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異世界で復習を  作者: 白樺土竜
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プロローグ

 世の中の大半の者は努力が嫌い、もしくは苦手だと思うが、そんな中でも努力が好きな人種というものは一定数いる。例えば、サッカーで全国大会に出場した彼。例えば、模試で一位を取った彼女。

 そして彼もそういった稀有な人種の一人だ。名を真田浩一という。まぁ、名前のことはどうでもいい。今後この名前が出てくるのは数える程しかないだろう。何故なら彼はこれから『真田浩一』とは違う名で呼ばれるのだから。

 事件、いや事故が起こったのは彼が高校生になって間もない四月のことである。その日彼はいつも通り朝の四時に起き六時まで数学の勉強をして朝食を食べてそれから意気揚々と自転車に跨った。問題があるとすれば彼の方ではなく、彼を轢いた自家用車の運転手の方だろう。そう、彼は登校中車に轢かれたのだ。カーブミラーもない狭い道から車が勢いよく飛び出し、彼と衝突した。近くにいた人はまず、人があんなにも飛ぶとは……と思うであろう。彼は綺麗な弧を描きながら数メートル先の車道へぶっ飛んだ。間もなく死に至った。

 さて、人間の魂が死後どこへ行くのかは私は知らないが彼の場合は彼が生きていた世界とは異なる世界。有り体に言えば異世界に飛ばされた。理由は定かではない。可能性を挙げればきりがないがどれも憶測の域を出ないだろう。

 ともあれ、彼、真田浩一は異世界に転生した。次に彼が目覚めたのは彼が生まれて数日が経った頃だった。

スマホ更新&書きだめなしなので更新が遅くなったり一話が極端に短くなったりします。ご了承ください。また、作者は努力出来ない類の人間です。彼とは違います。あしからず。

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