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少女は上がる息を抑え、椅子の上に立つ。手にした縄は部屋中央に渡った梁に括り付けられ、黄色と黒の蛍光色が目に焼き付いた。
「はぁ……はぁ……」
少女は数十分、縄を見つめ涙を零していた。
自分で決めた事とは言え、その一歩が踏み出せない。
「…………」
諦めた目で、ちらりとパソコンの画面を見る。そこには、いつも通り軽快な口調で喋るアウルのゲーム画面が表示されていた。次々に白いコメントが浮かび、消えていく。
「うっ……」
また一つ涙を零し、少女は息を止め、椅子から降りた。
少女は上がる息を抑え、椅子の上に立つ。手にした縄は部屋中央に渡った梁に括り付けられ、黄色と黒の蛍光色が目に焼き付いた。
「はぁ……はぁ……」
少女は数十分、縄を見つめ涙を零していた。
自分で決めた事とは言え、その一歩が踏み出せない。
「…………」
諦めた目で、ちらりとパソコンの画面を見る。そこには、いつも通り軽快な口調で喋るアウルのゲーム画面が表示されていた。次々に白いコメントが浮かび、消えていく。
「うっ……」
また一つ涙を零し、少女は息を止め、椅子から降りた。