第2話〜案件探し
の作品 最初2話分書いてからかなり長い 間が空いています。新たに書き進めてみようと思い立ちました。当時考えても見たことは忘れ気味なのですが。でも パターンにはあってるでしょうか?お読みになっていただけましたら幸いです。
発動した能力とは、他人の犯罪歴と、その時喰らった懲役刑の年数、そして損害賠償請求が提訴された場合の、その賠償額が、その本人の氏名の文字の上に浮き出すものだ。オレは、早速能力を発動してみた。それらの数値を浮かび上がらせる為には、その人物の本名が必要であった。
オレは、試しに
【殺めててください。71歳女性高齢者ひとり】
と書かれた求人欄を見た。掲載者の名前を見る。もちろん 偽名が使われているならば、何も読み取ることはできない。だが、幹柄 太郎という文字を見た途端に、数字は浮かび上がった。
そいつの罪状は、殺人となっていた。こいつは偽物なんかじゃないぞ。正真正銘の悪人だ。そんな思いが頭を擡げた。
その次に数字が浮かび上がっているということは、すでに逮捕、起訴され、に起こしたということを意味しているのだ。まあこの求人を出せてる時点で刑期は終わってるのだろうが。その数字とは5である。不自然に 短い刑期のような気がする。
━━何故だろう?オレにはわからない。いや、本気で調べようと思えば、過去の新聞 ビジョンを読み漁り、なぜその刑期になったのかの記事を見つければいいだけだが。模範囚として優遇され、早くに仮釈放になったとか?それにしても殺人罪にしては短い刑期だ。暴力団同士の抗争とかそういうものだったりして。やるほうもやられる方も どちらも悪い的な…。
それにしても悪いやつだ。な奴に依頼されてもなんかやる気は起きない。この案件はとりあえずも、今回はやめておこう。
もっと、初心者向けの気安く出来そうな案件を探そう。再びサイトに目を戻した。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。よろしくお願い申し上げます。




