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最強な元囚人のスローライフは大罪ですか?  作者: 舵輪
第1章 《ロードウル王国編》
12/19

episode10 俺の噂が流れてる件

投稿が遅れてしまいすみませんm(_ _)m

「…います」


ん?声が聞こえる。


「…ございます」


ございます?


「おはようございますっ!」


「はっ!あ、おはよう。」


昨日の夜のことで少し疲れて寝すぎたみたいだ。


そういえば仮面が進化したことで、能力が追加されてたな。


確か能力は【権能傍受(スキルスティール)】という他の大罪の権能を使えるようになる能力らしい。


だが、使うにはその大罪に会わなければならないらしい。


「よし、急だけど次の目的ができたぞ!俺の昔の仲間に会うことだ!」


「え?昔の仲間ですか?」


「ああ、戦争の時に共に戦った仲間だ。」


「へぇー、そんな仲間がいたんですね。」


「ま、会うのは久しぶりだからどうなってるかは知らないがな。」


「えぇ…」


「そういえば、前に倒したモンスターたちの素材を売るのを忘れてたな。」


「えっ!あれ、売るんですか?」


「ああ、なんか使う用途もないしな。」


「あ、そうですか…まあクリスさんの物なので自由にしてもらっていいんですが。」


「それじゃ、ギルドに向かうぞ。」


◆◆◆


俺たちがギルドに向かうと、何やら人だかりが出来ていた。


その人混みをかき分けて行くと、決闘をした冒険者、セルードに会った。


「おっ!クリスの兄貴じゃないすかぁ!聞いてくださいよ、今日、朝練をしていたら……」


そういえばこいつ、俺に決闘で負けてから俺のことを兄貴とか呼ぶめんどくさい奴になったんだっけか。


「ちょーい、聞いてますかー?兄貴ー?」


「おっとすまんな、考え事をしてたんだ。」


「そっすか、じゃ、続き話しますけど…」


話が長かったので割愛するが、早朝に訓練をしていたら、黒ずくめの死神のような格好をした奴が走って王国に入っていったらしい。


それで、そいつの二つ名をみんなで決めているらしい。


ん?待てよ、黒ずくめで死神みたいな格好…もしかして俺のことか!?


「兄貴!奴の二つ名が決まりましたよ!その名も…『黒き死神』!!ま、そのまんまなんすけどね!」


あぁ…間に合わなかったぁ…二つ名がセレナさんと反対になるっていうお決まりのパターンになってしまったぁ…


あ、そうだ、本当の目的を忘れていた。


「受付嬢さーん!これの査定お願いしまーす」


と言って、溜め込んでいたモンスターたちの死体を床に出した。(もちろん、ヒュドラはでかすぎるので、首だけ)


「げげぇーっ!なんですかこれ!?ジャイアントワームの干物に、ヒュドラの頭、その他雑魚モンスターの死骸!なんですか、コース料理でも作るんですかあなた!」


相当なツッコミを入れられてしまった。


「まあ査定しますよ。あ、ヒュドラなんかは首一本だけ命からがら持って帰ってきた感じですよね?」


「いや、全身分ありますけど出しますか?」


「げげぇーっ!やめてください!ギルドが壊れます!」


なんか受付嬢さん口癖になってないか?「げげぇーっ!」が。


「これはちょっと値段をつけられないんで博物館に寄贈してもいいですか!」


なんか眼鏡姿の小さい青年が目を輝かせてこちらを見てそう言っているんだが…


「ちょっ!リルくん!これはお客様の物だから勝手に寄贈しないで!」


「はい…」


なんかリルくんとやらが可哀想になってきたな…


「これ、全部寄贈していいですよ。」


「えぇっ!本当ですか?本当にあぢがどぅ…」


興奮しすぎでリルくんが舌を噛んだ。


「本当にすいません。こんな貴重なものを」


「いえいえ、いいんですよ。」


後ろでリルくんが大はしゃぎしたり、鏡で舌を見たりしている。


「あのリルくんって、どなたなんです?」


俺がそう聞くと、受付嬢さんは、


「ギルマスのお孫さんです。」


と、まさかの衝撃発言。


なんでも、彼は相当なモンスターのマニアらしく、冒険者が珍しいモンスターの死体を持ってくると、自分でもらうか寄贈しようとするのだという。


「あ、それとギルマスが呼んでたんで後で工房に寄ってあげてください。」


そう言われて、俺たちはギルドを後にした。


だが、この時はこの出来事のせいで再び英雄と呼ばれてしまうことを俺たちは知らなかった。


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