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新生活の始まりです。★

 午後になり使用人控え室に顔を出すと、キャサリンさんと弓月を交えて何人かの見知らぬ大人達が歓談していた。いずれも若宮家の使用人とのことで、俺のことは事前に説明されている様子だった。


 一通りの自己紹介が終わると、気さくに話しかけてくれたり、お菓子を勧めてくれたりする。みんな温かく俺を迎えてくれているようだが、中にはブリザードのような視線も混じっていた。

 

 男性の使用人は俺以外に一人いて、一般的な会社で言えば定年を迎えているくらいの年代だろうか。元ホテルマンの三好みよしさんだ。細身で長身、銀縁眼鏡がよく似合う知的でもの静かな人のようだ。女性ばかりの職場で少々気詰まりしていたらしく、俺の加入を特に喜んでくれている。手の空いたときに彼の趣味である将棋の相手をする約束をした。


 女性はすでに見知っているキャサリンさんと弓月を除いて三人。いずれも俺の親くらいの世代に見える。弓月が飛び抜けて若いのだ。三人のおばちゃん達はおしゃべりが大好きらしく、何かをぺちゃくちゃと喋っては明るい笑い声を上げている。話をしていないときはお菓子を食べたり、飲み物を飲んだりと常に口を動かしている。

 俺もそのお喋りの輪の中に加えてもらったのだが、俺の冗談やお世辞がはまると容赦無く背中を叩かれてしまう。肉厚の手のひらでの張り手三連発。

 とはいえ悪意があるものではないので、床をのたうち回る程度の痛みで済んでいる。……これ、悪意があったら死んじゃってるんじゃないだろうか?


 俺が弓月に冷たくあしらわれているのを見て、いつから付き合ってるの? などと悪い冗談を言うものだから、弓月は機嫌を悪くして部屋の外へ出て行ってしまった。その様子を見て、若いっていいわねーとまた笑い声をあげる。この人達の前では弓月のクールキャラも形無しのようだ。


 キャサリンさんと俺、そして弓月以外は各々の自宅から屋敷に通っており、一人か二人が日替わりで働きに来るらしい。日曜休日は基本的にお休みらしいのだが、今日は俺との顔合わせのためだけに集まってくれたのだろうか? 何だか恐縮してしまう。


 奏お嬢様との添い寝という仕事の他に、軽い雑用と他の使用人のサポートという仕事が俺に与えられることになった。働くのは望むところだった。早く仕事に慣れて少しでも役に立ちたい。

 俺はこの新しい居場所での自分の立ち位置を掴むことに、少し焦りを覚えていた。本当に添い寝の仕事は奏お嬢様の役に立っているのだろうか、という思いがあったのだ。


「今は奏お嬢様はどちらに?」


 俺は頭をひとつ振って奏お嬢様の温もりや身体の柔らかさを脳裏から追い払った。やっぱりただの添い寝とはいえ、一晩同じベッドで過ごしたんだ。いきなり顔を合わせてしまうのは少し気恥ずかしい。


「仕事じゃ。帰りは夜中になるそうじゃ」


 キャサリンさんが何事もないように教えてくれた。忙しいとは聞いていたが、休日まで仕事に追われているとは思わなかった。

 若宮家は一年ほど前に若宮グループの会長でもあった当主が亡くなっている。奏お嬢様のお父様だ。現在若宮グループの会長は名義的には奏お嬢様になっているが、後見人である叔父さんが会長代理として実質的な職務を行っている。しかし会長である奏お嬢様が立ち会わなければならない場面も多く、休日返上で会長としての責務を果たしているらしい。

 俺も張り切って自分の仕事をしよう。早速思い立ってキャサリンさんに指示を仰いだのだが、身の回りの荷物の整理と学校のための準備をするよう命じられた。

 荷物が多いわけではなかったが、荷解きや私室の整理をしていると、あっという間に日が暮れてしまった。



 夕食は昨日と同じようにキャサリンさんと弓月と三人で食卓を囲んだ。食堂は三人では広すぎるので使用人控え室のテーブルを使う。俺が部屋に入ったときにはすでに配膳がされてあって、少し申し訳ない気分で席に着いた。


 俺のご飯だけが大きな丼にてんこ盛りになっている。若いんだから食っとけというキャサリンさんなりの厚意なんだろうが、それにしても盛りすぎだろ。まあ、ありがたく頂くんですけどね。

 甘い味噌の香りが食欲をそそる。純和風のメニューで主菜は鯖の味噌煮だった。小鉢の副菜は品数が多く、どれも手が込んでいて美味しかった。特に鯖の味噌煮は絶品で俺の丼はあっという間に空になった。


