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好きだああああああああああ!
「理緒好きだ!」
「あっそ。黙って飯食え」
「黙れないくらい理緒が好きなんだよ!」
「きも。うるさいどっか行け」
「もう理緒のことから目が放せない!どこにも行けない!」
「黙れよ」
「好きだあああああああああああっ」
「あのさ……」
「うん!!」
「どうでもいいからケチャップとって」
高1なのにオムライスにケチャップで絵を描く理緒。
同じ学校、互いに一人暮らし。
そしてアパートでは隣同士。
俺はそんな理緒がたまらなく好きだったりする。