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死憶の異世界傾国姫  作者: ぎむねま
4章 盲目の姫の残滓
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思惑を探って

 さて、国王崩御の報は王国中を揺るがしている真っ最中だ。

 ボルドー王子は葬儀の準備で大忙しだが、逆に俺達がやれる事は限られてくる。

 夏場なので葬儀を長く引っ張る事は難しいだろうが、国王の葬儀となればどうしたってそれなりの準備期間が必要なようだ。

 第一王子との全面対決を控え、その間に不確定事項は潰しておかなくてはならない。


「そんな訳で、我々もそろそろ余裕が無くなって来たのです、本当の所を教えてくれませんか?」

「な、なんです? どう言う状況ですか?」


 ネルネが慌てた声を出すが、俺とシノニムさんはそんな事では追及の手は緩めない。

 ここはオーズド邸の一室、広々とした部屋にあるのはポツンと椅子が一つだけ。

 そこに主人である俺を差し置いて座るのはネルネただ一人。

 そう、今日の主役はネルネだ。俺はネルネに優しい声を掛ける。


「ネルネ、私達はあなたを尋問しなくてはなりません」

「じんもんっ!? なんで? 私悪い事なんて、してないですよ?」

「本当に?」


 グイッっとシノニムさんが上から被さるように顔を寄せる。

 元々シノニムさんの方が背が高いのに、ネルネは座っている訳で、圧力は(ひと)(しお)だ。


「ええ? なんですか? この前お皿割っちゃった事ですか?」

「……それも気になりますが、そうでは無く、あなた、宰相へ我々の情報を流しているでしょう?」


 シノニムさんの言葉に俺も頷く。

 そう、ネルネはそもそも王宮を取り仕切る中央執務室から派遣されたメイドだ。

 ハーフエルフで俺と同い年ぐらいのメイドさん。エルフが魔力の少ない土地で生きるのが難しいと聞いた今では。当初考えていた以上に貴重な人材なのではないだろうか?

 そんな人材を用意してくる中央執務室は当然だが強力な組織である。侍従長と女官長が表向きのトップであるが、予算の決定権を握るのは宰相だ。

 そして、宰相は元老院の議長も兼ねていて、国王を除けば事実上、国を動かす最重要人物と言って良い。

 そんな人物がこれだけ気を使って派遣してきたメイドを要りませんと突っぱねれば、悪だくみしていますと宣言するようなモノ、我々に受け入れないと言う選択肢は無かった。

 さて、どんな事を吹き込み、ましてや吹き込まれているのやら。


「え? あっ!」


 だがネルネにそれを指摘すると、それこそ今思い出したみたいな顔をするのだ。

 どうにも不安になる。


「あなたが中央に情報を流すのと同様に、中央の動向を私達に教えてくれれば良いのです、ネルネは私の友達でしょう?」

「うぅ……」


 俺はとりわけ優しくネルネを諭すが、反応は芳しくない。俺は尋問する時のアメ役、いわゆる『良い警官』の役割なのだが、直接的過ぎただろうか?

 一方で『悪い警官』のシノニムさんは、冷たい微笑で追い詰める。


「大丈夫ですよ、ネルネがちゃんと話せば痛い事はしませんから」

「えぇ? それ、話さないと痛い事するって意味ですよね? で、でも話せる事なんてホントにないんですよぉ……」


 俯くネルネの様子に、思わず俺とシノニムさんは見合ってしまう。これはどうもオカシイ、スパイを尋問するつもりが、自分がスパイである事すら忘れていたみたいなこの反応。

 一流のスパイとはむしろこう言うモノなのだろうか? いや、でもネルネだぞ?


「うぅ、私は確かに宰相様から派遣されてユマ様にお仕えする事になったのですが……」

「宰相に? 直接ですか?」

「は、はい。あの、元はグレインビルド様の所で侍女をしてて、宰相様と仲が良い方で今度やって来る森に棲む者(ザバ)のお姫様の為にって事で派遣されたのです、優しそうでおじいちゃんみたいだったのに……」

