《堅會》の第二部隊の刺客
ある建物で、ある男性が椅子に縄で縛られ、布で眼を隠されていた。
「何者か知らねぇが俺ぇをどうする気だぁっ!!」
椅子に縄で縛られた男性が、身を拘束した《堅會》の第二部隊に恐れながら大声で訊いた。
「始末するんだよ、ゴミをな」
拘束された男性の腕に、ナイフを突き刺し、様子を見るスタシトだった。
「うぅぅっっぐぁああああぁぁぁあああぁぁぁぁっっ!!!!いでぇぇっっ……もう一人いるんだろぅぅっっ……たすけろぉぅっっ……」
「ゴミが助けを求めてるが?」
スタシトは、拘束した男性の腕にナイフの刃を突き刺し続けながら、壁に身体をもたれかけている部下の女性であるストラフに顔を向けた。
「遊ぶのは良いが、そのゴミはそんなにもたないぞ。まだ遊べるゴミはあるんだ、そんなくずゴミに時間をかけることはない……どんな育てられ方をしたらこうなる?」
「お前も言えたことないだろ。《堅會》に属しているんだから」
「ああああぁぁぁぐぁああぁぁぁあああぁぁぁ」
「うっせぇ、ゴミが」
スタシトが吐き捨てると同時に男性の腕からナイフを抜いて、男性の首を斬った。
「うぅっ、穢れた血で汚れる」
「なに血を撒き散らしてんだ、クソが。つい本音が……すみません隊長」
「クソはおめぇだろ。今更謝んな。チッ……次はなんだ?」
「おんなじようなゴミですよ」
「わかってるわ、俺らゴミ処理部隊なんだからよぉ」
スタシトについていくストラフだ。
ディヴリェの暗部である《堅會》の第二部隊は、今日もゴミ処理をしていくのだった。




