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scene:48 軍用傀儡と騎乗傀儡

 警邏隊のユジマス隊長は幌馬車の御者台に乗ってルクルス街道を進んでいた。警邏隊の一部を斥候として先行させ、野盗のアジトを探しながら進んで行く。

 前回の作戦では隊商に護衛として参加し、奇襲を受け商人達を守りながら戦った。相手が軍用傀儡を所有していた事も敗因だが、商人を守りながらと言う点も失敗した原因だとユジマスは考えた。

 ただ作戦は失敗したが、野盗がどの辺を根拠地としているか探り出すのには成功していた。


 場所はルクルス街道に幾つかある難所の一つエポデル山越えの山道付近である。細い山道が山の中腹に沿って伸びており、その終点には結構な広さの草原が存在する。

 その草原の奥には暗い森が有り、その森を野盗はアジトにしているようなのだ。エポデル山を越え、その森の近くに到着したユジマスは、警邏兵の半分以上を斥候とし野盗のアジトを探させた。


 半日ほど経過した頃、斥候役の二人組が大勢の人間が通った痕跡を発見し、追跡した結果アジトを発見した。藪の奥に山小屋のような建物が三つ並んでいた。

 小屋の前には三人のむさ苦しい男達が見張りをしている。どうやら野盗のアジトらしい。

 軍用傀儡を探したが見付からないので、小屋の中だと推測する。警邏兵は気付かれないように静かに後退しユジマス隊長に知らせようとした。


「誰だ、貴様!」

 二人の警邏兵の背後で誰何すいかする濁声が発せられた。振り返ると野盗の一人が水瓶を両手に持ち立っていた。何処からか水を運んで来たらしい。

 ガシャンと水瓶を放り投げた男が背中に背負っていた剣を抜いた。警邏兵の一人は剣を、もう一人は腰のホルスターバッグからフィストガンを抜き、斬り掛かろうとする男目掛けて引金を引いた。

 見えない拳が剣を持っている方の肩に命中し剣を落とした。男は顔を歪め苦痛に耐え剣を拾おうとする。剣を持つ警邏兵が剣先を敵に目掛けて突き出した。

 それと同時に男が大声を上げていた。

「敵だああーー!」

 剣は男の胸を貫き息の根を止めた。

 警邏兵は『気付かれていませんように』と神に祈りを捧げながら小屋の方を確かめる。

「クソッ!」

 わらわらと野盗達が小屋の外に出て来ていた。小屋の方では大騒ぎになっている。もちろん、二人組の警邏兵は逃げ出した。


 必死で逃げる警邏兵二人の背後には、大勢の野盗達が迫っていた。

「待ちやがれ!」

「警邏兵だ。あれを用意しろ!」

 薄暗い森の中にある獣道を必死の形相で二人の警邏兵は駆け続ける。

 野盗の何人かは弓を持ちだしており、警邏兵の周囲に矢が飛ぶようになった。一本の矢が警邏兵の背中に突き立った。相方の警邏兵が振り返った。矢に射抜かれた警邏兵は虫の息となっている。

「……すまん」

 もう一人の警邏兵は一瞬躊躇ったが、一言告げると走り始めた。


 やっと森を抜け草原に入った所で足に矢を受け、七人の野盗達に追い付かれてしまう。

「こいつ、手間を掛けさせやがって」

 殺気を漂わせた野盗達が警邏兵を取り囲んだ。野盗の一人が槍を突き出そうとした時、その野盗の頭が何かに殴られたかのように弾き飛ばされた。五人の警邏兵を率き連れたユジマス隊長のフィストガンの仕業だった。

「てめえら覚悟しやがれ!」

 その場にユジマスの大声が響いた。仲間を助ける為に野盗達の間に飛び込んだ警邏隊はばらばらに野盗と戦い始めた。だが、警邏兵の全員がフィストガンを携帯していたので、戦いはすぐに決着が着いた。

 フィストガンは警邏隊に最適な武器だった。利き手に剣、もう一方にフィストガンを持った警邏兵はフィストガンの見えない手で敵にダメージを与えながら隙を見付けると剣で仕留めた。


