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雨の日に想う


 ずっと、雨が降り続けている。きょう一日、ずっとだ。


 雨の日はトンボを見かけない。晴れの日にも見かけない。

一体どこに住んでいるのだろう。普段見かけない虫たちはどこに住んでいるのだろう。見えているようで見えていないもの、意識してもわからないもの。


 一生わからないまま過ごしていくのだろうか、憂鬱な気持ちになる。

降り続ける雨は誰の心を映しているのだろう。想いを逃がすように窓を開けてみる。私はびしゃびしゃになった。私の反射神経はさほど良くない。窓を閉めたのは一通り雨を顔に受けてからだった。


 お風呂に入ることにした。雨の日のお風呂は格別なものだと思う。断続的に続く打ち付けるような音を、断絶された空間で湯気が立ち昇る様を見ながら聴くのは心地よい。


・・・・・・


未だに雨はざーっざーっと降り続けている。

どうして降り止まないのだろう。

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