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落ちこぼれでも夢を見たい!  作者: ナナフシ里吾郎
雫の勇気
6/19

第六話 手紙

目覚めると誰もいない。部屋に残された雫。

そして謎の人物彼らは一体誰なのか

「ねぇ、手紙書き終わった?」

「あぁ、多分これで伝わるよ。」

フードを被った二人組が会話していた。

風が強く吹く

「あっ」

一人のフードが脱げた。

そこには、金髪で緑色の瞳の少女だった

「ほら、早くフード被りなおせ。.......の正体が公になったらめんどくさい事になる」

もう一人が少女のフードを治した。

「ごめん!あっやばい時間が。そろそろ体力限界。早く私に行こう」

少女が走った

「お、おい待て!」

追いかける。

風のように街を駆け抜ける


「うっ!風つよ!」

雫は顔を覆う

「なんだ?突風?ん?」

雫はポケットに違和感を感じた

「なんだこれ。さっきまであったかな?」

雫のポケットの中には紙切れが一枚入っていた

「ん?」

紙切れには文字が書いてあった。

・雫へ

元気にしてるかな?

もちろん元気だよな、今は僕が誰とは言えないけどきっとわかるよ

雫はこれから勉強しなきゃいけない。

飲み込みは早いと思うから、すぐ言語は理解できると思うよ。

ごめん、今後これから起こることを伝えることができない

時空を収める神クロノスによって未来の事象を変える可能性があることができない

些細なことや事象が変わらないことなら伝えられるけど。

とりあえずこの世には、神、邪神、魔神、妖精神、鬼神

そしてこれらの神を統べる全能神がいる。

神は絶対、この世界の住人は全員信仰心が高い、だから変に神の話に触れるな。

それからこの世界の通貨は一律でラッキーな事に

1ラワン=1円だ

まぁなんだ、金銭面は頑張ってくれ

言語についてもオーラを耳に集中させて聞いてみろ聞き取れるはずだ

読み書きは、基本のろのマジについて教えるそれさえわかれば簡単だ。

ごめんそろそろ時間がない、だから終わりにする。

最後に友達を紹介する。

雫!絶対助けてね!

あの頃の君へ

今の私より・


「なんだったんだ」

雫は紙切れをポケットにしまった。

「とりあえず、みんな何処行ったんだろう一旦戻ろうかな。」

雫は部屋に戻る事にした。

相変わらず部屋には誰もいないまま、雫は中を歩き回り

ある場所に着いた

「でかい。なんだここ図書館みたいだ」

雫は目の前に広がる数え切れない量の本を見ながら歩いていた

「ん?なんだこれ。ろのまじの基本」

雫は一冊の本を手に取り本を読み始めた

「いが、あで、うが、い、えが、う、おが、え、あが、お。ああ頭おかしくなりそう!」

流石の雫も頭を抱えた、

それから、気づけば4時間ほど経っていた

「だいぶんわかってきたぞ!でもなんでだ。」

言葉を理解していくと

雫には一つの疑問が生まれてくる

「あの老人、なんで僕達とまともに話せるんだ。そもそも名前すら聞いてない。寝てたから聞きそびれただけかな」

雫の中には何かが引っかかっていた。

「とりあえずいいか、ん?ここ!色々な本あるぞ!」

雫は熱心に勉強を始めた

オーラの使い方、神達の事、、魔人と魔神の関係、鬼神と鬼族についてなど

「とりあえずはオーラの使い方からかな」

雫はオーラの使い方の本も読み始めた。

・オーラとは、その者の生命力を力、盾、魔力などに変換することができる。

・オーラには生まれつき最大量が決まっているが酷使する事により限界をこえることがあるが命を失う危険性がある。

・妖精神の一族はオーラの適応に秀でている

・逆に魔族、鬼族はオーラではなく独自の力を扱う

・オーラは様々な形に変換できることがある。

・限界を超えることが出来ると虚

「ん?破れてる。気になるな」

本は途中から破られていた

「じゃあ次読もうかな」

雫は次の本に手を伸ばす



謎の人物、そして謎の少女達が言っていた手紙の内容は理解できないままでいる

雫、今はまだ彼らの正体を知ることはないだろう。

次回 本の内容

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