紡ぐキルト
足袋がない。
堺に行こう。
「快調だ」
「夢のようだ」
みんな浮かれていた。
スライムがやって来た。
勇者が出てきた。
「私に任せなさい」
スライムはやられて逃げていった。
勇者はドヤ顔をした。
町で団子を食べた。
悪人面の男がやって来た。
「兄さん、金だしな」
僕は一銭しかなかった。
ボコボコにされた。
ついていないよ。
お寺に行った。
お坊さんがたき火をしていた。
焼き芋をくれた。
最後のお願いを仏様に祈った。
「お前さんはクソゲーにはまっているよ」
仏様はそう言った。
「どうすればいいですか?」
「沢庵和尚の所に行きなさい」
武蔵の無双がここに始まった。