 軍用傀儡さえ出て来なければ警邏隊が有利なのだ。

 その時、森の奥から地響きのような音が聞こえて来た。その音で何が近付いているのか気付いたユジマスは幌馬車に戻って騎乗傀儡を出すように指示を出す。

 ユジマスとセスと言う警邏兵が騎乗傀儡に乗って草原に降り立った。草原は見晴らしが良く、生えている草は膝までの高さしかなかった。

 他の警邏兵は生きている野盗を縛り幌馬車まで運んで来る。怪我をした警邏兵も幌馬車へ運ぶ。


 森から数人の野盗と自動傀儡が現れた。それは人型の傀儡で丈夫そうな装甲に覆われていた。

「あれはジッダ侯主連合国の二世代前の軍用傀儡じゃねえか」

 ジッダ侯主連合国は伝統的にバランスの良い人型の軍用傀儡を開発して来た。何故、そんな軍用傀儡が自由都市連盟にあるのか判らないが、クレオソスと呼ばれる軍用傀儡は二世代前のものとはいえ警邏隊にとって強敵だった。

 クレオソスの体長は二マトル《メートル》より少し低い程で、全身が金属の装甲で覆われていた。軍用傀儡に使われている装甲は魔剛鋼と呼ばれる鋼鉄より遥かに強靭な合金によって製作されており、人間の操る剣や槍は通用しない。

 その頭部には二つの偽魂眼が嵌め込まれている以外はつるりとしていた。

 野盗達が所有しているクレオソスの武器は大きな両手剣だったが、軍用傀儡用の武器ではなく人間用のものだった。クレオソスの機体は手に入れても、その専用武器までは手に入れられなかったようだ。


 所々黒い塗装の剥げたクレオソスは警邏兵目掛け走り出した。

「散開、軍用傀儡は俺とセスに任せろ!」

 ユジマスが乗っている騎乗傀儡は、高級な人造筋肉を使い瞬間的には二〇馬力ほどの出力が出る。座席の前方には軍用ショットボウを固定している操作台。その操作台にはU字型の両手で握れる取っ手、その先端部には軍用ショットボウの引金に連動する発射ボタンが付いていた。


 ユジマスは操作台の取っ手を握り両足で騎乗傀儡を駆り始めた。強靭な八本足が地面を蹴り素晴らしい加速で草原を駆け始める。本物の馬より上下には揺れず安定した走りをしていた。

 ユジマスの耳に風を切る音が聞こえ始める。少し起伏の有る草原をかなりの速度で疾駆する騎乗傀儡の上でユジマスは軍用傀儡の胸に狙いを定め発射ボタンを押した。

 対軍用傀儡用の大型専用弾は大気を切り裂き飛翔しクレオソスの手前の地面に突き刺さり無駄に地面を掘り返す。

「畜生、難しいぜ」

 初弾を外したユジマスは訓練不足なのを痛感した。

 もう一台の騎乗傀儡に乗るセスがクレオソスに近付き発射ボタンを押した。大型専用弾はクレオソスの肩を掠め、背後にいた野盗の一人の腹に命中し大きな穴を開けた。人間が相手だと凶悪なまでの威力を発揮する武器であった。


 そこでセスがミスを犯した。騎乗傀儡の操作を誤り敵に近付き過ぎたのだ。クレオソスが両手剣を振るう。セスは大慌てで右に進路を変え剣を避ける。両手剣の切っ先が騎乗傀儡の胴体の装甲を切り裂くが、セス自身はギリギリで斬撃を躱すのに成功した。

 騎乗傀儡の損傷は操縦に支障が出るほど酷くはなかった。エイタは妙剛鉱を少しだけ添加した合金鋼で装甲を作ったが、妙剛鉱が微量だったので、軍用傀儡の装甲ほど強度はないようだ。

「ウワッ、もっと手前で方向転換しないとやべえ」

 クレオソスの背後に回ったユジマスはスピードを緩め、軍用傀儡の背中に向かって発射ボタンを押した。

 スピードを緩めた為、正確に狙いを付けられた大型専用弾は背中の装甲に命中した。大型専用弾は装甲に半分だけ減り込み制御コアを守る防殻に少し傷付けただけで止まった。

 軍用ショットボウの攻撃は、軍用傀儡にも有効だと証明出来たが、クレオソスは健在だった。

 攻撃モードの軍用傀儡は特別な命令がない限り最も近くに居る敵を攻撃するようなアルゴリズムが組み込まれている。クレオソスはユジマスを追った。


 ユジマスとセスが軍用傀儡を相手している間に、他の四人の警邏兵は野盗に戦いを挑んでいた。野盗の中に弓を持っている者がいたので、警邏兵の二人が大きな盾を持ち、その影に隠れながらジリジリと野盗の方に近付く。