「いやー、美味しかった。毎日こんな飯を食べられるなんて幸せだな」


 弓月がしらっとした顔でこちらを見ている。


「何だよ?」


「褒めすぎじゃない? 昨日は何も言わなかったでしょう。正直わざとらしいんじゃないかしら」


 昨日の夕食は味わう余裕なんてなかったのだ。初めての添い寝のお仕事が控えていたため、緊張して何を食べたかすら記憶が曖昧だった。

 しかし、それを正直に言うと弓月の機嫌を損ねてしまうだろう。正直、弓月の怒った顔は嫌いではない。彼女らしくて活き活きしているようにも見える。ただ、その後のコミュニケーションが困難になるので、この場では避けたいところだった。


「何言ってんの? 地味に見えて手の込んだ料理なんだぞ。いいか、鯖は丁寧に霜降りをしないとどうしたって臭みが出るんだ。他の料理だって下処理が面倒なものが多いし、料理に対する愛情を感じるね。だいいち味付けがいい。まさにシェフを呼べって感じだよ」


「お前の目の前におるじゃろ」


 キャサリンさんの言葉に首をかしげてテーブルの向かいを見ると、弓月が居心地が悪そうにもじもじとしていた。少し顔が赤くなっている。深く考えずに熱弁してしまったが、あー、そういうことな。

 ここは最大限の賛辞を送っておこう。


「……いつでもお嫁に行けるな」


 弓月は何を言われたのか理解できないようにテーブルの中央をじっと見つめた。俺は彼女の反応を奇妙に思いつつ、湯飲みのお茶をずずっとすする。突然弓月が倚子の上で小さく跳ねて、テーブルの上の食器がガシャリと音を立てた。

 驚いて弓月を見ると、うつむいたまま小刻みに震えている。キャサリンさんが迷惑そうに俺に向かって手を振った。野良犬を追い払うようなジェスチャーだ。俺はその意図を察して、弓月の怒りが爆発する前に控え室を飛び出した。


 奏お嬢様の帰宅は深夜零時を回ってからのことだった。キャサリンさんの後について玄関先で迎え出ると、奏お嬢様は疲れ切った足取りで黒塗りの車から降りるところだった。暗がりでも分かるほど顔色が良くない。俺は少し心配になって、いつでも彼女を支えられるようにその傍らを歩いた。


 奏お嬢様はまっすぐ寝室に向かい、どさりとベッドに倒れ込んだ。それを見届けたキャサリンさんは寝室を出て行き、俺は当然のようにそこに取り残された。

 しばらく奏お嬢様の様子をうかがってみたのだが、全く動く気配がない。奏お嬢様はベッドの上にそぐわない堅苦しいスーツ姿だった。せめてストッキングくらい脱いだ方が楽に寝られる気がするのだが。……いや、決して脱がせたいと思ったわけではない。


 今夜の俺の仕事はどうなるんだろう? 自分から女の子のベッドに入るのは躊躇われたが、疲れている主人を起こして指示を仰ぐようなことはしたくない。これは俺の仕事なのだと自分に言い聞かせて俺はそろりとベッドに入ることにした。


「失礼しまーす」


 俺が声を忍ばせベッドに入ろうとすると、ピクリともしなかった奏お嬢様が突然バネ仕掛けのように飛び跳ねた。

 あまりに突然の動きに俺は声を上げることもできずに後退ってしまった。地面に落ちている死にかけの蝉にうかつに近づいた時のような状況た。あれ、怖いんだよな。


 奏お嬢様は自分の袖を顔のあたりに近づけて、なにやら難しい顔をしている。俺は動悸を鎮めるために深呼吸をしていた。


「先に寝ててください」


 俺にそう言い残して奏お嬢様はものすごいスピードで寝室から出て行ってしまった。

 十分後に寝室に戻ってきた奏お嬢様はほこほこと湯気を立てていて、明らかに湯上がりの様子だった。お風呂に入るならもっとゆっくり入った方が疲れがとれると思うのだが。

 奏お嬢様は俺がいるベッドの方を見ながらその周りをぐるぐると歩き回っている。プロレスラーが相手を見定めながらリング上を動き回る様子に似ていた。そして、気が済んだのか俺の隣に横になり、すぐに爆睡した。

 

