表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

この世界に伝わる、孤独な小話

 どうも初めまして。「宇津田 健」と申します。

 今回書こうとする物語は、「人間の心とは何か?」「人間はなぜそんな行動をするのか?」など、人間をテーマにしたお話を書けたらなぁ、と思っています。まだまだ若いガキンチョですが、どうか暖かい目で読んで頂けたら嬉しいです。

 でも素人が書いた作品だからつまらないかも? それでも読んで頂けたら幸いです。


追伸:もしかしたら、個人的な都合や理由でこの作品を書くのをやめてしまうかも……?

 昔々、ある街に一人の不思議な少女がいた。

 その少女は、人間の身体(からだ)でありながらも、人間とは異なる体質を持ち、そして不思議な術を使えたと言う。それ故に彼女を気味悪がり、誰も彼女には親しくしようとはせず、彼女の親でさえも彼女を嫌い、拒絶した。

 少女は孤独だった。親に拒絶され、街の者達には「化物」と言われ忌み嫌われ続ける日々。

 寂しかった。

 悲しかった。

 苦しかった。

 もう、耐え続ける事は出来なかった。

 少女は、寂しさを紛らわせるために笑顔を作り、悲しみを隠すために高笑いを出し、苦しさから逃れるために街の人々や家族を殺した。自分の持つ、忌まわしい能力(ちから)によって……。

 だがそんな事をしても、少女の心は満たされる事はなかった。満たされたのは孤独感だけ。すぐに彼女は後悔した。しかし、もう何をしても元通りには出来ない。存在自体が無意味になったと感じた少女は、涙を流しながら街から立ち去った。それ以降、少女の姿を見た者はいない。

 そして少女が起こした大量殺人から生き延びた街の人々が彼女の思いを知ったのは、数日後に出てきた彼女の日記からであった。街の住人は、今更ながらも少女の苦しみを理解し、空に向かって懺悔した。

 この話はいつしか様々な国に伝わり、「孤独な魔女の大規模惨殺事件」として歴史に刻まれる事となった。

 それから五〇〇年以上の時が流れた。

 孤独な魔女が扱っていた不思議な術は、現在では「魔術」と名付けられ、素質ある者は全員使える代物となった。人と人が遠い場所から会話をする「連絡手段」としてや、病気や怪我の治りを促進させる「治療手段」としても使われるようになった。この事により、人々の負担などが軽減されるようになる。そんな裏で、破壊や殺人を目的とした「戦争手段」としても使用されているのも、また事実だった。

 だから気付かなかった。こんな世界の中で、今なお愚行を続ける人間達に、滅びを呼ぶ存在が近づいている事を。それに立ち向かおうとする、勇猛なる騎士達がいる事を。

 今はまだ、誰も知らない……。

 今回のお話を読んで頂き、誠にありがとうございました。

 今回はかなり短めの「小話」という設定で書かせて頂きました。いかがだったでしょうか? かなりグダグダした感じが否めないなぁ、と個人的に思ったりしてます(笑)。それでも皆様が読んでくれた事に感謝いたします。

 これからぼちぼちゆっくりと気分と体調次第で物語を書いていくつもりです。なのでこれからよろしくお願いします。


追伸:私は2013年4月現在で17(もうすぐ18)歳のただの馬鹿な男子学生です。「受験勉強は?」とか「こんな事やってて大丈夫?」とかは気にしない。気になっても心の引き出しにそっと閉まってください。私にもいろいろ事情があるのです。ではでは……。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