 野盗は軍用傀儡が警邏兵を追い散らすだろうと高を括っていたらしい。軍用傀儡と騎乗傀儡の戦いを驚いたように見詰めている。

 警邏兵の存在を思い出した野盗の一人が弓を射た。矢は警邏隊が掲げた盾に突き立ちガツッと言う音を立てる。

「チッ、盾なんか用意しやがって」

 野盗の中で三人の弓を持つ者が次々に矢を放つ。普段の警邏兵は街中を巡回するのが仕事なので弓が得意な者は居ない。しかし、こういう場合に備え何か用意すれば良かったと切実に思った。


 野盗と警邏兵の距離が一〇マトル《メートル》を切った時、盾を放り出した警邏兵達が腰のホルスターバッグからフィストガンを抜き走り出した。フィストガンの射程ギリギリの位置で野盗達目掛けて引金を引く。

 こういう場合飛び道具を持っている者を優先的に狙うのが基本である。弓を持つ野盗に見えない拳が集中し昏倒させた。フィストガンのエネルギー源であるマナ珠が尽きるまで警邏兵は連射し野盗の半数近くを倒す。

 その後、警邏兵も剣を抜き乱戦となった。

 ユジマス隊長に鍛え上げられた警邏兵の方が技量は上で、何人かは怪我をしながらも野盗全員を倒した。


 一方、ユジマス隊長とセスは苦戦していた。軍用傀儡の装甲は思っていた以上に強靭で至近距離で撃った大型専用弾でないと装甲を貫通しないのだ。

 ユジマスは騎乗傀儡をクレオソスに接近させ軍用ショットボウの狙いを付ける。ギリギリまで接近した瞬間、発射ボタンを押し騎乗傀儡の方向を変える。タイミングを誤るとクレオソスの反撃を受けてしまう。

 この時も接近しすぎた所為で反撃を喰らいユジマスの脇腹には両手剣が掠った傷が出来た。

「痛え……だけど奴の肩を使えなくさせたぜ」

 大型専用弾はクレオソスの肩に命中し関節を潰した。その時両手剣が手から離れ地面に落ちた。


 セスはチャンスとばかりにクレオソスに接近し、その頭に大型専用弾を撃ち込もうとした。

 碌に整備もされていないクレオソスがギギッと音を立て首だけを動かし騎乗傀儡を確認する。次の瞬間、地面を蹴ったクレオソスが騎乗傀儡に体当りしていた。

「逃げろ!」

 ユジマスは叫ぶように命令した。セスは騎乗傀儡から飛び降り草原を転がる。

 クレオソスはバタつく騎乗傀儡を怪力でひっくり返し、一本だけ動く手で叩いている。ガンガンと打ち付けられる黒い拳は騎乗傀儡を金属の塊へと変えていく。


 ユジマスはクレオソスの背後から接近し発射ボタンを押した。大型専用弾は少し歪んでいる背中の装甲を貫通し制御コアにダメージを与えた。

 その攻撃が止めとなった。クレオソスの内部で火花が飛び燃料であるアルコールに火が着き燃え上がった。

「セス、大丈夫か?」

 草原に倒れていたセスが起き上がった。少し足を傷めたようだ。

「ええ、ちょっと足を捻ったようですが大丈夫です」

 ユジマス達は軍用傀儡を倒すのに成功した。成功はしたのだが、二度と戦いたくないと思った。的確な命令を出す者が軍用傀儡の傍に居れば倒されていたのは自分達だったとユジマスの心に冷たい恐怖に似た感情が生まれた。


 ユジマスは自分を含めた負傷者の手当を命じる。警邏兵の中には命に関わる傷を負った者は居ないようだ。例外は斥候に出した警邏兵で、森の中を探させ遺体を発見した。

 運ばれて来た部下の遺体と対面したユジマスはポツリと呟く。

「済まない」

 警邏兵達は仲間の遺体を白い布で包み幌馬車に運んだ。


 セスはクレオソスと一緒に燃えている騎乗傀儡の前に立っていた。

「ご苦労さん」

 ユジマスが声を掛けるとセスが頭を下げ。

「隊長、済みません。購入したばかりの騎乗傀儡、壊してしまいました」

「気にするな。俺だって損害なしに軍用傀儡が倒せるとは思っていない」


「この軍用傀儡、何処から手に入れたんでしょうね」

 その後、生き残っている野盗から情報を聞き出すとジッダ侯主連合国との国境線に近い山にある洞窟に燃料切れで倒れているのを発見し、元傀儡工だった仲間の一人が修理したそうだ。

