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クロックロック  作者: 海咲えりか
明晰夢(めいせきむ)
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 少女は暗い部屋で、泣かずにじっと画面を見つめ、真剣な面持ちで頷いていた。

 髪はぼさぼさになり、目の下にはハッキリとクマが浮かんでいる。部屋は散らかり放題で、とても人が住んでいる部屋とは思えない有様だった。


「いいの、私が勝手に思ってるだけだから」


 少女は、声だけで笑った。


「でも、ずっと応援させてね。それは、許してね」


 鼻歌でも歌うかのように、軽やかな動きでペン立てからカミソリを取り出す。


「私が好きなのは、アウルくんじゃなくて潤くんだから」


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