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scene:49 ライバル?

 警邏隊が凱旋して三日目、エイタは工房で頭を悩ませていた。目の前には迷宮の隠し部屋で記憶した魔法紋を書き写した紙が広げられていた。

 一つ目は『嵐狼』と呼ばれるストームウルフの内部から見付かった魔法紋、もう一つは『炎列砲』と呼ばれるフレイムビートルから見付かった魔法紋である。

 因みに、三つ目の魔法紋は解析に時間が掛かりそうなので暫くは放置する事にした。


「ストームウルフのものは『大気制御』、フレイムビートルは『燃焼』と『結界』を組み合わせたものか」

 防御力が高い魔物用の武器が欲しいエイタは、新しく手に入れた魔法紋を調査しながら構想を練っていた。

 最初に思い付いたのは、敵の頭上の大気中から燃焼気体を集め圧縮し敵に向かって投下し爆発させると言う武器だ。爆発で魔物の装甲を貫く事は出来ないかもしれないが、爆発の衝撃で魔物の体内にダメージを与えられると考えた。

「あれっ、魔物にダメージを与えるほどの爆発だと近くにいる味方も吹き飛ばされそうだな……あかん」


 次に考えたのが、プロミネンスメイスの技術を応用したもので、プラズマを結界の中に閉じ込め投射する武器である。プラズマを結界で包み込むのは拡散するのを防ぐ為で、そうしないとプラズマは拡散し周囲に散らばってしまう。

 プラズマの高熱で敵の装甲を焼きダメージを与えられるかもしれない。そう考え研究してみたが意外に射程距離が短い事が判った。

 プラズマを封じ込める程の強度を持つ結界を維持したまま遠くまで飛ばすのが難しいのだ。結界はその発生源から離れるほど維持するのに必要な魔力が増加し五マトル《メートル》程で限界に達し結界が解除されてしまう。

 大型の魔物と戦う場合、五マトル《メートル》は接近戦と同じである。もう少し射程距離が欲しいと考えたエイタは、弾丸自体を魔導弾とする方法を考えた。弾丸にプラズマ発生と結界の維持する機能を持たせるのだ。エイタは可能だと見当を付けるが、物凄く高価な弾丸になりそうだ。

 また、プラズマではなく別のものを弱い結界で封じて飛ばす事も考えたが、射程距離は伸びてもエイタが求める威力を実現出来ないと諦めた。


 そして、最終的にものになりそうだと考えたのが、投擲武器だった。もちろん投げナイフやブーメランのようなものではない。

 形としては拳の半分程の大きさが有る魔剛鋼製球体である。中には『慣性加速』と二重の結界を張り外側の結界と内側の結界の間にプラズマを発生させ、敵と高速で衝突する瞬間プラズマを敵に叩き付けダメージを与える。

 この投擲武器はもう一つの魔導工芸品と対で使用しようと思っている。『物品召喚』を刻印した籠手である。この<召喚籠手>は左手に嵌め、攻撃が終了した魔剛鋼製球体を回収するのが役目である。

 <召喚籠手>が召喚出来るのは、マーカー端子が埋め込まれている物体だけであり、投擲武器である魔剛鋼製球体にマーカー端子を埋め込む予定である。


 エイタは新しい魔工兵器を『プラズマ投擲弾』と名付けた。安直な名前だがエイタにセンスを求めてはいけない。

 プラズマ投擲弾を高速発射する装置も考えたが、この武器は発射速度を速くすると不具合が出るのが判った。発射した直後から大気中の燃焼気体を集めプラズマ化するのだが、初速が速いと燃焼気体が集められないのだ。初速は遅くし『慣性加速』で加速させるのが正解らしい。

 正直に言うともう少し研究すれば、プラズマの発生も工夫次第で解決するような気はするのだが、発射装置が大型化しそうで止めにした。


 プラズマ投擲弾は重く、それ自体を魔物に投げ付けても充分な威力を持っている。

 エイタは赤煌晶と魔紅金を使って高性能な魔煌合金を製造しプラズマ投擲弾と召喚手袋の製作に取り掛かった。

 魔紅金は金属を専門に扱う商店で購入したが、神銀の一〇倍以上の価格だった。


 赤煌紅金で小さな球を作りマーカー端子に加工する。『物品召喚』と対になる魔導紋様を刻印したのだ。

 そのマーカー端子に被せるように魔煌合金の層を作り二重の結界を張る魔導紋様を刻印した。次の層にはプラズマを発生させる『雷衝撃』と『大気制御』の魔導紋様を刻印すると同時に、敵に命中する直前にプラズマを敵に噴出させる機能を組み込んだ。最後の層には『慣性加速』を刻印し魔剛鋼製の強靭な殻で包んだ。

