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一人の男との出会い【響ビジョン】




2009年1月1日、私の体温はからからにかわいていた。



人の温もりが欲しくてたまらなかった。




だからいつもの様にケータイを開いて出会い系サイトにアクセスした。



『姫島 響、16歳です。年齢は関係ないので、すぐに会ってくれる人よろしくお願いします。』



そう掲示板に書いて顔写真を載せると、すぐに男は絡んでくる。



「ピリーン」




「またきた。」



『響ちゃん可愛いね!!俺、23歳なんだけど会ってくれる?』



ほとんどのメールがこんなような内容だ。



でも私はそんなの構わない。

人の温もりが欲しいから。



『いいよ!!すぐに会おう。今日の夜は駄目?』



『いいよ!!全然OK!!』



ほとんどの男は夜と出すとすぐに興奮していい返事をくれる。



それでいつも男と会うのだが、男と会ってから朝までの記憶が消えてる事もあった。



記憶が消えてるときは温もりなんか感じなかった。




それより、本当に私は男と会ったのかと疑問に思う時のがあった。



しばらく考えてるとまたメールがはいった。





『今日の夜より今から会わない?』



『いいよ。今から会おう。』



そして私は約束の場所にむかった。



「響ちゃーん!!」



私が振り向くと優しそうでかっこいい人がこっちにむかって走ってきた。



「可愛いね!!俺は【真辺まなべ 友也ともや】じゃあ行こうか。」



「うん。じゃあどこのホテル入る?」



「あははっ!!響ちゃん、気がはやいねっ!!まだ昼間なんだからゲームセンター行こうよ。」



私は手を引かれてゲームセンターについていった。



「ねぇ、友也ぁ、はやくホテル行こ?」




「じゃあ、あのプリクラとったら行こう!」



私達はプリクラをとってホテルにむかった。



「響ちゃん、俺の友達も来てるから一緒にいいかな?」



「えっ!?駄目だよ。」



「まぁ、いいじゃん。おーい、いいよ!!」



友也が合図すると男が二人出てきた。



「響ちゃん、絶対楽しいからさ。」



三人がせまってきた途端、急にめまいがしてきた。



「あ・・・れ・・・?私・・・。」



『バタン!!』




私は倒れて気を失ってしまった。



私が起きた時にはもう朝で自分の部屋のベッドで寝ていた。

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