 昨日と同じように奏お嬢様に抱きつかれてしまったが、心なしか拘束が緩いような気がした。やはり疲れているのだろう。今日一日、本当にお疲れ様でした。

 今日は無理だけど、奏お嬢様とゆっくり話をしてお互いのことを知り合えたらいいのに。


 とにかく、今は早くこの仕事に慣れないと。少しでも眠れるように、なるべく奏お嬢様のことを意識しないよう試みた。しかし、俺の煩悩はなかなか自己主張が激しいようだ。添い寝のエキスパートへの道のりは険しく、まだまだ長そうだった。



 翌日、俺と弓月は連れだって商店街を歩いていた。もちろんデートというわけではなく、キャサリンさんに日用品の買い出しを命じられたのだ。正確に言うと買い出しを命じられたのは弓月で、そのついでに俺に街の案内をするという流れだ。

 夕べのことがあるからか弓月は随分ごねたのだが、結局は俺の同行を認めてくれた。頼られたら断れない性格なのだろう。今も目についたものについて片っ端から質問する俺の相手をしてくれている。


 弓月はスリムジーンズと白のブラウスという私服姿だった。シンプルな服装だと彼女のスタイルの良さが際立って見えた。身長が高いわけではないが、出る所が出ている。少し開いた胸元に細めのネックレスが揺れていて、とても大人っぽい印象だった。


 かもめ通り商店街はアーチ型の天井を備えた典型的なアーケード商店街で、長さは三百メートル程度になるらしい。最近張り替えられたのか、床の色とりどりのタイルが鮮やかだった。若宮家から歩いて十分ほどの距離ということもあり、使用人も仕事として訪れることが多いようだ。

 昼下がりのこの時間は買い物客の姿はまばらだったが、各商店からは呼び込みの声が飛んでいる。弓月の姿を見つけて話しかけてくるお店の人も多く、地域住人とのつながりを大切にしている場所であるようだった。


 弓月は軽い会釈をしたり手を振ったりしてその声に応えていたが、魚屋のおじさんの「彼氏かい?」という質問に三分ほどの時間をかけて念入りな否定をした。おじさんかわいそう、そして俺もかわいそう。


「あの子は良い子だよー。冷たそうに見えるけど、面倒見がいい。お兄ちゃん、逃がしたら後悔するよ」


 魚屋のおじさんは懲りずに去り際の俺を呼び止めて耳打ちをした。商店街での弓月の人気は相当高いようだった。


「ずいぶん活気がある商店街なんだな」


「そうね。たまにうっとおしい時もあるけど、もう慣れたわ」


「お前そういうの苦手そうだもんな」


「……あなたのそういう馴れ馴れしい感じにも慣れなくちゃならないのかしら?」


 弓月は呆れ顔で独り言のようにつぶやいた。そうは言っているものの、弓月は積極的ではないだけで人付き合い自体は特に苦にしないらしく、時々店のおばさんに呼び止められては談笑している。そういう時の彼女は年相応の女の子に見えた。


 細々とした買い物が終わり、最後にお米屋さんに行く。いつもは定期的に屋敷に届けてもらっているらしいが、追加で買い足す必要があったので直接お店へやって来たのだ。細腕で米袋を持とうとする弓月を慌てて制止する。


「待った待った、俺が持つよ」


「このくらい大丈夫よ。私が買い物を頼まれたのよ?」


「一人でする買い物の量じゃない。キャサリンさんだって、荷物持ちをさせるつもりで俺を一緒に来させたんだろ」


 しゃがみ込んでいる弓月と米袋の間に割り込むようにして手をかける。


「いつまでもお客様でいる気はないんだ」


 少しトーンを落とした俺の声に戸惑ったのか、弓月は手を引っ込めた。


「それに、あの家で米を一番食うのは俺だろうからな。俺が持つのが妥当だろ?」


「そう、それじゃお願いするわ」


 結局は弓月が折れてくれた。そして言いにくそうにお礼を言う。俺は彼女に気を遣わせないよう、なるべく軽々と見えるように十キロの米袋を持ち上げた。

 全ての買い物を終え、俺達は並んで商店街の入り口へと引き返した。その道すがら、弓月が俺に向ける物言いたげな視線を何度も感じた。


「言いたいことがあるなら言ってみてくれ。気になって仕方がない」


 俺が苦笑しながら促すと、弓月は肩の力を抜くように小さく吐息を漏らした。


「俺に対する不満、あるんだろう?」


「時間がかかりすぎるから、書面でいいかしら?」


「そんなにか……」


「奏お嬢様やキャサリンさんが認めているから、私からは何も言うことはないわ。けど、これだけは覚えておいて。あの人に良からぬ事をしでかしたら、絶対に許さないから」


 弓月の表情は真剣なものであり、その視線は真っ直ぐに俺の目を射貫いている。彼女の俺に対する不信感は依然として払拭されていないようだった。にも関わらず、俺はこみ上げてくる喜びを抑えることができない。


