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マッッピーだ紋
ヤシヒロは自宅のベットに寝転がりながら時代小説を読んでいた。
部屋はあらゆるジャンルの小説やらゲームやらであふれかえって床が抜けそうなほどだ。
時間を忘れ寝るのもご飯を食べるのも忘れてのめり込むのが日常茶飯事だ。
一冊読み終えた時、家にいたはずなのになぜか芝生の上で寝転がっていた。
少しの間、静寂に包まれていたが力強い息づかいが聞こえてきた。
家族思いの弟カシノリがヤシヒロのすぐ近く芝生の上で腕立てをしていた。
突然、どのゲームなのか思いだせないが昔ヤシヒロとカシノリが仲良くプレイしたゲームのBGMがピコピコと鳴り響いた。
『マッッピーだ紋。お久しぶりなんだ紋。今度はヤシヒロさんとカシノリさんに探偵になってもらうんだ紋。難事件がまってるんだ紋。』
あちらの世界でお世話になったマッッピーが現れた。
今回マッッピーは警察官らしい。
ポヨポヨしたボデーだったはずなのだが現在のマッッピーは崩れ落ちそうなほどにガリガリだった。
『オラが探偵?』
ヤシヒロは久々に揺れていた。
『腕がなるぜ!』
カシノリは指をパキポキした。




