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人物紹介

リクス・S・モラディーン

 レベル11、年齢18歳、職業僧侶(クレリック)、身長188センチ、体格はファイター並。

 パーティ内のいちおうリーダーで【リクス・ファミリー】の創立者。常識人で平時はいつもニコニコしているがどちらかというと日和見主義で決断は人に任せる。聖職者らしく厳格な体内時計を持ち早寝早起きがモットー、磁石が埋まっているのではないかというぐらいの方向感覚がありマッパーを兼任。

 もとはモラディーンという貴族だったが魔物の襲撃を受けて領地が壊滅、没落して聖職者となって修道院にいたが、何をおもったか修道院を抜け出して妹と一緒に冒険者となった変わり者。

 極度のシスコンで、妹に近づく男(パーティーメンバー以外)がいると鬼のような形相になる。自らが奉仕する戦いの神グリモフよりも妹が大事と言ってはばからない問題児。それゆえにちょっと神様から問題視されて回復魔法などが掛かりにくかったりと多々弊害がでているが、笑顔で「それがどうしましたか?」とどこ吹く風。

 得物はクレリックらしく錫杖。信仰している神様の性質上、彼は戦場がとても好きで一旦錫杖でモンスターを殴りだしたら人が変わる。パーティーでも後方配置が当たり前の僧侶がモンスターをぼっこぼこにする姿は見物だ。回復をおざなりにするけどさ。



ルーティ・ギギラ

 レベル9、年齢不明(僕の三倍は長生きしていると言っていたので50歳は越えているかも)、職業弓使い(アーチャー)、身長145センチ、茶色い髪のおかっぱで人形のように可愛い。

 ドワーフ種族なのにどうしてかアーチャーをしている変わり者。その昔は斧姫と言われるほどの高レベルな戦士だったらしいが、前衛職は血で汚れるから嫌になったという理由だけで転職してアーチャーになった人。パーティー内では唯一の高レベル経験者でいろいろなアドバイスをくれるが、ドワーフらしく大ざっぱであまり助言にはならない。あと年齢が年寄りクラスなのでよく説教をされる。パーティーの役割としては索敵。ルーティの索敵は鬼のように正確だ。

 得物は彼女の身の丈ほどもある巨大な鋼鉄製の弓。普通の人間じゃ絶対に使えないほどの硬い鋼鉄製の弦を軽々と引く。しかも、矢は短槍。一撃は大型モンスターを串刺しにするほどの威力を見せるが、矢が三本しかない上に滅多に当たらない。当たらないどころかルーティの前に出ると死ぬといわれるほど危なっかしくて、僕も一度脇腹を軽くこすっただけで吹っ飛ばされた。大ざっぱなドワーフに狙撃なんてできるはずもなく、モンスターパニックのときに適当にぶっ飛ばすぐらいにしか役に立たない。

 が、本人は気に入っているらしく。そのうち猟犬でも見つけたらアーチャーの上級職である狩人(ハンター)試験を受けるつもりらしい。パーティーのメンバーは絶対に不合格になると言っているが本人には内緒だ。怖いから。



マリア

 レベル10、年齢不明(記憶喪失につきおよそ16歳ぐらい)、職種は剣士(ソードファイター)(盾をメインにするので騎士志望)、身長168センチ、モデルみたいな顔立ちとスレンダー美人。細いのに身体強化の魔法が使えるので力はとてもつよい。以前、酔っ払いが近づくとぶっ飛ばしていた。

 パーティーの前衛の要のタンク役だが、極度の対人恐怖症のためルーティとミリヤ以外が近づくと途端に挙動不審になり魔法が切れて、前線が崩壊する。でも食事のときやメンバーが買い物に出かけると後ろのほうからこそこそ着いてくる寂しがり屋。普段は無口なので空気みたいだが、動物が好きで彼女の周りにはなぜか動物が近寄ってくる。たまに無害なモンスターも近寄ってくるので油断ならない。

 対人恐怖症がなければパーティーでも一番の常識人で優しい性格。

 この世界では前世の記憶(日本人の記憶がある僕と同じ)があって色々と話したいが対人恐怖症がありなかなかしゃべる機会がない。

 前世の記憶はあるが、転生後の記憶がない。ふらふらと草原をさまよっていたのをルーティーに拾われて【ファミリー】に勧誘されたらしい。

 得物は大楯(タワーシールド)とロングソード。巨大な盾を軽々と持って敵を食い止める。攻撃系のスキルは苦手らしく、もっぱらシールドチャージやバッシュを使って敵を吹っ飛ばしたりする。敵のヘイトをかき集める【ウォークライ】は戦乙女のようなかっこよさがあって見物だ。ただ、大楯にお金を使ってしまったために本格的なアーマーなどは買えておらず後衛職と同じような革鎧を装備している。もっかのところパーティーは彼女にア―マーを買ってあげようというのが議題。でもアーマーってべらぼうに高いんだな・・・これが。

 パーティーでは荷物の運搬役をしている。



ミリヤ・M・モラディーン

 レベル8、年齢14歳、職業は商人(マーチャント)、身長は155センチ、つり目で勝ち気な女の子。金髪を後ろで一括りのポニーテールがよく似合う。毒舌家の守銭奴。

 兄のリクスから極度な偏愛を受けているが、本人は迷惑に感じているらしい。兄への辛辣な言葉はときに僕の心にも刺さる。

 モラディーン家が没落したためかなりの苦労をしたらしく(兄は修道院でのほほんとしていたらしい)、お金には非常に厳しい。冒険者になるまえに商人になるのが夢でモラディーン家再興という壮大な目標がある。パーティーでは唯一ちゃんとした目的がある人だ。パーティーでは財務担当。

