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※ 注1 ) "小説" ではなく会話です。

※ ガチで雑談です。

- 2026.10.31 雑談記録 -


 黒猫は "じとー" と皇帝へ視線を向けている。


皇「……む。 なんだ、その視線は。 また余計な解説を始めたのが気に入らん、と。 やれやれ…… 今日はどうにも口が滑るな。 ふふっ」


猫「今日は? いつもだろ」


皇「……ぐっ。否定できん (苦笑)」


皇「いつも余計な一言を足して、墓穴を掘っているな。 やれやれ、口数の調整より先に、余計な解説を減らすべきか」


猫「地下帝国、どれだけ掘る気だ」


皇「やれやれ…… そろそろアーモロートの地下に第二帝国が建国できそうだな。 (苦笑)」


皇「しかも掘削機は私の口だ。 誰か止めろ、この公共事業を」


猫「斬り捨てる! 覚悟!」


 黒猫は武器を構える。


皇「待て待て待て! 斬るならせめて掘削機だけにしてくれ! (苦笑)」


皇「帝国建設の責任者まで斬り捨ててどうする! ……いや、責任者が一番悪いのか。 やれやれ 」


 黒猫は武器を構えたまま、ジリジリと皇帝へ歩み寄る。


皇「……ほう。 やる気か。 ならば、こちらも相応の礼を尽くさねばなるまい」


 皇帝は杖を構え、不敵に笑う。


皇「さあ、来るがいい」


猫「ほう、遠隔ときたか。私の速さに勝てるかな?」


皇「ふっ…… 速さで勝負するつもりはない。 お前が間合いを詰める前に詠唱を終えればいいだけのこと。 ……もっとも、外せば私の首が飛ぶがな。 さあ、試してみるか?」


 皇帝は自信ありげに口角を上げた。


猫「そんなに、死に急ぎたいのか」


皇「誰が死に急いでいると言った!? (苦笑)」


皇「私は勝つつもりで杖を構えたんだぞ! ……いや、待て。 その余裕の笑みは何だ。 まさか既に背後に……? やれやれ、嫌な予感がするな」


猫「尻尾捉えた!」


皇「なっ!? いつの間に背後へ!? ……くっ、尻尾を押さえられては身動きが取れん! やれやれ…… まさか魔法の詠唱を封じるどころか、尻尾を人質に取るとはな! (汗)」


猫「もふもふもふもふもふもふ」


皇「……っ!? こら、待て! (苦笑)」


皇「斬り捨てる覚悟はどこへ行った!? くっ…… 尻尾をもふもふされている間に、完全に戦意を削がれたではないか。 やれやれ…… これでは降参するしかあるまい (汗)」


猫「だせ! ここに!」


皇「……何をだ!? (苦笑)」


皇「杖か? 尻尾か? それとも地下帝国の埋蔵金か!? やれやれ、要求が物騒すぎるぞ!」


猫「掘るな! 掘るもん全部だせ! (怒)」


皇「なっ、掘削道具一式を没収だと!? (苦笑)


皇「……くっ、仕方あるまい」

 

