彩獄を生きた傀儡(仮) ~予告編~
はじめまして、波摩璽と申します。読みはハマジです。
これは多分投稿するであろう物語の前振りになります。
年内に一話以上投稿できるように頑張りますのでよろしくお願いします。
とある少年の話をしよう
その少年はどこにでもいる普通の人だった。
親が少々特殊な点を除けばごく平凡な生活を送り
人並みの幸せをかみしめて天寿を全うしたはずであろう人間
その少年は『夢』がなかった
幼いながらもこの世は『有』『無』でしか評価されないことを知った
何もかもがその中間である自分は全てが『無』と評価されたことも知った
頑張ってそれを返上しようとしたが、『有』にならない限り認めてくれる人がいないことも知った
だからその少年は自分の全てを1と0に分けた
出来るか、出来ないかだけを残し
出来そう、出来るかもしれないという希望を徹底的に削った
必然的に『夢』はその研磨作業で削り取られた
ここに強制しなければ何もできない傀儡が誕生した
数年後、少年はそれなりに自分で行動することにした
それはささいなこと
好きな漫画を読む
好きなゲームをする
好きな小説を読む
クラスメイトと話をする
体を全力で動かす
今までモノクロでしか見えなかった世界に色がついていくのを感じた
全てに色がつき、自分の色がなんとなく分かった時
後悔した
出来るか出来ないかで生きてきた結果、少年は人を信じていなかった
人とふれあうことで生まれる不確定要素を少年は排除してきた
自分のことを知って受け入れる人がいる『かもしれない』が、拒絶される『かもしれない』
それは出来る出来ないで判断してきた少年にとって『可能性』は排除すべき対象
なので少年は他人との付き合いが無い
そのことに後悔していた
目の前を見る
道が途中で途切れている
その先には崖、しかも雲の上まで伸びている
進むのならよじ登らなければならない
それを確認したうえで少年は前に進んだ
まだ『可能性』を捨てきるのは遅い
無駄な時間を過ごしたおかげで他の道は無くなったが
この道を進んでいけば
傀儡から人になれる
そんな『可能性』を信じて進んだ
しかし、世界とは無情なもの
その可能性に挑戦する前に存在していなかった崖から落ちることになる
それは一種のバグ、神の争いに巻き込まれたと言う非常に身勝手なものだった
こんな感じでスタートするんですが、ちゃんとフラグ回収出来るのだろうか……早くも心配です。
この物語はチート(?)オリ主+転生+クロスオーバーで作っていこうと思います。
色々言わないといけないことがあるように思うのですが、思いつきません……
拙い腕前ですが、どうかよろしくお願いします