8/18
彼昔話(ひじゃくばなし)―一 「青年達は世界に望んだ」
一人の青年は、この世界の「真実」に触れてしまいました。
一人の青年は、この世界に「真の平和」を願っていました。
この二人の青年は、きっかけこそ違うものの、世界に「本当の平和」が訪れることを願っていました。
似た願いを持つ二人の青年は、惹かれ合うように、出会いました。
二人は、多くの人々に手を差し伸べて、生きる希望を伝えていきます。
しかしある時、一人の青年は、大きな過ちに気付いてしまいました。
青年は自らの行動を、なんども後悔しました。
なんども。
なんども。
なんども。
後悔しました。