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あの後、親らしき竜が来てご飯 (っぽいもの)を雑に置いて去っていったのだけれど、あの、とても生々しいものが目の前に…えっこれ食べるの?正気?いや美味しそうだけど…生肉というかちっこい動物丸々を見て美味しそうとか思う時点でなんかもう駄目な気がする……
「キュッ」(パクッ)
うーん…美味しくも不味くもないような…いや多少は美味しい…?うん、悪くない。
水は、近くの湖で飲むけどあまりにもでかいからなんか居ない?大丈夫?って思いながら飲んでる。いや親らしき竜も飲んでたし、多分大丈夫。だといいな。
《とても清々しい朝ですね…!初めましておはようございます簡単な説明をしに参りました!》
「ギュッ!?(ワンモア…!?)」
《ワンモア…?ああ、そういうことですね。いえ先日の担当は違いますよ。初めまして〜!》
「キ、キュウ…(は、はじめまして…?)」
《はい、ありがとうございます。では始めますね。まず、この世界についてはご自分で調べてください。そこのサービスは致しません。次に、能力について1つだけ。リア様は人化が出来ます。さらになんと外見のみ性別を変えることも出来ます…!あ、もちろんこの世界の言語の理解は出来るように調整しました。これだけでも出血大サービスものなのであとは程々に頑張りましょうね…!!それと、簡単な鑑定を行うことが出来ます。これは、リア様自身にも使えます。ただ、簡単なものなので精度の保証は致しません。以上になります。あれ?2、3個ぐらいになりました?気の所為です!質問は受け付けておりませんのでそれでは!》
名前リアって言うんだへ〜…人化に言語理解に鑑定か。無難…「キュウウウウウウ!?(え、そんな急に!?)」
自由か。
まあ…いっかこちらから連絡無理みたいだし、物は試し…
「キュッ」(人化)
…いや、ちっちゃ。完全によちよちしてるが…?湖、湖…
「おーぷにぷに」
とりあえず湖を覗いて見るとそこには銀髪碧眼の幼女がいた。やだ天使………
(5分後)
はっ見惚れすぎた。
「よーちこのちょうしてねんえいそうさできうかな〜…ふんっ」(人化)
…よし成功。鎖骨ぐらいまでのサラサラストレートな銀髪、困り眉にちょっと猫目の綺麗な瞳、いや美人…顔が…良い…………
(5分後)
はっ見惚れてた。
「何回この下りやるの…でも、性別も変えられるってあの変な人…人なの…?は言ってましたね。よし」(人化)
…あらやだ顔が…良い…………(頭抱え)ちょっと癖毛な銀髪でキリッとした碧眼、君は王子か…?竜です。冷たい雰囲気になるのね。なるほど。これも練習すれば自由自在になったりするんだろうか?色とかパーツとか。
でもこの雰囲気だと敬語でいくか迷うなあ…贅沢な悩みだ。ところで個人的にはとんでもない美形なんだけどこの世界的にはどうなんだろうか…どっちに転んでもいいようにフード欲しいな…うん着てる服に付いてるね。初期装備ですね!なんでかまったくわからないけどありがとう!
せっかくだしこのまま散策するか…




