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第二十四部 第四章 よいしょ

「せっかく、調べて持って来たのに」


 光り輝くものが真っ赤に光ったままだ。


 光り輝くものの脇には例の槍が刃先に変な鞘がついた形で持っていた。


「「「「「すいませんでしたぁぁぁ」」」」」」


 俺を含めて晋作さんを除く二階堂家の全員がその場で土下座した。


「いやいや、謝るなら最初から言うなよ」


 光り輝くものが憤懣やる方無しって感じで憤っておられた。


「流石、仕事が早い」


「槍の刃先も大丈夫なのように鞘を作るとは流石ですな」


「素晴らしい」


 二階堂家らしい手のひら返しで、皆でよいしょしまくった。


「全然、昔と変わって無いな」


 晋作さんが呆れた顔をした。


「ずっと、こんななのか」


 妙音(みょうおん)さんが悲しい顔をした。


「いやいや、何を言うんだ。我々が間違ってました。流石は知生体だ。貴方は素晴らしい」


 龍昇爺さんがよいしょよいしょで凄い。


「まさに、天才の御業でございますね」


 親父に至っては敬語になっていた。


「なんか、こう外からだと怖いけど、内部に入ったら、良く見るいつもの二階堂家だよね」


「うん、デジャブがある」


 由宇と雄二が冷やかに答える。


「何を言うんだ。君達。間違ったと思ったら、すぐに謝る。これが大事なんでしょうが」


 俺がそれを遮るように答えた。


「お前のコア知生体としての力が異様に高スペックなんだが、使うの躊躇するわ」


 光り輝くものが呆れたように答えた。


 赤い光は白けたのか白い光に変わった。


「異様に高スペック? 」


 俺が不思議そうに聞いた。


「創造する能力が異様に高い。今までのコア知生体に比べて倍以上ある」


 光り輝くものがそう呟いた。


「そ、そうなのか? 」


 妙音(みょうおん)さんも驚いてる。


「ああ、道理であんな巨人にもなれるはずだ」


 光り輝くものがそう告げたせいで、俺が俯いた。


 ちょっと、あれは思い出したくない現実だ。


「そう言えば、コンドームとやらが何か聞いてなかったな」


 ふとお館様がにこやかに笑った。


 どひーー。


 いきなりのドツボ。


 顔が硬直してしまう。


「しょうがないなぁ」


 由宇がお館様に耳打ちした。


「ちょ、ちょっとぉぉぉ! 」


 俺が叫ぶが先に意味を聞いたらしい。


 お館様が耳たぶまで真っ赤にして俯いていた。


「あああああああああああああああああ? 」


 俺が頭を抱えて叫ぶ。


「緊張感無いよな」


「本当だ」


 元のっぺりとした顔のカマキリさんだったグレイさん達がそう俺達を評した。


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