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scene:80 戦争終結

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 カッシーニ軍は休戦協定を破り自由都市連盟の領土に侵入すると、幾つかの小隊を近隣の町に向かわせたようだ。その行動は自由都市連盟軍を混乱させる狙いもあったらしい。

 だが、その動きに気付いた自由都市連盟軍は、騎乗兵を率いるヴォレス大尉を出撃させ制圧。結果、敵本隊だけが残った。敵本隊は兵士一〇〇〇〇、軍用傀儡二〇〇体の本格的な攻略部隊である。その攻略部隊がニルム砦を取り囲んだ。


 攻め込んだカッシーニ軍の作戦は、ニルム砦に自由都市連盟軍の戦力を封じ込め、分離した小隊が周辺の町を攻略する作戦だったようだ。

 ヴォレス大尉が第二騎乗傀儡特別大隊をニルム砦から出撃させた事で、カッシーニ軍の戦力封じ込め作戦は一部失敗した事になる。

 しかも、騎乗傀儡特別大隊がカッシーニ軍の小隊を制圧した事で、自由都市連盟軍の混乱は起きずニルム砦の封鎖だけが完了した。


 カッシーニ軍の総指揮官であるロドリアス大将は、ニルム砦の出入り口付近に土嚢を積み上げ完全に封じ込める為の作業を始めていた。砦から一定の距離を置いて土嚢を積み上げているので、ぎりぎり砦からの攻撃は届かない。

 中の自由都市連盟軍は、何度か外へ出撃しカッシーニ軍を攻撃する。だが、カッシーニ軍により押し戻され、砦に退却させられた。


 一方、エイタ達はバルムの町で負傷者の手当てを手伝っだっていた。多くの住民が殺され、火を掛けられた町は無残な姿になっている。

「二人が騎乗兵を呼んで来てくれなかったら、危なかったよ」

「砦に行く途中で、会ったんだよ」

 モモカが嬉しそうに言った。メルミラも笑顔でモモカに寄り添う。


 喜ぶエイタ達に、深刻な顔をしたヴォレス大尉が歩み寄る。

「エイタ顧問、まずい事態になりました」

「ん? 何が?」

 ニルム砦がカッシーニ軍により封鎖された事を、ヴォレス大尉が伝えた。

「大変じゃないか。どうするんだ?」

「我々だけで、カッシーニ軍を排除するのは無理です。ユ・ドクトに増援を求めなければ」


 エイタはルチェス少佐の部隊がニルム砦へ移動の途中である事を思い出した。その部隊は、アサルトスパ三〇〇機を所有する大隊規模である。

「ルチェス少佐が、近くまで来ているはず。彼の部隊と合流するべきだ」

「そうだった。伝令を走らせます」

 ヴォレス大尉は急いで伝令を送った。


 翌々日、ルチェス少佐の騎乗傀儡特別大隊とバルムの町で合流。早速、エイタ達は作戦会議を開き、ニルム砦を封鎖しているカッシーニ軍をどうやって排除するか話し合う。

「封鎖している敵兵を短時間でも排除すれば、ホメンドーラを出撃させられる。その方法を考えてくれ」

 ルチェス少佐を中心に、作戦案を練り上げる。

 纏まった作戦案は、シンプルなものだった。


 ルチェス少佐が率いる騎乗傀儡特別大隊は、カッシーニ軍に気付かれないようにニルム砦の近くまで移動。アサルトスパなら、一息で到達可能な距離である。

「これから奇襲を行う。狙うのは敵兵だ。軍用傀儡が出て来たら引きずり回して逃げろ」

「キャノンベアが出て来た場合の対応は?」

 騎乗兵の一人が砲撃され場合の対応を確認した。

「射程外へ逃げろ。追って来るようなら、特殊大型雷撃弾の使用を許可する」

 ルチェス少佐の合図で、数百のアサルトスパが新型マナシールドの起動スイッチを押す。もちろん隠蔽モードである。アサルトスパと騎乗兵の姿が陽炎のように揺らめいて消えた。


 ニルム砦を包囲しているカッシーニ軍の指揮官は、ロドリアス大将の側近であるミケラル少将だった。

「増援部隊は、どれほどで到着する?」

 少将の質問に答えようと声を上げたのは、部下のボルノフ大佐である。

「明日か、明後日になると思われます」

「そうか。最大二日持ちこたえれば、勝利に手が届くのか」

 カッシーニ軍の作戦は、ミケラル少将の部隊がニルム砦を封鎖している間に、別働部隊が周辺の町を制圧し最終的に自由都市連盟の七大都市の一つド・バリフスを攻め落とすというものだった。


