2人のファンのMAXハート
「今回の任務は立ち入り禁止惑星に不法侵入した輩の確保です」
「ハイ」
スーは多目的室の機材を使いミーティングを行っていた。相手はもちろんティーである。
「惑星の通称は【出会いの星】。私達は一刻も早く不法侵入者を退去させる必要があります」
「ハイ、1つ質問いいですカ?」
「どうぞ」
まっすぐ手を伸ばすティーを指す。
「普段全くミーティングしないのになぜ今回だけミーティングヲ?いつの間にか惑星に関する資料もありましたシ」
手元にある資料に目を向ける。惑星の気候や地形、安全な退去ルートまで確保してあるとても細かい資料がティーの眼前にあった。
「それに心なしか服装に気合い入ってませン?スーさんが着陸前に制服着てるの見たの組んでから暫く振りですヨ?大体普段ジャージやゆるいシャツ、よくてパジャマじゃないですカ」
普段見ない資料の他にもSS隊の標準制服を既に着込んでいる普段見ないほど準備がいいスーも眼前にいた。
「何言ってるんですかティーさん。私達はSS隊なんですよ?平和を維持する為に最善を尽くしているだけです」
「それにしたっテ……」
反論する前に宇宙船から惑星到達のアナウンスが流れた。
「行きましょうティーさん。安全な着陸場所はお手元の資料3ページを参照して着陸してください」
「そこはワタシの仕事なんですネ」
ティーは3ページ目をめくった。
そうしてスーに多少の疑念を抱きながらも宇宙船は【出会いの星】に着陸するのだった。