 奇跡的に制御コアが生きており、軍事機密を守る仕組みも作動しなかったらしい。クレオソスが活躍していたのは何十年も前の事なので詳細は不明だが、過去に幾つか起きたジッダ侯主連合国との小競り合いが関係しているのだろう。


 ユジマスは警邏兵を集め、野盗のアジトを捜索しアジトに残っていた野盗一味も捕縛した。ついでに奪われた品物や金銭も探し出し取り返す。

「ユジマス隊長、軍用傀儡と騎乗傀儡の残骸を幌馬車に積み込み終わりました」

 軍用傀儡の残骸は軍へ運び込む予定になっていた。

「判った。そろそろ出発するぞ」

 警邏隊はユ・ドクトに凱旋した。出迎えた者は警邏隊の関係者だけだった。少しだけ寂しい思いをするが、商人達からは感謝されるだろう。


 警邏隊の兵舎に戻ったユジマスは少し休養をとってから、クレオソスの残骸を密かに軍へと引き渡した。


 ユジマスが書類上の後始末や捕縛した野盗達の尋問をしていると連盟総長から呼び出された。

 連盟総長とユジマス隊長との付き合いは長く、ダルザックが連盟総長になる前、ユ・ドクトの内務官僚だった頃からである。

 連盟総長の執務室のドアをノックし「入れ」と言う声で、ユジマスは中に入った。

「あのショットボウと言う武器が役立ったようだな」

 ダルザック連盟総長がユジマスに声を掛けた。執務室には連盟総長の他に高等管理官のベスルも部屋に居た。

「軍用傀儡の装甲を辛うじて貫通する事は可能でしたが、至近距離で撃たないと無理でした。遠距離用攻撃武器なのにいいのか?」

 連盟総長は苦笑いする。正直、軍用ショットボウにはあまり期待していなかった。敵を牽制するのに役立てばと考えていた程度である。


「あれは参謀本部の我儘で生まれた武器だからな。改良は続けるだろうが、それほど開発費を注ぎ込むつもりはない」

 ユジマスは顔を顰め目を吊り上げる。

「そんな武器を我々に……」

「警邏隊が扱える武器で軍用傀儡を倒せる可能性があったのは、あれだけだったんだ。それより変な傀儡を使ったそうだな?」

 連盟総長は騎乗傀儡の事が聞きたかったようだ。次期主力軍用傀儡の開発が思ったように進まず、頭を悩ませている所に、軍用傀儡を警邏隊が倒したと聞き詳しい情報を聞きたいと思ったのだ。


 ユジマスが騎乗傀儡の詳細を語ると連盟総長は興味深そうに聞いた。

「何……その騎乗傀儡を開発したのはエイタ・ザックスなのか」

 連盟総長が驚くの見て、ユジマスはオヤッと思う。エイタは連盟総長が名前を記憶している程有名な職人では無かったはずだ。

「エイタは連盟総長が名前を覚えているほどの有名人なのか?」

 その言葉を聞いた連盟総長はニヤッと笑った。

「君は知らなかったようだな。彼がショットボウを開発したんだぞ」

「そんな馬鹿な……あいつは外国人だぞ」

「使えるものなら外国人が開発したものでも使う。贅沢は言っておられんよ」

 ユジマスは「そうか」と肩を竦めた。


「正直な評価を聞きたい。騎乗傀儡は軍用傀儡と戦える兵器になると思うかね?」

「次期主力軍用傀儡が有るだろ」

 新しい軍用傀儡を開発しているのを知っているユジマスが答えると、連盟総長は表情を曇らせた。

 その顔を見たユジマスは次期主力軍用傀儡の開発が上手く行っていないのではと思った。

「保険として騎乗傀儡を開発する事を考えている」

「ショットボウを改良し、騎乗傀儡の操作性をもっと向上させれば可能だろう。だが、その為には外国人であるエイタの協力が絶対に必要だぞ」


「国籍は問題じゃない。彼は我が国に帰化したいと希望している。私の力で希望を叶える事も可能だ」

「だったら、早くエイタに言ってやれ。奴は探索者となって危険な挑戦を始めているぞ」

 連盟総長はゆっくりと首を振る。

「いや、もう少し様子を見る事にする。彼の才能をもう少し確かめたい」

 連盟総長であっても、特例で外国人に国籍を与えれば議会で問題にされるかもしれない。ダルザックの足を引っ張ろうとする政敵は何人もいるのだから。


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