 しかし、その別働部隊が騎乗傀儡特別大隊により潰された。それを知ったミケラル少将は、ファダル砦のロドリアス大将に周辺制圧に向ける戦力の派兵を依頼。ミケラル少将はじりじりとしながら、増援部隊の到着を待っていた。

 軍用テントの前で待つミケラル少将は、固く閉ざされた砦の門を睨み付けてから、背後を振り返る。何か物音がしたような気がしたからだ。

「何か聞こえなかったか?」

 ボルノフ大佐は首を傾げ、周りを確認し否定する。

「気の所為ではないですか」


 少将も確認し、気の所為だったかと思い始めた時、軍用テントが爆発した。その爆風で少将と大佐が吹き飛ばされる。

 ゴロゴロと地面を転がった少将がよろめきながら起き上がる。

「な、何が起きた?」

 先程まで何も存在しなかった背後に、敵の騎乗傀儡の大群が走り回る姿が目に入る。

「敵襲だと……そんな馬鹿な!」


 カッシーニ軍は混乱し、指揮系統が乱れた。その隙を突いて騎乗兵が暴れ回る。ダブルショットボウに特殊大型爆裂弾を装填し、砦から離れた地点に張られている軍用テントを目掛けて発射ボタンを押す。

 それらの軍用テントの近くには、小隊や中隊の隊長達が集まっていた。その結果、爆裂弾が生み出した衝撃と爆風により隊長達がダメージを負う。

 中には死んだ者もいる。一部の兵士達がパニックを起こし逃げ始めた。


「馬鹿者! 敵は騎乗兵だけだ。軍用傀儡に相手をさせろ!」

 ミケラル少将が大声で命じた。

 その命令でヴィグマン()型とキャノンベアが動き出す。この二種の軍用傀儡は盾を装備していた。

 騎乗兵達は、敵の軍用傀儡を見て逃げ出した。ヴィグマン()型とキャノンベアは追いかけ始める。少しの間、騎乗傀儡と軍用傀儡の間で逃走劇が続いた。

 だが、それをミケラル少将が止める。罠だという可能性に気付いたのだ。


 その判断は間違いなかったが、遅かった。砦の門から敵軍用傀儡が離れたのを確認した瞬間、ニルム砦のクロンバイト少将は、門からホメンドーラ二〇〇体を出撃。

 混乱するカッシーニ軍の中に飛び込んだホメンドーラは、ストームガンの弾丸をばら撒き始める。その弾丸を受けたカッシーニ軍兵士がバタバタと地面に倒れた。

 ミケラル少将はヴィグマン()型とキャノンベアに戻るように命じた。だが、ホメンドーラは散開し敵兵を倒し続ける。


 ミケラル少将は怒りと無念さで身体を細かく震わせてから、退却の命令を発した。

 自由都市連盟軍は追撃を開始。長い追撃戦の後、ファダル砦に戻れたミケラル少将の部下は、当初の四割にまで減っていた。

 ロドリアス大将に報告したミケラル少将は、厳しい叱責を受ける事になる。

「貴様、一度は封鎖に成功しながら、数百の騎乗兵に奇襲されただけで逃げ帰るとは……不甲斐ないにも程がある」

「申し訳ありません。ですが、あいつらに気付いた時には、攻撃されていていたのです。何か理由が有るはず」

「ふん、貴様らが油断していただけではないのか?」

「決して、油断などしておりません。信じて下さい」

「貴様の話を信じると、騎乗傀儡の集団が空から降って来たかのように現れた事になる。……有りえん」

 ミケラル少将は思い付いた考えを提示する。

「もしかすると、あの地点には秘密のトンネルのようなものがあったのかもしれません」

「……その可能性は考えられる」

 この時点で、カッシーニ軍は『隠蔽』の魔導紋様が使われた可能性を全く考えていなかった。


 ロドリアス大将は窓に近付き、砦の外を見た。砦の外を自由都市連盟軍の兵士と騎乗傀儡が取り囲んでいる。

「チッ、逆に我々が敵に取り囲まれているとはな。休戦協定まで破って実施した作戦だったのに……」

 ミケラル少将が口を挟む。

「奴らが囲んでいるのは、前面だけです」

「後ろが開いているから逃げろとでも言うのか」

「いえ、増援部隊が到着するはずです。彼らと力を合わせれば、包囲網を破り攻勢を掛ける事も可能です」

「分かった。増援部隊を待ち、奴らを蹴散らす」


  ◆◆◇◆◆=◆◆◇◆◆=◆◆◇◆◆


 カッシーニ軍の基本方針が決まった頃、ユ・ドクトの連盟総長執務室ではダルザック連盟総長とキリアル中将が、今後の戦略について話し合っていた。

「中将、騎乗傀儡とホメンドーラの活躍で危機を乗り越えたようだな」

「はい。ですが、新型マナシールドを使ってしまいました」