「続けて下さい」

「で、ですね。ユマ様が何を考えているかとか、森に棲む者(ザバ)の戦力とか、後は魔法の力の秘密とか、何でも良いから教えてくれって」

「そう! それです! 正にスパイじゃ無いですか」

「うぅ、で、私言われたとおりに色々伝えたんですよ! それなのに……」

「それなのに?」


 あ、コレ、マズイ奴だ、チラリと横を向くとシノニムさんとまた目が合う。やな予感しますねー。


「それなのに、聞き取りの担当は別の人で、その人はすぐ怒るんです! 全部本当の事なのに、信じて貰えないんです!」

「……えっと、ネルネ、あなた何を報告したのです?」

「まずは、姫様が足の怪我を治した事です。凄いですよねって報告したのですけど」

「信じて貰えなかったと?」


 コクリとネルネは頷く。なるほど、回復魔法など信じられる物では無いのかも知れない。

 それにしたって、勝手に決めつけるのはオカシイ気がするんだが……

 それを尋ねると、ネルネは悔しさが滲む顔で声を絞り出した。


「あの、最初はある程度、信じてくれたんです。でも、次のお茶会で姫様は怪我した足を見せつけたじゃないですか?」

「……そんな事も、ありました……ね」

「それで! お前の言う事を信じて居たのにと落胆されて」

「あー」


 女医さんが診てくれた事が有った気が、ひょっとしたらアレは宰相の手の者で、そこから俺の弱みでも握って――みたいな算段だったのかも知れない。


「私だって、姫様は定期的に自ら足の関節を外してらっしゃると説明したんです! でもぜんっぜん信じてくれないんです」

「あー」


 もう、シノニムさんと二人、『あー』しか言えない。


「なんなら、お前の足の関節を外してそんな事が可能かどうか確かめてみるか? とか脅されてしまって」

「あー」


 今度の『あー』は俺だけ、シノニムさんは咎めるような視線を向けてくるが無視。

 だって、靱帯伸びっぱなしだと変な癖が付きそうで怖くない? それぐらいなら痛いの我慢して、グリッっと、ひと思いにやった方がマシって言うか?


「後は、夜な夜な姫様が突然飛び起きて、外へ向かって矢を放つ事とか、精神的に参っている様ですと」


 うーん、酷い言われようだ……


「そ、それに対して、なんと言われたのです?」

「それ自体は、国を追われた姫なのだから不安定になるのも仕方無いと言う感じだったのですが……」


 どんなキチガイと思われてるか怖かったのだが、俺の心労を思えば無理も無いと(おもんぱか)ってくれた様だ、いやー中央執務室なかなか見所あるね。


 しかしギュッと膝を握って悔しそうなネルネが気になるので、俺は先を促す。


「それで、どうしたのです?」

「後で解ったじゃないですか? その矢は侵入者の頭を打ち抜いていた様ですって! ビッグニュースと思ってそう伝えると、また信用してくれなくって」

「あー」


 どんどんシノニムさんの目が冷たくなってくる。俺、凍えそうだよ。


「あ、あと……」

「なんです? 他にまだ何か?」


 シノニムさんは冷たい声で先を促すが、当のネルネは顔を真っ赤にして言い淀む。

 先ほどから俺とシノニムさんの顔色をキョロキョロと窺って、話して良い物かと悩んでいた。

 どうにも先に進まないので、俺が「怒らないから話して下さい」と言うとどうにか続きを話してくれた。


「あ、あの、姫様が精神的に不安定になってから良く一緒に寝る様になりましたよね?」

「……はい」


 これ、アカン奴な気がしてきた。顔を真っ赤に染めたネルネが意を決した様に続ける。


「で、でですね。あの、姫様は私のその、おっぱいを揉んだりするじゃ無いですか? それでひょっとして姫様はそう言った趣味があるのかもと」


 ネルネの(こう)(げき)、痛恨の一撃! 俺はダメージを受けた!


 シノニムさん『え?』と言う顔をして、静かに俺から一歩距離を取るの、本当に傷つくから止めて下さい。

 だってさ、夜は襲撃が来るかも知れないから、意識を完全に『高橋敬一』にしてる訳よ? そこに可愛いハーフエルフの女の子が夏場だし、薄着のネグリジェ姿で迫ってきたらそりゃーね?



 ……はい、後ろからがっつり揉んで、耳を甘噛みしました。赤くなって可愛い声で鳴くのが最高でした。

 でも、ホラ、それだけだから! 一線どころか二線も越えてないから! セーフ! 圧倒的セーフ!


「それで、私ぐらいの歳の可愛い女の子をパーティーで差し向けたりしたのに、全然つれない反応で。逆に素朴だけど優しそうな男性とかだと反応が良かったとかで……」


 あーなるほど、逆に昼間、特にパーティーなどの場ではマナーを完璧に理解している『オルティナ姫』の意識を表に出している。

 統合人格としてはあくまで俺、『高橋敬一』なんだけど、利用している人格を軸に好みや咄嗟の判断は当然変わってくる。となると女の子より格好いい男のが反応が良いのは当然だろう。


「それが決め手で、私の事、全然信用してくれなくなっちゃって、私が姫様に良いように騙されてるとか、酷いのはとっくに裏切ってて中央に嘘を言ってるとまで……」


 ネルネは目に涙を溜めて、グスッっと鼻をすすると、シノニムさんに必死に縋り付いた。


「あの、私をコッチで雇って貰う事って出来ませんか? 私、お給金を受け取りに行く時すっごく肩身が狭くて」

「あー」


 ネルネの給料は当然、中央執務室から出ている。ある程度チップは弾んで居るのだがそれだけでは十分な金額では無いだろう。

 コチラに予算がない訳では無いが、ネルネを囲い込んでは意味が無いと思っての事だったのだが……

 もう、これ責任を取るしか無いだろう。色んな意味で。

 シノニムさんの刺すような目線は鋭さを増す一方だが、別に俺が悪い訳じゃ無くない?