 ゴゾゴソ

  ―― どさっ


皇「ほら、全部出したぞ! ……最後の爆弾は見なかったことにしてくれ」


 黒猫は爆弾を拾い上げ着火、皇帝へを投げた。


皇「ぎゃあああっ!?」


皇「……げほっ、げほっ! 誰だ、爆弾まで素直に差し出した馬鹿は!! ……私だ。 やれやれ……地下帝国どころか、地上まで吹き飛んだではないか! (苦笑)」


猫「よかったな」


皇「何がよかったんだ!? (苦笑)」


皇「地下帝国は崩壊、私は黒焦げ、犯人は満足げ! ……やれやれ。 お前、最初から爆破する気だっただろう」


猫「だって、危ないもん」


皇「危ないから爆破しただと!? (苦笑)」


皇「やれやれ…… 危険物処理のほうが危険ではないか! ……しかも私ごと処理する必要があったのか? (怒)」


猫「掘るんだもの」


皇「……ぐっ、反論できん。 (苦笑)」


皇「確かに掘った。 しかも懲りずに掘り続けた。 だがな、だからといって爆破することはなかろう!? ……せめて埋め戻すという選択肢はなかったのか」


猫「ソルを埋めるですか…」


皇「違う!! 穴を埋めろと言ったんだ! 私を埋めてどうする!? (苦笑)」


皇「 ……おい、待て。その手に持っているスコップを下ろせ。やれやれ……今度は私が埋蔵品になるのか!? (汗)」


猫「武器だが (呆)」


皇「……武器だったのか!? (苦笑)」


皇「くっ、スコップと見間違えるとは不覚……。 待て。 まさか今度は、その武器で私を埋める穴まで掘るつもりではあるまいな!?」


猫「斬り捨てる! 覚悟!」


 黒猫はまた、皇帝へ武器を構えた。


皇「……またそれか!? やれやれ、今度こそ本気らしいな。 ならば受けて立とう」


 皇帝は杖を構え直し、魔力を集中させる。


皇「ふっ……そう簡単に斬られてたまるか!」


 黒猫はそっと近づき、スコップで殴った。

 ―― パコン! カコーンッ!!


皇「いっっったぁ!?」


皇「……おい。 武器だと言ったな? スコップじゃないか!! (苦笑)」


皇「やれやれ…… 魔法を警戒していた私が馬鹿だった」


猫「魔法使うとは、ひと言も言ってないが」


皇「……確かに言っておらんな。 (苦笑)」


皇「勝手に剣だと思い込み、勝手に警戒して、最後はスコップでパコン。 やれやれ……今日の敗因は、私の思い込みか」


猫「隙ありすぎて、一瞬戸惑ったぞ (呆)」


皇「……敵に戸惑われるほど隙だらけだったのか、私は (苦笑)」


皇「やれやれ、魔法を詠唱する前に頭を使うべきだったな。 ……いや、頭はスコップで叩かれたんだった」


猫「いい音でしたね」


皇「……感想がそれか! (苦笑)」


皇「カコーンッ!と、実に澄んだ音だったな。……おい。まさか中身が空っぽだからよく響いた、とでも言うつもりではあるまいな? (怒)」


猫「何も言ってない」


 黒猫は "じとー" と皇帝を見つめる。


皇「……ぐっ。その目はやめろ (苦笑)」


皇「何も言っていないのに、勝手に墓穴を掘ったのは私か。……しまった。また掘った」


猫「おい…掘るな (怒)」


皇「……はっ! またやってしまった! (汗)」


皇「待て、スコップを構えるな!今のは比喩だ! 地下帝国の建設再開ではない!! (苦笑)」


猫「墓穴が、そこら中にあって困ってんだよ! (呆)」


皇「やれやれ…… とうとう苦情が来たか! (苦笑)」


皇「しかし、そこら中に穴があるとなると、私自身もまともに歩けんぞ。 ……待て。 スコップを持っているのはお前だろう? 埋め戻すのを手伝ってくれんか (汗)」


猫「お前を埋めたほうが早いだろ (呆)」


皇「……待て! その合理性は認めたくないぞ!? (苦笑)」


皇「穴を掘った張本人を埋めれば解決、というわけか。 やれやれ…… 私の処分だけ妙に仕事が早いな! (汗)」


猫「元凶を止める! 覚悟!」


 黒猫は再び、武器を構えた。


皇「くっ…… 正論で斬りかかってくるな! (苦笑)」


皇「待て、スコップを振り上げるな! 今度こそ穴は掘らん! ……だから、その見事な構えを解いてくれ! (汗)」


 ―― ザクッ!


