表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/31

意識と言葉とサクランボと

誰かサブタイトルのつけ方教えてください。

 おはようございます。ただいまお腹が空いたので目覚めたでありますが、なんと目の前にあるのはthe 木製という屋根。つまりこれはもはや夢ではないということを強制確認させられる事態に陥ったであります。どうしよ……

「Jun, you are hungry right?」

 仕方ない、まずは現実を見よう。もっともの危険は何か。それは……

 空腹である。

 まじではらへった。おなかすいた。

「あい、うううう」

 しかし言葉は母音くらいしか出せない。しかも空腹って全部母音u段なんですね。

「Ok Ok wait please.」

 しかし茶髪美人さんにどうやって空腹を伝えよう。もしかしたら空腹と知っていたぶっているかもしれない……


 え? 驚きのあまり固まる俺。なぜなら目の前の茶髪美人さんが片乳を露出しているから。その露出されたマシュマロのような塊の先っぽは淡く桃色に色づいている。形はきれいなお椀型。まるで新燃岳の溶岩ドームみたいだ…… ってそんな状況じゃない。これは俺にそのチェリーを吸えと言うことだろうか、そっと美人さんの目を見つめると優しく微笑んでいる。理性では完全に妄想エロモードだが、本能的にはあれが食糧源であることを告げている。

 仕方ない、思い切って吸って見よう。


 う、うまい……

 なんだろう、味はほぼ無味だ。だが若干の甘味の中に何となくのなつかしさを感じ、病みつきになりそうだ。今まで搾乳系のものには手を出さなかったが、何となくその魅力が分かったような気がする。

 茶髪美人は俺の背中をとんとんと撫でながら優しい微笑みを崩さない。


 俺は母乳をチェリーを堪能した。茶髪美人は微笑みながら服にそのチェリー付きマシュマロをしまうと

「Do sleep, Jun」と言い残し、部屋から出て行った。どうやら今日は金髪イケメンはいないらしい。


 さて、状況を整理しよう。

 まず俺の状態。きっと転生。転生先は金髪イケメンと茶髪美人の子ども、おそらく生まれてからそう時を経ていない。名前は言語がよく分からないがおそらくジュン。言語はラテン語のようにも思えるような発音であるが、壁などに書かれている文字が英語のようなので、おそらくスペリングが英語で発音がラテン語のような感じなのだろう。ちなみに俺がラテン語と見当つけれたのはラテン語を大学で習っていたからである。まさかここで役立つとは…… しかも状況的にVivele est Militareだし。まじで闘いです、真紅様。

 赤ん坊状態だからかけっこう眠い。正直今にも寝堕ちしそうであるし、しばらくは様子見しながら過ごすしかないだろう。

 それではおやすみなさい……



 転生してから約1か月がたった。とりあえず命の危険はないと判断した俺は情報収集に努めた。

 ここでその情報を軽くみなさまに説明しよう。正確に言えば整理して一度話すことで自分自身の理解につなげたいのだが。


 俺の名前はジュン、正確に言えばジュン・グリーンウェルズ。長男である。


 金髪イケメンの名前はダイナ・グリーンウェルズ。父である。職業は商人。主に薬を売っている。年齢は28歳。


 茶髪美人はシャニー・グリーンウェルズ。母である。年齢は27歳。職業は商人の妻であり、薬師。夫の為日々薬を作っている。作っている薬は解熱剤などで主に頓服薬らしい。ちなみにだが胸の大きさはBカップと小ぶりで俺好みである。


 住んでいる場所はミヨーという街ではないが村ではない、英語でいうcityレベルである場所だ。ミヨーはカフカス王国の南端にあり、海に面している。主に海運や海産物で町の生計を立てているようだ。カフカス王国自体はかなり小規模な国家である。前世の感覚でいえばアジアの中のカンボジアに近い。


 また、家にはたまにお店を手伝っているイリナ・クロームが来る。赤髪のまぶしい16歳。結構かわいい。お胸はおそらくAカップだ。そのくらいがちょうどいい。

 今も俺はイリナに抱っこされて店番している。

「ジュンはあまり泣かなくて偉いねぇ~」

 イリナは俺を見ながらいつもこう言う。おそらく弟か妹かいて、そいつはよく泣いていたのであろう。どうも赤ん坊の扱いになれていた。


 ちなみに、俺は1か月で言語をほぼマスターした。赤ん坊だからか言語の吸収が早く、この点に関しては俺自身もびっくりした。言語構造は俺が予想した通り、一部を除いて英語のスペリングをラテン語読みしている感じである。たとえば「apple」の発音は「アプレ」で意味は「林檎」という感じである。


 さて、次は外界の世界で在る。まず文明レベルはおそらく中世ヨーロッパレベル。銃のようなものは存在していない。剣や槍、弓が主流である。鉄などの製鉄技術に関しては十分発達しているらしい。街には警護隊が存在しており、腰に剣をぶら下げて巡回している。またそれ以外にも冒険者と呼ばれる職業が存在しており、外敵の駆除などを行っている。外敵は野生動物が凶暴化したもので、人間に多大な被害をもたらす。場合によっては町が壊滅することもあるらしい。そのような外敵に立ち向かう冒険者と言う職業は死の危険性がある割に人気があるとイリアは言っていた。


 しかし最も驚くべきは魔法が存在することだ。魔法と言ってもイメージしにくいが、現にイリアは何もない場所から水を生み出し、その水でタオルを湿らせて俺の顔を拭ってくれる。父や母が魔法を使えるかは分からないが、俺自身オタク時代からファンタジーモノやRPGなどで魔法職を扱ったりと魔法系が好きだったのでワクワクしている。


 まぁ今は自由に動けない。ゆっくりと外界の情報を手に入れよう。元の世界に未練が無いわけではないが、今の生活にはそんなに不満があるわけでもない。またまな板の神が降臨するかもしれないし、ゆっくりゆっくり……

ありがとうございました

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