episode15 出発の時
年が変わりましたね!
これから頑張って書いていくのでよろしくお願いします!
スタンピードから2週間が過ぎた。
俺たちは国王に謁見することになり、今玉座の前にいる。
正直言ってあまり王城には来たくなかったのだが、セレナの勢いに押されて来てしまった。
メンバーは、俺、セレナ、セルードが冒険者を代表して出席し、ゴルグさんも来ていた。
「こたびはスタンピードの解決、御苦労であった。」
国王が口を開いた。
主な話は、スタンピード解決に伴い、俺のランクをDに上げるとのことだった。
「して、セレナリアよ。お前は今後どうするのだ?」
ん?セレナリア?それってこの国の第三王女の名前では…
「あ、クリスさんには言ってませんでしたね。実は私、王女だったんです。」
そ、そんなあっさり!?
「ああ、名前を聞いて気づいたよ。まさかそんな偉い人とは…」
「クリスさんは、これからも呼び捨てでいいですよ。」
セレナがそう言うと、
「なっ!なんと、セレナリアを呼び捨てだとっ!」
国王が慌てている。
「セッ、セレナリアとはどっ、どのような関係なのだっ?」
慌てすぎだろこの王様。
「いえ、別にやましいことはなにも。」
「そっ、そうか!それは良かった。」
「決めました!私、クリスさんと一緒に旅に出ます!」
「「ええっ!?」」
俺と王様の声が重なった。
王女だと分かったからには危険な目に合わせるわけにもいかないので、王城に帰ってもらおうと思ったのだが…
「私、色々な国を旅して強くなりたいのです!」
「そ…そうか…」
王様はしょぼくれている。
「クリスと言ったか、貴殿とはどこかであったような…」
「い、いやぁ…気のせいですよ…」
「そうか、十歳で行方不明になった我が弟に似ているのだが…」
「そっ、そんなわけないじゃ無いですかぁ、やだなぁもう…」
「分かった。それでは、セレナリアの出立を認めよう。しかし、クリスよ、セレナリアに手を出すで無いぞ!」
「分かってますから!」
かくして、国王への謁見は無事(?)終わったのだった。
◆◆◆
通りにはためく古ぼけた行方不明の貼り紙。
そこには、赤髪の少年の写真とともに、『クレサール・フォン・ロードウル』という名前が記されていた。
◆◆◆
宿で、俺はセレナにこう言った。
「セレナ、俺は魔導大国ウルシオンに行こうと思う。出発は1週間後の朝だ。準備しといてくれ。俺は用事があるので出かけて来る。」
「分かりました!それでは行ってらっしゃい!」
ーー1週間後
「よし!それじゃ、出発するか!」
なんと、早朝だというのにたくさんの人が集まっている。
英雄万歳だのなんだの言っているが放っておこう。
「ついにですね、昨日は眠れませんでしたよ!」
そしてついに、俺たちは魔導大国ウルシオンに向けて出発したのだった。
この1週間の間の話は幕間で書きたいと思います!
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