫は豹変する。


8全財産を奪われたことで、返済が滞ってしまった父は息子にお金を借りようとしたが、杉田薫がうまく言いくるめた為貯金はなかった。


9返済に困り、退職金を宛てにして退職する。


10しかし退職金は下りず、ついには借金取りに追われる。


11お兄様の方にも借金取りが良し押せ会社に居づらくなった兄たちは自分から辞める


12杉田薫が自分も騙されお金を倍以上に増やそうと思ったが、大損してしまったが、今までお世話になったことを思うと力になりたいと言い借金は全て返却してもらう


13信者の人には言えないので地方で暮らして欲しいと言われ(金銭費用はもつから)お金が一円もないご家族の方々は貴女様が心配になったが、貴女様には言えないし迷惑を掛けれないからと何も言わずに移住した。


14長男様の婚約者桜は杉田薫の妹ではなく赤の他人で信者の一人、杉田薫を信じさせるために利用したと思われる。

                    以上」


…つまり「天の風」が初めから財産を奪う目的で家に近寄って、犯罪者になりたくないから全財産を奪っておきながら助け船を出したと…。


 桜とかいう女は最初から兄さんに気持ちがないどころか、兄さんは利用された…?



 なんて奴…極悪非道…。


 やり方が汚すぎる。


 許せない…。


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