「何が可笑しいの?」


 無意識のうちに頬を緩めてしまっていたようだ。馬鹿にされたとでも思ったのだろうか。弓月の表情が険しいものになった。

 真剣な彼女の思い。それに応えるには俺の正直な気持ちを伝えるしかなかった。


「いや、嬉しくて」


「……あなた、私の話を聞いていたの?」


「大切に思ってるんだな、奏お嬢様のこと」


 弓月が意表を突かれたような表情を見せる。クールな仮面がはがれ落ちて、幼い女の子のようなあどけない顔があった。


「仲間だな、俺達」


「……変な人」


 俺の言わんとすることは、何となく弓月に伝わったようだった。彼女は俺から顔を隠すように背を向けた。そして何かに驚いたように、ビクリと身じろぎする。

 いつからそこにいたのだろうか? 弓月の背後に一人の女の子が立っていたのだ。

 ポニーテールの活発そうな女の子で、俺たちと同じくらいの年頃だ。デニム生地のミニスカートから伸びる健康的な脚が印象的だった。正直大好物です、はい。

 女の子は無遠慮に弓月の顔を覗き込みながら、ニヤニヤと笑みを浮かべていた。


「華子? 驚かさないでよ……」


「往来の真ん中で痴話喧嘩とは……奈緒も成長したもんだよねえ」


 弓月は慌てた様子で素早く彼女の肘を掴むと、俺に背を向ける形で何やらまくし立てた。華子と呼ばれた女の子は、頷きながら弓月の話に茶々を入れているようだった。細かい内容までは聞こえてこないが、話がかみ合っていない雰囲気だけは伝わってきた。


「だって、あの人に手を出すくらいなら、私にして! って」


「そんなこと言っていないでしょう?」


 弓月の物まねなのだろうか? 女の子は身体をくねらせながら芝居がかった言い回しをした。それに対する弓月の冷静な突っ込み。普段の二人の関係性が垣間見える。

 女の子は背中越しに俺を興味深そうに見て、弓月の脇腹を指で突いたりしている。話の方向性は大体察することができた。商店街の人達の対応からも窺えたのだが、弓月が異性と一緒に行動しているのは珍しいことなんだろう。どうやら弓月は、ある程度親しい人間からも堅物だと思われているらしかった。


「仕事として言いつけられて、買い物に来ているのよ」


「うんうん、それで? 私のこと紹介してくれないの?」


 弓月は諦めたように俺の方に向き直った。


「同級生の柴田華子しばたはなこ。一年生の時、同じクラスだったの」


「はじめましてー、よろよろー」


 柴田さんはにこやかにひらひらと手を振った。

 弓月の友達にしては随分と緩いノリだな。いや、こういう子の方が弓月には合うのかもしれないな。

 俺は彼女に合わせて、砕けた調子で挨拶した。


「俺は会沢彰人あいざわあきと。弓月とは同じ屋根の下で寝食を共にする仲なんだ」


「ははっ、いいね会沢君。ウケる」


 柴田さんは何か文句を言おうとする弓月をブロックするよう前に出た。その背後から弓月が悔しそうな顔でこちらを睨んでいる。

 やばい、調子に乗りすぎると後で絶対に怒られる。


 その後しばらく三人で立ち話をしたのだが、俺と柴田さんとの会話に弓月が冷たく突っ込むという関係がすぐに確立した。

 別れの挨拶を交わす頃には、俺たちは「華ちゃん」「アッキー」と呼び合っていた。

 華ちゃんがおどけるように手を振りながら商店街へと入って行く。彼女の家は、この商店街で喫茶店を経営しているらしい。

 俺はぶんぶんと手を振り返していたのだが、隣の弓月は疲れたように肩を落としていた。


「大丈夫か?」


「……随分と気が合っていたわね?」


「ノリの良い娘だな。あんな感じなら誰とでもすぐに仲良くなっちゃうだろ」


「そうね、私の時もそうだった」


 弓月は何かを思い出すように温かく微笑んだ。それは解けた雪の間から見える綺麗な花のような笑顔だった。

 今日はいいものを見られた。これからも彼女のいろんな顔を見てみたい。そう思わせるほど魅力的な笑顔だった。


挿絵(By みてみん)

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