「敵に気付かれたと思うか?」

 連盟総長は『隠蔽』の魔導紋様が気付かれたかどうかを心配した。

「どうでしょう……不意に現れた騎乗傀儡を不審に思っているでしょうが、『隠蔽』の魔導紋様だとは気付いていないと思われます」


「では、もう一度くらい同じ手が使えるな」

「ええ、同じ手でファダル砦を落としてみせます」

 キリアル中将は連盟総長に約束した。それを聞いた連盟総長が、久しぶりに笑顔を見せる。

「期待していいんだな」

「この戦争を終わらせます」


 そこに高等管理官ベスルが訪れた。

「ジッダ侯主連合国との交渉が、決着しそうです」

 中将も興味を惹かれたようで、ベスルに注目する。

「それで、例の件はどうなった?」

「講和条約に、ヴェルナー湿原が我が国の領土だと認める旨を、盛り込む件を承知させました」

「よくやった」

 連盟総長が大きな声で褒め、キリアル中将が満面の笑みを浮かべる。


 自由都市連盟の首脳陣は、カッシーニ共和国が発見したヴェルナー湿原に存在する道と島を確認し、湿原であっても大きな可能性がある事を知った。

 連盟総長は、ジッダ侯主連合国から賠償金を取ると同時にヴェルナー湿原の領有権を認めさせるように指示を出していたのだ。

「よし、次はカッシーニ共和国だ。奴らにもヴェルナー湿原の領有権を認めさせる。その為には勝たねばならん」

 連盟総長の言葉にキリアル中将が頷く。

「必ず勝利を我が国に」


  ◆◆◇◆◆=◆◆◇◆◆=◆◆◇◆◆


 カッシーニ軍のファダル砦は、自由都市連盟軍により包囲されていた。ロドリアス大将は籠城する事に決めたようだ。

 ルチェス少佐は高い防壁で守られた砦を何度も見上げた。

「例のものは、まだ到着しないのか?」

 一緒にいるヴォレス大尉に尋ねた。

「予定では、そろそろ到着するはずです」

 ルチェス少佐が待っているのは、攻城兵器である。


 その攻城兵器が到着。自由都市連盟軍の作戦が開始された。

 騎乗傀儡が砦の周囲を駆け回りながら、ダブルショットボウで焼夷弾を砦内部に撃ち込む。山なりに飛んだ焼夷弾は、防壁を飛び越え内側の兵舎や倉庫を破壊し、燃え上がらせた。

 ただカッシーニ軍も、前回ダブルショットボウの焼夷弾により攻撃された経験から、対策を講じていた。

 兵舎や倉庫の屋根の上に土嚢を並べ、燃え難いように工夫していたのだ。但し、焼夷弾が屋根ではなく壁などに命中して内部に抜けると、対策も意味をなさなかった。


 カッシーニ軍は最初に弓兵を防壁の上に上げ、騎乗兵に向かって矢を放った。しかし、マナシールドを持つ騎乗傀儡には効き目がないと気付き、キャノンベアを防壁に上げ砲撃を命じた。

 その様子を見ていたルチェス少佐が声を上げる。

「敵の注意が、騎乗兵に集まっている。今がチャンスだ。攻城兵器を押し出せ」

 巨大な荷車を曳いた四体のホメンドーラが戦場に現れた。荷車の荷台はホロが被せてあり、何を乗せているのか分からなかった。四体は馬力全開で荷車を西側の防壁近くまで運んで行く。

 カッシーニ軍が気付いた時には、荷車は防壁の近くまで来ていた。


「いかん、キャノンベアはあれを止めろ!」

 ロドリアス大将が荷車を発見して大声を上げた。キャノンベアの砲撃が荷車とホメンドーラに集中する。

 何故か四体のホメンドーラが荷車を放棄して、防壁に沿って走り始めた。走りながらストームガンが、防壁の上の敵兵を掃射する。

 慌てて身を隠す敵兵。敵の注意がホメンドーラに集中した時、残された荷車が揺れた。だが、揺れただけで、カッシーニ軍の将兵の目には脅威となる存在は映らなかった。


 戦いがホメンドーラとキャノンベアの戦いに移り、ロドリアス大将が何とか撃退できそうだと思った時、西側の防壁で凄まじい音が響き渡り、防壁が震えた。

「な、何が起きた」

 巨大なドリルを回転させながら、防壁に穴を開けようとしている攻城兵器が、ロドリアス大将の目に飛び込んで来た。

「馬鹿な……攻城兵器を近付けさせる隙などなかったはずだ」

 自由都市連盟軍の攻城兵器には、新型マナシールドが装備されており、『隠蔽』の魔導紋様により一時的に姿を隠していたのだ。破壊される危険を犯し荷車を防壁まで近付けさせたのは、マナシールドの発動時間が制限されており、その効果が消える前に防壁まで辿り着かねばならなかった為である。