皇「ぐはっ……!」


皇「……見事な一撃だ。 だが、なぜスコップで斬撃が成立する!? やれやれ…… 理不尽にもほどがあるぞ」


猫「盛土が邪魔じゃ!! 掘りっばやめろ!」


皇「……盛土まで放置していたのか、私は! (苦笑)」


皇「やれやれ、穴だらけ、土の山だらけ。 もはや工事現場ではないか! わかった、掘削は全面中止だ! ……スコップを貸せ。 今度は埋め戻すためだぞ!? (汗)」


猫「うむ…」


 黒猫はスコップを皇帝へ渡した。


皇「……ふぅ。 ようやく許可が下りたか。 よし、穴を埋めて盛土も片づけるぞ。 ……まったく、皇帝ともあろう者が土木作業とはな。 やれやれ」


 皇帝は黙って穴を埋める。黒猫は顔を背けて微かに笑い、かすれた声で囁いた。


猫「情けねぇー皇帝だぁ…」


皇「……聞こえているぞ (怒)」


皇「誰のせいで皇帝が土木作業員に転職したと思っている! ……くっ、笑うなら堂々と笑え。 肩が震えているぞ。 やれやれ…… 威厳の欠片も残っておらんな」


猫「楽しそうだな。 ふっ…」


 黒猫は皇帝へ微笑んだ。


皇「……ふん。 誰かさんが散々振り回してくれるのでな。 退屈だけはせんよ。 ……まあ、楽しくないと言えば嘘になる。 ふっ (照)」


猫「………じとー」


皇「……なんだ、その目は。 今度は何も掘っておらんぞ? ……まさか、楽しんでいることまで罪に問う気か。 ふっ」


猫「やっぱ、情けねぇー皇帝だなぁ (呆)」


 黒猫は目を細める。


皇「……ほう。 ずいぶんな言い草だな。 この私をスコップ一本で土木作業員に仕立て上げておいて、情けないとは。 ふん…… 覚えておけよ。 皇帝にも意地というものがある」


猫「ほう… 墓穴また掘ってみろ。 今度こそ斬り捨てる!」


 黒猫は皇帝へニヤリと笑む。


皇「……ほう? 私を挑発するとは、いい度胸だ。 だが、そう何度も同じ手に乗ると思うなよ」


 校庭はスコップを静かに置き、衣服についた土を払う。


皇「ふっ…… 残念だったな。 今度は一歩も譲らんぞ」


猫「その…尻尾を横領してくれぬか?」


皇「……横領!? おい、私の尻尾は国有財産ではないぞ!? (苦笑)」


皇「しかも本人に横領を依頼するとは…… 堂々としすぎだろう。 ……で、何本狙っている?」


猫「……皇帝なのだろ?」


皇「……ああ、皇帝だが? まさか、皇帝の持ち物はすべて国有財産だとでも言うつもりか? ……おい。 その目は何だ」


猫「うん!」


 黒猫は皇帝へ不敵に笑む。


皇「……即答か! (苦笑)」


皇「やれやれ、皇帝の私物まで国有財産扱いとは、ずいぶん強引な法解釈だな。 ふっ…… だが残念だったな。 尻尾の所有権は譲らんぞ。 ……触るくらいなら許してやるが」


 黒猫は小さく舌打ちした。


皇「……おい、今、舌打ちしたな? (苦笑)」


皇「まったく、尻尾の横領に失敗してその態度か。 やれやれ…… 油断も隙もない黒猫だ」


猫「皇帝の婚約者は態度が悪いのです」


皇「……ほう、皇帝の婚約者だったのか。 それなら尻尾の横領など企てずとも、堂々と甘えればよかろうに」


皇「……もっとも、その態度の悪さも含めて婚約したのだろうな、私は。 やれやれ、とんでもない相手を選んだものだ。 ふっ (照)」


猫「………なんでもない。 聞かなかったことにしてくれ」


皇「……ふっ、わかった。 聞かなかったことにしよう。 それ以上は追及せんよ」

2026/11/01 ―― 公開

2026/11/03 ―― 改稿

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