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秋の山中
単車で出掛けたい、そう思った私は街から山へ向かった。
街から郊外へ出るまでは交通量も多く煩わしいが、時期にのどかな風景になってきた。ようやく心が落ち着き景色を楽しめるようになった。
道すがらまだ店があるうちに冷えた体を暖めるためにラーメン屋に入る、しばらくして満腹感と熱を補充して店を後にした。
本格的に山に入っていくと段々と空気が変わっていく、目指すは今宵の宿がある温泉街。
山奥に入り、肌寒くなった空気を空冷四発のキャブ車で切り裂く。威勢の良い音を出しながら通り過ぎる山の木々は紅葉している。
紅葉の中から木漏れ日が差し込む道路を走りながら私は感動していた。
最高に今を生きてるんだと。