「取り敢えず、引き抜く格好になってしまうとマズいので話を付けに行ってきます」


 シノニムさんはそう言うと、ネルネと二人。中央執務室まで話を付けに行くらしい。


 そうなると、俺は久々に一人だ。流石に護衛はいっぱい付いているが話し相手にはならないし、そもそも普段は部屋にまでは入ってこない。

 と、部屋の中を見回せば、衣装ケースの前、どーんと鎮座する木箱が目に付いた。

 …………確か、ネルネが言っていたな「キィムラ様から衣装が届きました」とかなんとか。

 話を聞くと、どうも木村なりに俺を諦め、吹っ切るために、俺を思って作っていた衣装を纏めて贈って来たんだとか。


 ……つまり、だ。木村が俺を思う余りシコシコ作っていた衣装は、あの婚約衣装だけでは無かったのだ。


 ってか、よく考えたら俺と出会ってから婚約衣装を作り始めたとしても、全く計算に合わない裁縫の速度なんだよな。他の仕事だってしてる訳だし。

 針子リーダーみたいな赤毛の女性に聞いたけど、木村は意味不明な速度で縫えるんだって。そう言う針子さんも他の人の倍ぐらい速かったんだけどさ。

 それに、魔道具でミシンみたいなのまで作ったみたいで、そりゃーもう、常識で考えられない、尋常じゃ無い速度で服が出来上がるらしいんだ。


 でもミシンは下手すりゃ何人もの針子が失業するし、既得権益に与える影響が凄いから中々販売に踏み切れないんだと。しかも魔石の需要が増して、結局採算が取れなくなる可能性を考えると、木村の事業には他にも魔石を使うのが幾つかあるから、得策じゃ無いと普及させる気は今のところ無いらしい。


 実はエルフの国には機織り機もミシンもあったけど、魔力がそれこそ地球で言う電気みたいなインフラとして整備されてたからなぁ……

 ココでは魔道具一つで、魔石の需給バランスが崩壊してしまうとは盲点だ。

 その辺も含めて、魔石の輸入に関して木村は並々ならぬ関心があった。


 と、話が逸れた。


 俺は木箱をじっと見つめる。

 木村が俺を思ってこしらえた衣装、ひっじょーに嫌な予感がする。

 なんて言うか性癖の発露と言うか。黒歴史の塊みたいな危険な感じ。


「まぁ開けますけどね」


 正直興味がある。友達のエロ本を漁る感じに近い。

 しかもその性欲が自分に向いてると思えば、こちとら変な汗まで出てくる。

 ……結構どギツイの出て来たらどうしよう? いや、仮にもお姫様相手にそれは無いか?

 でも、地球の衣装だと意味も解らないだろう、と高をくくってそう。そもそも着て貰いたい訳じゃなく愛のゴミ捨て場扱いだし、なんでもOKだと判断してるかもしれん。

 覚悟して蓋を開けると、見覚えのある洋服が飛び出した。


「いきなりコレか……」


 一発目、出て来たのはブレザーだった。

 敢えてセーラー服じゃない当たりが逆にマニアックじゃないか? リボンじゃ無くて細めのネクタイ、背中のベルトみたいなのはウェストを絞めるのか? フリフリで短めのスカートとか、黒タイツとか、なんとなくコスプレっぽい感じがエロい。

 もうハッキリ言っちゃうと風俗っぽい。




 ……で、取り敢えず着てみた訳だが?


 キラキラの銀髪にブレザー姿。

 いやーファンタジーアニメの学園物だと生徒会長的なキャラかも知れない。

 ちょっとボス感出てる。


 ……なんだか楽しくなってきたぞ?

 念のため護衛の人には、色々と服を試着するから入ってこないで、と伝えているし奇跡のカーニバル(コスプレショー)開幕である。


 いや、言わせて貰えば、お姫様らしいドレスをいつも着るってのは実に辛い。

 なんせ夏だよ? ハッキリ言って、フワフワのロングスカートよりフリフリの短めスカートが嬉しい。

 それに木村が用意した衣装は前世の俺の好みとも近い。平たく言うとオタク趣味である。

 前世の理想の女の子に近しい姿になれると言うのはなんとも楽しい感じがする。


「さて次は」


 木箱をひっくり返せば出るわ出るわ! って言うかいっぺんに出過ぎである。

 巫女服、ナース服、軍服、メイドさん(地球のコスプレ風デザインで、ホワイトブリムにフリフリの短めスカート)だけに止まらず。

 猫耳、吸血鬼みたいなマント、白いハイヒール、ローファー、などなど小物まで入ってる!


