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少女は暗い部屋で、泣かずにじっと画面を見つめ、真剣な面持ちで頷いていた。
髪はぼさぼさになり、目の下にはハッキリとクマが浮かんでいる。部屋は散らかり放題で、とても人が住んでいる部屋とは思えない有様だった。
「いいの、私が勝手に思ってるだけだから」
少女は、声だけで笑った。
「でも、ずっと応援させてね。それは、許してね」
鼻歌でも歌うかのように、軽やかな動きでペン立てからカミソリを取り出す。
「私が好きなのは、アウルくんじゃなくて潤くんだから」
少女は暗い部屋で、泣かずにじっと画面を見つめ、真剣な面持ちで頷いていた。
髪はぼさぼさになり、目の下にはハッキリとクマが浮かんでいる。部屋は散らかり放題で、とても人が住んでいる部屋とは思えない有様だった。
「いいの、私が勝手に思ってるだけだから」
少女は、声だけで笑った。
「でも、ずっと応援させてね。それは、許してね」
鼻歌でも歌うかのように、軽やかな動きでペン立てからカミソリを取り出す。
「私が好きなのは、アウルくんじゃなくて潤くんだから」