ビジネスマンの美的感覚とは
唐突ですが、今の職場は美人やイケメンばかりです。
「嘘つくなや!」と思われたそこのあなた!
嘘ではありません!
もちろん私自身は醜いブサイクですが、ほとんどの部下は美しく輝いています。
私はいわゆる管理職を担っております。
その中で美的感覚については、学生時代や社会人なりたての頃と考え方が大きく変わっております。
学生時代や社会人のなりたての頃は、それこそ女優とかアイドルとかが美しさの基準でした。
私自身は元々豚顔が好きですけど、一般的にはブス専なのだろうなということを自覚している感じでした。
しかし、管理職をしていて部下に働いてもらう中で美的感覚そのものが変わってきます。
顔が良くても、仕事をサボっている風が見えたり、職場の雰囲気を悪くする人がいると、
「この人ブサイクだな〜。早く何とかせんと。」
と心の中で呟き、
何回か注意しても改善されない場合には
ある時期が来たら退職勧奨等を行うことになります。
文章にすると簡単ですが、退職勧奨の実際はなかなかキツイ。基本的に当人は自分自身が悪いとは思っていないわけですから。
(人間心理の原則のようなもの。人を多数殺した凶悪犯ですら、あの時はああするしかなかった、自分が悪いとは思っていない場合が多い。それに比べたら、仕事の雰囲気を悪くするぐらいのレベルのものなんて当人が自覚できるわけがない。その前提に注意して、退職勧奨を切り出します。)
キツイですが、
「このブサイクを放置しても良いという環境にしていたらさらなるブサイクを量産する可能性があり、かつ、そうなると美人やイケメンが転職を考える確率が上がりかねない。そうなると、いずれ会社は終わる。」
ということを肝に銘じて、言葉を選びながら退職勧奨を行っていくわけです。
言われた当人はその瞬間に顔をひきつらせ怒り出すことが多いですが、こちらも引けません。
事業を継続したり、成長したりという目的の視点で考えるからこその美的感覚ですね。仕事を行う中で何らかの問題を感じる人については、たとえ顔が良くても醜く思ってしまう。
反対に、一般的な美的感覚での顔面偏差値が30台のような人でも、仕事に対して前向きに取り組んでいる人であれば脳内で美人やイケメンに変換されます。
「いつもありがとうございます!」
「こんな美しい人に働き続けてもらって私は幸せです!」
と本気で思えてきます。
管理職あるあるwと
共感してもらえたら少し嬉しいかもしれません。
文章にして客観的に読むと、病んでいるような気がしなくもないですが(^_^;)、それは仕方ない。だって管理職だもの。
顔の造形の影響がほとんどない業界にとっては仕事に前向きに取り組める人が美しいわけです。
それは間違いありません。
ブサイクなのは私だけで良いのですよ。
本当、退職勧奨を行っている時の私の顔は、相手から見たら超絶ブサイクだと思います。
「なんでこんなブサイクに辞めるように促されなきゃいけないんだ!」って。
私自身が超絶ブサイクだと思われようが、職場にブサイクが量産されなければそれで良いのです。
だって、それが管理職の存在価値ですから。