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嫁の愛妻弁当

朝3時30分にぴったり嫁は起床する。

俺の弁当を作るためだ。


俺は結婚する前は兵舎の食堂を利用していた。

はっきり言って弁当など持参したことなどない。


朝早くから作るのも大変だと思い「不要だ」と申したところ嫁は固まってしまった。

何故だ?

しかも断ったにもかかわらず、翌日から彼女は、弁当を俺に持参させた。


まぁ嫁がそれでいいのなら構わないのだが・・・・。

だが、しかし・・・

はじめて嫁の弁当を見たとき固まってしまった。




なぜなら



キャラ弁だったからだ!!




こんな可愛らしいくまの形をしたおにぎりとか、鳥の形をしたキャラ弁、羊のキャラ弁



どうやって箸をつけたらいいのだ?!!


むしろこんな可愛らしいものを崩せるわけないだろう!


ダメだ。俺にはできない。

仕方なく昼飯も食せずにそのまま弁当を持参して帰る日々。


「こらなくていい。」

といえば次の日から、何故か可愛らしいキャラクターものから、人物弁当に!!

お父上の顔が器用にノリで切り抜かれ米にはられている。

開けてコンマ数秒で食欲をなくした。

次の日は、嫁のお父上の似顔絵・・・・。これは食してはまずいだろう、嫁の父上を食べるわけにはいかないからな。

その次は、何故か判事。


俺は嫁に裁かれるようなことでもしただろうか?

だが人物弁はさすがに・・・・さすがに心苦しい

「シンプルなものでいい」

と再三伝えると、ある日でてきたのはスペアリブ単体。

何ヶ所か歯型がついているが・・・・。まぁこれなら普通に食せるな。露店で売られている味がするが気のせいだろう。

友人たちは喧嘩でもしたのかと心配してくれたがそんなわけないだろう。


翌日からは

何故か 『呪』とか『恨』とかが桜でんぶやそぼろ、ノリで作られた文字弁当になっていた。



・・・・・・・

俺は何もしていないよな・・・・・?


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