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小説フルコース

前菜:東欧の朝

作者: 川里隼生

我らがヴァレンシュタインに、今日も朝が来る

畑の野菜の朝露は、宝石のように輝きはじめる

空は東の山々の方から、段々白に変わっていく

雲は微かに紫がかり、そして薄く広がっている

夜のカーテンが開けられていく、秋のあけぼの

土地が違えど、時代が違えど、その美しさは変わらない

はるか昔、ある国の詩人は春の夜明けが美しいと詠んだ

エリーゼ様が、私の詩を見て、肯定するように微笑んだ

秋だって夜明けは綺麗よね、と、私は言われた気がした

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