 彼女は鉛を金に変える錬金術師という職業になりたいらしく、よくロッドさんに話を聞こうとするがずっと酔っ払っている人なので上手くいったためしがない。だがめげないあたり彼女の芯の強さがうかがい知れる。

 努力家で勉強家なので道に生えている薬草を煎じたり、モンスターの素材の相場をよく知っていてパーティーの家計簿を助けるようなものをたくさん作ってくれる。クエストに出る際にはいつも三冊は図鑑を鞄に忍ばせてくる。

 「兄、めんどくさい」が口癖だが、彼女が大事にしている髪飾りはリクスが初めてクエストの報酬で買ったものだ。意外と可愛いところがあるのでよく見ていたら和む。

 得物は棍棒。それも鋲がたくさんついたとげとげの棍棒。あれで叩かれるとだいたいのモンスターは悲鳴を上げる。ラッシュのときには微笑みを張り付かせて殴り倒すところらへんは兄弟の血筋を感じる。



ロッド・シュラス・ラリカーン

 レベル3、年齢24歳、職業は魔術師(ウィザード)、身長は174センチ、ボロボロの賢者のローブ(魔法大学主席に与えられる一品)を着て、ぼさぼさの髪で赤ら顔の酔っ払い。

 パーティー内では常時問題児。ラリカーン家は由緒ある魔術師の家系で、本人も神童とよばれるほどの天才魔術師兼錬金術師。が、世の中は単純でおもしろくねぇ、といってずっと飲んで酔っ払っている。ラリカーン家も酔っ払いの面倒は見切れないといって勘当されたらしい。

 なぜそんな人がパーティーにいるかと言えば、居酒屋で酔いつぶれているところをリクスが拾ったとのこと。

 ずっと酔っ払っているので本来最大火力でモンスターを一掃するはずの魔術があまりつかえず、本人曰く【酔魔術】と呼ばれる魔術のみをつかっている。

 本来、魔術はいち詠唱あたり一種類の魔術か使えないが、この酔魔術は複数の属性の魔術を放つことができる。しかし、火力は低く、出てくる属性もランダム。ときに不発もあり、ギャンブルに近い。

 聞く限りでは役立たずのように見えるが、興味を引くようなことがあればすぐさま酔いが覚めるようで、そのときにロッドさんは神がかって知的だ。ぱぱっと難問を解いてすぐさま錬金術で酒を生成して酔いつぶれるけど。

 得物はラリカーン家を出る際に杖代わりとして拝借してきた伝説の魔法の杖。魔力を高め、魔術の火力をすさまじく上げる一品なのだが、ロッドさんはほとんど杖としてしか扱わず、その石突きの部分が摩耗して可哀想なことになっている。

 パーティー内の役割は荷物。だいたい荷車で寝ている。


シーカー・R・シーラー

 で、僕はレベル9、年齢17歳、職業は盗賊(シーフ)、身長は171センチ、無造作に短くした黒髪と黒い瞳の普通の男だ。

 遍歴職人の錠前師の父を持ち、各地を旅していたんだけど父が他界して冒険者になった。もともと、前世の記憶があったので冒険者というのに憧れもありアーチャーにでもなろうかなと思っていた矢先、前に所属してたパーティーの口車にのってシーフになってしまった。前のパーティーが野盗みたいな悪い人たちだったので逃げ出し、ルーティに誘われて【リクス・ファミリー】に所属。

 探索者(シーカー)なんて大それた名前があるのも父がその昔冒険者だったといのもある。

 特技は【鍵魔法】とよばれる錠前師特有の固有魔法。鍵の掛かったものをなんでも開けることができて、その上モンスターを弱体化したり仲間を強化したりできる。簡単に説明すると、この世界では人間にもモンスターにも魔力があって、普段はそれにリミッターをかけているいて僕はそれを解除したり、逆に施錠したりすることができる。聞けばすごい魔法のようにも聞こえるけど敵に接触しないとできないので意外と難しい。僕は情けない話運動音痴だ。敵の前に出てしまったら死ぬ可能性だってある。なんとかシーフのスキルで人並みには動けるが、小心者だけあってなかなか前にでるのが怖い。

 得物は安い短剣(ショートソード)二本とスリング。もっぱらスリングを使って後方からモンスターに石をぶつける役。虎の子の爆破魔石を三個を常備していて、やばくなりそうだったらそれをぶつけて敵を吹き飛ばす。魔術を封入した魔石はすごく高価(300コル)ほどするので滅多に使えないけど。

 パーティ内での役割は雑用。クエストにでるときの準備や野宿の料理、そのほかの申請書類を書いたりと雑用を全部引き受けている。

 悩んでいることは、とてもバランスがいいパーティーなのになぜか効率的に経験値をためられないこと。原因はわかっている。ほとんどのメンバーが職業を無視した前衛なのだ。後衛職の代表である魔術師のロッドさんは酔いつぶれているし、アーチャーのルーティの矢(という名の槍)は当たらなくてイライラして矢でモンスターを蹴散らすし、レリックのリクスは飛び出そうとするし、僕はビビってスリングショットばっかりしてモンスターを倒せない。この問題児ばっかりのパーティーをどうしよかと真剣に悩んでいるのきっと僕だけだ。

 はやく初心者パーティーを卒業して、中級ぐらいになれば生活も楽になるのに・・・。


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