Evergreen Avenue
涙を流せない少年 涙を忘れたい少女
二人の道が交わる時 何かが変わるのだろう
一人の少年の物語 たった一人で森の中
小鳥と歌い 風と駆ける 碧い空の下
周りには静かな森が ただ空しく
いつからだろう どうしてだろう 泣かなくなったのは
涙を流せない ただ漠然とした悲しみが そこに
涙はどんなのだったろうか 温かいのか 冷たいのか
それすらわからなくなっていた
Evergreen Avenue 静かなる道よ
願わくば 乾いた心の少年に
涙の泉が 溢れんことを
一人の少女の物語 たった一人で街の中
戦神が舞い 瓦礫が残る 黒い空の下
周りには崩れた廃墟が ただ虚しく
いつからだろう どうしてだろう 泣くようになったのは
涙を忘れたい ただ強くなりたいという願いが そこに
同じ悲しみを抱く人が これ以上増えないようにと
それだけが支えになっていた
Evergreen Avenue 遥かなる道よ
願わくば 濡れた心の少女に
強き光が 輝かんことを
Evergreen Avenue 大いなる道よ
願わくば 悲しき心の者達に
春の風が 吹き渡らんことを