 魔剛鋼製の殻は綺麗な球体ではなく態と表面を凸凹にした。その方が威力を増すと考えての事である。

 最後に<召喚籠手>を製作した。手の甲から肘までを防御するもので甲の部分には『物品召喚』の魔導紋様を刻印した。


 その作業を工房で行ったのだが、モモカとメルミラが眼をキラキラさせて見ている。

「面白いもんじゃないだろ」

 エイタが二人に声を掛けると二人共首を振り否定した。

「面白いよ。お兄ちゃんの手の中で合金がニュルニュルって動いて設計図通りの形になってくんだもん」

 モモカが答える。

「それは武器なんですか?」

 メルミラには武器だと見えなかったようで確認されてしまった。


「オイラの新しい武器だ」

 エイタは武器の威力を試す為に、探索者ギルドの訓練場へ向かった。後ろにはモモカとメルミラが付いて来ている。もちろん、アイスも一緒で街中をアイスが歩くと何人かの女の子が手を振る。

 何故かアイスは女の子に人気があり、何人かと顔見知りのようだ。愛玩傀儡型のアイスであるが何回か改良を加えた結果、知能が大幅に上がっていた。

「ヘカ、ヘカ、ヘケッ」

 アイスが応える。その返事を聞いた女の子達は笑い声を上げる。白く美しい毛並みに青い模様があるアイスは特に可愛く人気上昇中なのだ。


 モモカはアイスと手を繋ぎハミングしながら歩く。その姿を見る通行人の目は優しい目になっていた。

 エイタ達が探索者ギルドへ向かう途中、横道から一〇歳位の少女が大きな木箱を持って出て来た。家業の手伝いか何かなのだろう。

 大通りを歩いていたエイタ達は前を歩く人相の良くない男が少女とぶつかったのに気付いた。

「きゃあ」「痛えな、チクショウ」

 可愛らしい女の子の叫びと濁声が同時に耳に届いた。

 エイタが見ると女の子は道に転び持っていた荷物が地面に散らばっている。木箱に入っていたのはルルテンと呼ばれるオレンジの一種である。一方、男の方は舌打ちをして女の子を睨み付けている。

「バカが、気を付けろ」

 男は地面に散らばっている果物を態と踏みにじり歩み去ろうとした。地面に倒れた少女は顔を歪め泣きそうになっている。メルミラは少女を助け起こし怪我がないのを確かめた。

「大丈夫、怪我はない?」

 少女は頷いた。アイスが少女に近寄り大丈夫と問い掛けるように「ヘカ?」と鳴いた。少女はアイスの頭を撫ぜ「大丈夫」と応える。

 モモカはトコトコと少女に歩み寄り散らばった果物を拾い上げ木箱に戻し始めた。


 エイタは男の前に立ち塞がり、その男を睨み付けていた。男は娼館の用心棒をしている男である。今日は賭けで負け不機嫌になっていた。

「何や貴様、文句があるのか?」

「態と果物を踏み潰す事はないだろ」

 エイタは鋭い声で注意した。用心棒の男は口をへの字に曲げ、いきなりエイタの頭を殴ろうとする。エイタは飛び退いて避けた。男は空振りしたのが悔しかったのか、続けざまにエイタを攻撃する。

 ヴィリス支部長から短杖術を習い始めたエイタは体捌きも厳しく鍛えられており、難なく男の拳を躱せるようになっていた。

「どういうつもりだ。いきなり拳はないだろ」

「若造のくせしやがって五月蝿えんだよ」


 エイタ達の周りに野次馬が集まり始めていた。アイスがエイタの傍に走り寄る。

「ヘキョ、ヘキョ」

 用心棒の男を非難するような鳴き声を上げた。それが男の癇に障ったのか。アイスを蹴ろうとする。アイスはギリギリで蹴りを躱し、男の腹目掛けて頭から体当りする。

 アイスの攻撃は綺麗に決まった。男は吹き飛び無様に地面に伸びてしまった。


「凄いぞ、小さいの」「可愛い」「大したもんだ」

 野次馬達は一斉にアイスを賞賛しだした。何故かアイスが喜んで片手を上げ声援に応えている。

「アレッ、オイラはあんなアルゴリズムを組み込んだ覚えはないんだけどな。弄り過ぎて自我が目覚めたとかじゃないだろうな」

 偽魂核の発達と自我の目覚めは、過去に何度も問題になった。自我に目覚めた自動傀儡が暴走し人間を殺し始めた事件は過去に何件か報告されている。

「ちょっと様子を見るか」

 エイタは今後アイスを注意して観察しようと思った。エイタは改めてアイスを見る。綺麗な女性に抱き上げられ頬ずりされている。……クッ、何でアイスだけが……しょうもない嫉妬だとは自覚しているが、エイタの心の中に納得出来ないものが残った。


