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一家  作者: 大和香織子
第三章 数年後
29/46

5


名前 築山 北子

住所 ##県##市##町3_45

職業 家事手伝い

電話番号 012_345_6789

家族構成 一人

家族の職業 他界したのでなし

血液型 O型

自宅以外に家があればそちらの住所 なし

収入 0円

全財産 家と5千万

寄付意志 不明

希望するクラス  不明」


自分の本名で書いてしまうと正体がバレてしまう危険性がある為、住所と電話番号以外は出鱈目に書いたのだった。


 勿論、家と電話は天の風専用に用意したものではあるが。


「すみません希望するクラスってなんでしょうか」


「天の風はいくつかのクラスに分かれていてね、上に行くほど、ヘブン様に近づくことができるのよ。少しでもみんな上にいって幸せになりたいから上を希望するのだけど、人数が多すぎると色々と問題が生じるから、寄付金制度にしてその寄付金が大きいほど上にいけるようにしたのよ。勿論強制ではないから」


「あなたは結構寄付されたんですか?」


「まぁ人並みにはね…」そう言っておばさんはキリリとメガネを右手で上に上げた。

 

 察するに、このおばさんはかなりの額を天の風に入れることで、この中で代表をするまでの地位に成り上がれたのだろう。


 という事は、私の両親たちもその人にうまく言われ大金をさしだしたのかもしれない。

                  *  


では、天の風について詳しく説明しますね。


天の風というのは、皆さんよく勘違いされるのですが、宗教ではありません。


 ヘブン様は素晴らしい方なので、みんなが真似したくなるような方なのです、その結果ヘブン様を推奨する人が増えて今の形になったというだけの話です。ですから、宗教団体ではありません。


 巷では、天の風にお金を取られたと言う人もおりますが、お金を無視取るようなことは天の風は一切行っていませんので、そこは誤解なきようお願いします。


 そういう風に言われる方は、天の風をよく知らないのに文句を言っている人若しくは、思うように上に行けなかった事実を受け入れず不満を漏らしている人でしょう。


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