精神世界編7
合計PVが300超えてました!!なんだろう地味にうれしいですwブックマーク等よければお願いします。
「あのその例えはどうかと....もっとその他にありませんか?」
流石に力を出すイメージと〇〇〇を捻り出すイメージが結びつかない
「なんだいなんだい!!我儘だな君は~う~~ん、ならお腹に力を込めて丸い光のようなものをイメージしその光が体全体に流れるようにしてみてはどうだろう?」
テトラさんの腑に落ちない感が凄い、がまださっきよりかはわかりやすい。
改めて言われた通りにお腹に力をこめイメージしてみる....?なんだろう身体が熱い?
「うん、成功したね!!多分その感覚がマナを練る感覚だと思うよ、正直僕にもよく分からないんだけどね....この力を理解することがこれから先の僕の課題だね~」
うんうんと頷き悦に入っている、マナを練る感覚はなんとなく分かったんだけど....そもそもこのマナをどうすればいいんだろう?
「あのテトラさん、これからどうすれば?」
「ん?う~~~ん...とりあえず思いっきりこれを殴ってみるかい?」
とまた何もない空間から何処にしまってあったのか僕と同じくらいの岩を取り出してきた。え?殴る?これを?
「何ビビってるんだい?多分今のその状態なら粉々にできると思うよ?さっきステータスを見たら全てのアビリティが倍以上に上がってたからね」
アビリティ?またよく分からない単語が....うんでもテトラさんを信じてみよう....
右手に意識を集中して思いっきり岩を殴ってみた、拳が岩に触れた瞬間僕と同じ大きさの岩は大きな音と共に砕けた....その横にはほらね?と言わんばかりに満足げにニタニタしているテトラさんがいた
信じられないとばかりに呆けている僕に銀髪少女は尋ねてきた
「どうだろう?今から実戦に移ろっか」
「実戦?え?はぃ??」
いきなりの提案で顔をひきつっている僕に銀髪少女は真剣な面持ちで続けた
「さっきも言ったけど君は今まさに死にそうなんだよ、というより殺されそう?この....豚人間?みたいな生命体に....で今は時間を止めているのではなくて単純に時間が遅くなってるだけなんだよってここまでは説明してたよね」
心配そうな顔で訪ねてくる銀髪少女に現状を受け止めコクリと頷く
「今僕達は君の精神世界に居るわけだよそのお陰で外の時間とは違うんだけどね~、で今からこの精神世界から現実世界に意識を戻すから、あの豚人間君を君の力でやっつけちゃえ!!」
唐突すぎて理解が追い付かない、例え岩を砕いた時のようなさっきみたいな力ならなんとか出来たかもしれない....でも僕の現実世界の状態は首寸先まで剣の刃が迫っていて、後数ミリで触れるところまで来ている。どう足掻いても現実世界に戻った瞬間に首を切られてしまう....どういった考えがあって言っているのか僕には分からない....
「あ、あの....テトr」
疑問をぶつける瞬間
「よーーし行ってみよう!!!!」
意識を現実世界戻された....
あ、これ僕死んだ
ここまでのEpを精神世界編に変更し、これまでのEpも短い章はまとめていこうと思います。
やっと次章に行けます。長かったw