 騒ぎが収まるとエイタ達は探索者ギルドへ向かった。受付で訓練場の使用許可を取り訓練場に入る。

 訓練場には魔工兵器を試す場所もあった。分厚い石垣の前に土嚢が積まれており、標的として大木を輪切りにしたものが置かれていた。

 この場所を使う者は少ないらしく、エイタ達以外は誰も居ない。


 エイタは試しに何も作動させずに標的に向かってプラズマ投擲弾を投げてみた。距離は一〇マトル《メートル》程で標的にガツッと命中したプラズマ投擲弾ははっきりとした凹みを作った。

「この威力ならマウスヘッドの頭蓋骨が割れてますよ」

 メルミラが感想を告げた。だが、驚くほどの威力だとは感じていないようだ。エイタは<召喚籠手>を使ってプラズマ投擲弾を召喚した。標的の下に転がっていたプラズマ投擲弾が消え、エイタの左の掌に出現する。

「あっ、すご~い。手品みたい」

 モモカが眼を丸くして驚いている。メルミラは標的とエイタの手を交互に見て首を傾げる。


 エイタはプラズマ投擲弾の表面にある凸凹の中で白い点が描かれている部分に指を押し当て魔力を流しこんだ。それは『慣性加速』を刻印した層に繋がっている点だった。

 もう一度プラズマ投擲弾を標的目掛けて投擲する。指先から離れたプラズマ投擲弾が急速に加速する。大量の魔力を蓄積可能な赤煌紅金に刻印された『慣性加速』はプラズマ投擲弾を三倍にまで加速させた。

 木製の標的は厚さ五〇ウレ《ミリ》程もあった。その標的に命中したプラズマ投擲弾は木の細胞を押し潰しひび割れを起こさせながら貫通し、標的の後ろにある土嚢に食い込んで止まった。標的には大きな穴が空きひびが入っている。もう少し力を加えれば真っ二つに割れるだろう。


「ひょえーっ、凄いです」

 メルミラが驚きの声を上げる。だが、エイタはまだまだと思った。この位の威力ではキメラマンティスの甲羅は撃ち抜けない。

 <召喚籠手>を使ってプラズマ投擲弾を召喚し壊れていないか確かめた。妙剛鉱を大量に使った魔剛鋼は軍用傀儡が装甲に使っているものより強度が高く、今回の衝突でも破損はなかった。

 プラズマ投擲弾を右手で握り白い点と紅い点に指を押し当て魔力を流し込んだ。紅い点はプラズマを発生させる機能が刻印された層に繋がっている。

 エイタは壊れた標的ではなく別の標的に向けプラズマ投擲弾を投擲する。プラズマ投擲弾は加速しながら白い光を放ち始める。二重の結界の間にプラズマが発生し輝きを増していく。


 加速したプラズマ投擲弾が標的に命中する直前、外側の結界が解除されプラズマが的に叩き込まれた。超高温のプラズマは瞬時に標的を焼き木の細胞を焼き消した直後、魔剛鋼製の本体が標的を容易く突き抜け土嚢までも盛大に土を撒き散らしながら貫通し、背後の石垣に激突して止まった。

「これならキメラマンティスでも倒せそうだ」


 それから何度もプラズマ投擲弾のテストを繰り返した。幾つかの改良点を発見し訓練場を出ようとした時、見覚えのある探索者が訓練場に姿を現した。

 迷宮の隠し部屋に一緒に行ったイケメン探索者フェルオルである。彼の横にはもう一人青年が居た。背が高く身体は細いが器用そうな手の持ち主だ。顔には知性があり、特に眼には鋭い光を宿していた。

「オッ、エイタじゃないか。工房に篭っていると聞いたが、今日は訓練かい?」

 笑顔が眩しい。そう感じたエイタは目を細めながら応えた。

「そんな処だ。君はどうしてここへ?」


 フェルオルが機嫌良く応える。

「新しい武器を試しに来たんだ。……オッ、忘れてた。こちらは僕の武器を作ってくれた魔工兵器の開発者オラグ・ガジールだ」

 エイタ達も自己紹介をした。オラグは神経質そうに黒縁のメガネを弄っている。十数年前に発明されたメガネは、今でも高額商品で使用している者は少ない。

「フェルオルさん、早く始めましょう」

 オラグはエイタ達には興味が無いようで武器の試し撃ちを急かせる。フェルオルが持っている武器は奇妙なものだった。引金部分から肩に当てる銃床まではリパルシブガンに似ているが、銃身が異常に太く短かった。