「クソッ、あの攻城兵器に砲撃を集中させろ!」

 ロドリアス大将が吠える。

 キャノンベアは攻城兵器に砲撃を当てようとした。だが、攻城兵器が防壁に近付きすぎており、狙いが付けづらい。攻城兵器の周りで着弾した爆裂弾が爆音を響かせる。だが、地面に穴を穿つだけで頑丈に作られている攻城兵器にダメージを与えるものは少ない。

 カッシーニ軍が手間取っている間に、攻城兵器のドリルが防壁の石を削り取っていく。ドガガガ……という凄まじい音を響かせながら、防壁を構成している石材が崩れ落ちた。


「クソッ、崩れ落ちた箇所に兵を回せ、キラーマンティスも向かわせろ」

 ロドリアス大将の命令が飛ぶ。

 攻城兵器が防壁を突き抜け砦の内側に到達した。その背後には大きな穴が開いた防壁。

「ホメンドーラを穴に突入させろ!」

 ルチェス少佐が命じた。二〇〇体ほどのホメンドーラが現れ、穴に向かって殺到した。穴を潜り抜け砦の内部に入ったホメンドーラが、雨にようにストームガンの銃弾をばら撒く。

 その銃弾によりカッシーニ軍の将兵が次々に倒れる。それは戦いでなく虐殺だった。


 ホメンドーラの一体が、カッシーニ軍の防御を突き破り、ロドリアス大将達が指揮を執っている場所に飛び込んだ。ストームガンがロドリアス大将を始めとする将官をなぎ払う。

 この瞬間、カッシーニ軍の指揮系統が崩壊した。ファダル砦は自由都市連盟軍により占拠され、自由都市連盟とカッシーニ共和国の戦いは自由都市連盟軍の勝利で終わった。


 ファダル砦を奪われたカッシーニ共和国は敗北を認め、終戦交渉を呼び掛けた。

 ぎりぎりで戦っていた自由都市連盟は、それを受け入れる。

 自由都市連盟は終戦の条件として、賠償金とヴェルナー湿原の領土承認を提案し、受け入れられた。


  ◆◆◇◆◆=◆◆◇◆◆=◆◆◇◆◆


 戦争が終わった後、エイタは軍の非常勤技術顧問という地位を返上しようとした。だが、キリアル中将とダルザック連盟総長により引き止められ、五年間顧問として働く事となる。

 その五年で、騎乗傀儡の完成形とも言うべき騎乗傀儡を開発。それだけではなく本格的な新型軍用傀儡を開発し、名機開発者として歴史に名前を刻んだ。


 エイタは軍用傀儡の開発だけではなく、探索者としても活動を続けた。本格的な強化装甲鎧を完成させ、高難易度迷宮をモモカとメルミラと共に攻略する。

 探索者の間でもエイタ達は有名になり、エイタが製作した強化装甲鎧は探索者達の目標となった。


「お兄ちゃん、準備できた。行くよ」

 大きくなったモモカは、エイタに声を掛けた。

「そんなに急ぐ事はない。どうせ、連盟総長からの呼び出しなんて碌なもんじゃないんだから」

「……そんな事言って。この国で一番偉い人が呼んでいるんだよ」

 エイタは溜息を吐いた。

「でも、この前呼び出された時は、ブロッホ帝国と紛争が起きた時だっただろ。何かあると呼び出されるんだから、嫌になる」

 エイタは自動傀儡の天才開発者という名声を得た代わりに、他国からは警戒される存在となった。時間ができたら、他国を回って見聞を広めようと思っていたのだが、今ではそれも難しい。


「そんな事言わないの。お兄ちゃんの事を頼りにしてくれているんだよ」

 モモカが笑って誇らしそうに言った。

 エイタはその笑顔を見て、自分は幸せなんだなと感じた。新しい祖国と多くの友人、モモカ、メルミラ、アリサなどの家族に等しい者達に囲まれて暮らしているのだから。


今回の投稿分で、この物語は終了です。

戦争も集結したので区切りがよく、終わりにする事にしました。

最後までお読み頂いた読者の皆様には感謝いたします。

その代りと言ってはなんですが、

『天の川銀河の屠龍戦艦』

 というSFを始めました。

よろしければ、こちらも読んで頂くと嬉しく思います。

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