 面白がって色々着てみるが、どうにもこれだけ有ると、組み合わせたくなってしまい、混ぜるな危険というかゲームの衣装選択でふざけているみたいな感じになってしまう。

 猫耳、ホワイトブリム、ナースジャケット、巫女袴、吸血マント、ローファー。

 ……酷いなコレ、闇鍋過ぎて笑えてくる。


 そんな感じで楽しんでいると、箱の底には二重底気味の謎スペースがあるでは無いか!

 ぶち破ると、そこはいよいよ性癖渦巻く魔境と化していた。


「スクール水着? っぽいのに背中はガバって空いてるし! コレはセーラー服? なのに白い部分が無いんだが? 襟とリボンとスカートだけ? エロッ! えーっとチャイナドレス? 短っ! スリット深ッ!」


 (そう)(そう)たる禍々しいラインナップに混じり、ありました! 王道にして頂点!


「バッ! バニーガール!」


 思わず顔が引き攣る。

 なにせこの世界、肩を出すのはとても『はしたない』と思われると言うのに、堂々混ぜ込んで来やがった。

 バックファスナーの王道タイプにして、色は白。どうやったのかテッカテカに光ってやがる!

 ってか、この世界の住民じゃ、言われなきゃ服だと思わないんじゃ無かろうか?

 ご丁寧にカフスも網タイツもあるし、先ほどのハイヒールとも色が合わせてある。


 ――ゴクリッ


 静かな部屋に、俺が生唾を飲み込む音が響いた。


 ろくに乳も育ってないのにバニーガール?

 否ッ! 逆に育ちきっていない今だからこそ背徳的なエロスがあるのでは無かろうか?

 言うまでも無いが、今や意識は完全に前世の中学生のエロモードである。


「行きますか!」


 俺は少々血走った目でバニースーツを掲げたのだった。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 私ネルネはスキップしながら廊下を歩いていた。


「ふんふんふ、ふーん♪」

「良かったですね」


 シノニムさんが笑いかけてくれるので、「ハイッ!」っと元気に返事をします。

 本当に良かったです! シノニムさんと二人、中央執務室の事務局に行ったら、この前と向こうの態度が180度変わっていたのです!

 姫様の魔法の事、あとは多重人格かも……と言う事も含めて私の証言が嘘じゃ無いとようやく気が付いたらしいのです。


 シノニムさん的には、特に多重人格と言う部分がどこから漏れたのか気になるご様子でしたが、護衛の数も増えてますし、見る人が見れば、日によって全然態度が違う事など解ってしまうと思うのです。

 で、向こうとしてはコレからも是非、姫様と中央のパイプ役をやって欲しいと言う事で、待遇の改善を勝ち取りました!

 コソコソとコチラの事情を探るのでは無く、堂々と連絡員として報告してくれと言う事なので後ろめたい部分もありません。


 私はこの事を姫様に一刻も早く報告したいと、はしたなく廊下を駆け出して、扉の前で護衛に立つ兵士さんすらもすり抜けて、バンッっと勢いよく扉を開けてしまいました。

 正直、どうしてそんな軽挙に踏み切ったのか自分でも良く解りません。


「「あっ」」


 姫様と二人、声が重なりました。

 鏡の前で、背中に必死に手を回す姫様は……その、とてもえっちぃ格好で。


「う、うさぎさん?」


 そう、真っ白で耳まであって、ウサギさんみたいな格好です。

 でも、ウサギさんなのに可愛いというよりえっちぃです! お股のラインは際どいですし、肩なんて丸出しです。すっごいです!

 見られた事に姫様も顔を真っ赤に染めていました。

 ……やっぱり、その格好は流石に恥ずかしいんですね? 取り敢えず私は慌てて扉を閉めました。

 そんな私に、姫様はおずおずと話し掛けてきたのです。


「あの……」

「な、なんでしょう?」


 姫様はなんだか開き直った様子その、大きく空いた背中を見せつけてきました。

 白魚の様な肌にテカテカ光る衣装。そこに流れる銀髪が……なんというか凄いです。


「背中のファスナー……で通じます? このツマミを持ち上げて下さい」

「えぇ! やっぱりそれ、着るんですか?」


 見ているコッチまで恥ずかしくなってしまう衣装なのに、姫様は着る気満々です。

 対して神妙な様子でユマ様は私に向き直り言いました。


「私も婚約したのですから、その……殿方を誘うような格好も必要かと……」

「ま、まだ早いと思いますよぉ!」


 見ているこっちまで恥ずかしいです。

 その後、着替えを手伝ったばかりか、私までエッチな衣装を着せられて……

 うぅ、やっぱりココに勤め続けるのは早まったかも知れません。

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