 銃身の太さは拳が入るほどで、長さは人の顔より短いものだった。


 エイタが異型の銃を見ているのに気付いたフェルオルが誇らしげに魔工兵器を掲げ。

「どうだ。格好いい魔工兵器だろ。格好いいだけじゃなく、威力も凄いんだよ」

 オラグが苛立たしげにフェルオルを見た。

「工房が新開発した魔工兵器なんですよ。あまり吹聴しないでください」

「いいじゃないか。エイタは魔工兵器の開発もしてるんだ。彼の意見も聞きたいんだよ」

 オラグはエイタに鋭い視線を向けた。どうやら商売敵だと思ったようだ。


「あっ、自分達用の魔工兵器も作りますけど、本来は傀儡工だから」

 エイタは商売敵じゃないと言おうとしたんだが、オラグには通じなかったようだ。

「傀儡工なのに魔工兵器ですか。拝見したいですね」

 その言葉を聞いたフェルオルが爽やかスマイルで告げた。

「二人共興味を持ったようだね。それだったら、お互いの魔工兵器を較べてみようじゃないか」


 いつの間にかエイタとオラグの製作した魔工兵器を較べる事になってしまった。オラグは渋い顔をしていたが。

「フェルオルさんが、そうおっしゃるなら」

 オラグにとってフェルオルは上得意の客らしい。渋りながらも承知した。


 最初はエイタが魔工兵器を披露する事になった。持って来ているのはプロミネンスメイスとプラズマ投擲弾だけである。プラズマ投擲弾は改良点が見付かり未完成であるので、プロミネンスメイスを見せる事にした。

 エイタ達は標的として丸太が地面に突き立っている場所まで移動し、プロミネンスメイスを抜いた。

「これはプロミネンスメイスと名付けた近接武器だ」

 武器モードを『雷撃』にしたエイタは、丸太にプロミネンスメイスの先端を叩き付けた。その瞬間、青い火花が飛び、丸太から焦げた臭いが立ち昇った。


 オラグは興味深そうにプロミネンスメイスを見ていたが、それが『雷衝撃』の魔導紋様を刻印した武器だと見抜いたようだ。

 エイタは武器モードを【陽焔】にする。メイスの先端から光輝く炎の棒がスルスルと伸びる。

「オッ」

 オラグの口から驚きの声が上がった。エイタは丸太にプラズマの剣を叩き付けた。超高温のプラズマは丸太を焼き切る。

「どうだ、エイタの魔工兵器も中々のものだろ」

 フェルオルがオラグに声を掛けた。オラグはフェルオルの声が聞こえなかったように一心不乱にプロミネンスメイスを見詰めている。暫く真剣な目でメイスを見ていたオラグが。

「ちょっと見……いや、何でもない。次は我々の番だな」


 先程までエイタ達がプラズマ投擲弾を試していた場所に移動した。新しい標的が置いてある場所で、フェルオルが魔工兵器を構えた。

「この魔工兵器の名前はフレイムランチャーだ」

 標的に狙いを付けたフェルオルは引金を引いた。パンと言う音が響き、フレイムランチャーの銃身から球体の炎が飛び出し標的に向かって飛翔する。速度は弓矢に匹敵する程だろうか。

 『燃焼』の魔導紋様で創り出される炎は魔力が炎状のエネルギーに変化したもので、実際の炎とは異なるものである。魔力を炎のように変えるので燃焼と呼ばれているのだろうが通常の物理現象ではなかった。


 炎球は標的に衝突すると爆発した。標的は吹き飛び爆散する。キメラマンティスを仕留める威力はないが、下位の魔物や人間相手なら絶大な威力を発揮するだろう。

 貫通力ならプラズマ投擲弾が上だが、殺傷能力ではフレイムランチャーが数段上だとエイタは考えた。

「凄いな」

 エイタは正直な感想を伝えた。後ろでモモカとメルミラが頷いている。横を見るとアイスも胸の前で腕を組んで頷いていた。

「さすがユ・ドクトで天才と言われるオラグだ。気に入ったよ」

 フェルオルがオラグを賞賛した。そして、余計な事を言う。

「オラグとエイタは良いライバルになるんじゃないか」

 それを聞いたオラグは、プライドを刺激されたようで凄い目でエイタを睨み始めた。

 


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