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消えた一家  作者: 篠田 織亮
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プロローグ

ホラーサスペンスというジャンルに始めて取り掛かったので、温かい目でご覧下さったら心強いです。

プロローグ



これは、1953年の秋の終頃の事であった。


北海道の山奥にそれはあった。


その当時その地方では、とても珍しく洋館があった。


その洋館は、いかにもって感じな煉瓦造りで周りの柵も煉瓦造りで、どこかのお化け屋敷みたいだった。


そこの家主は、平野 正行と言ってこの地方では知らぬ者もいないほどの大富豪だった。


彼は、3年前にこの地へお見合いで知り合った妻である沙知絵と長女の真凛とその弟の拓馬と家族4人で越して来たのである。


そして専属の使用人の清と満子の2人と庭師の好久と言う男がいた。


平野 正行は、どちらかと言うと家族を大切にする優しい男で妻は、物静かで夫である正行を支え子供の面倒見が良かったので、真凛と拓馬に甘えられていた。


そんなどこにでもある家族の幸せは、続くかに思えていた。


この時までは…


時が経つこと半世紀


東京のとある街外れの一軒屋にそれは、あった。


(松本)と表札がでていた。


その家は、とても新しくいかにも新築の家だった。


そこに住んでいるのは、松本 麗子と言う歳は、25歳前後の独身の女性だった。


彼女の悩みは、背が小さい事とあまり大きくない胸の事だった。


それはさておき、彼女は小さい頃から近所でよく遊んでいた友人の神崎 美夏がいた。


美夏は、歳が同じ割に身長も高く胸もとても育っていておっとりした性格だった。


だがつい2年前急に彼女が消息をたったのだ。


不安に思った麗子は、警察に届け出たのだが更に1年が過ぎた。


しびれを切らした麗子は、美夏の家に許可を得て立ち入る事ができた。


中に入るといかにもらしい落ちついた部屋だった。


何か変わった物とか無いかと探し物をしていると、麗子は偶然1通の手紙を見つけた。


麗子は、美夏に彼氏いたっけと思いながらその手紙を見た。


(神崎 美夏 様) と言う書き出しまでは、普通としてその後が問題だった。


(旦那様が我が屋を売りたいので、今度都合の良い日に宜しければ来て下さい。その時は、くれぐれも他の人のご同行は、ご遠慮下さい。旦那様は、人をあまり家に入れると掃除がどうのこうのと仰るので、くれぐれも1人で来るようにようよろしくお願い致します。)と言う物だった。


美夏は、個人で不動産屋を経営していたのである。


麗子は、美夏の経営する不動産会社に入らないかと創設当時は、言って来たのだが麗子は他に頑張りたい事があると誘いを断っていた。


麗子は、「何よこれ」と独り言を言いながらも差出人とどこから来たのかを見た。


差出人は、(田谷 好久)で場所は北海道であった。











よくぞこの小説を最後までお読みくださって誠にありがとうございます。もしか意見やアドバイスそれとリクエストなどがありましたら、お手柔らかに教えて下さいますようよろしくお願い致します。

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