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83話

俺と綾崎は生徒会室に向かう。


「___だって!!」


あれ?生徒会室から声が聞こえるんだけど...今日って確か集まりはなかったような...。綾崎に確認しよう。


「今日って生徒会の集まりなかったよな?」


「はい、そうですけど...どうしましたか?」


「生徒会室から声が聞こえないか?」


「言われてみれば確かに聞こえてきます!」


ちょっと窓から覗いて誰が何をしているのか確認するか。これで生徒会じゃない人が遊んでたら追い出さないといけないし。そう思い、俺は窓から覗いた。すると会長と田中先輩が向かい合って座っていた。何をやってるんだ?


「てぃあら強すぎるって!!」


「将棋では誰にも負けない自信があるよ!!後てぃあらって(以下略)」


あ、これあれだ。入ったら前みたいにいきなり勝負を挑まれるやつだ。普段だったら全然気にせずに入るけど今日は綾崎の仕事の協力しないといけないし入らないほうが良さそうだな。っていうか先輩たちは休みの日まで何をやってるんだ。もっと他にすることがあるはずなのに。


「うん、綾崎!場所を変えよう!!」


「え?どうしてですか?」


尋ねてくる綾崎に俺は黙って生徒会の窓を指さした。綾崎は俺の指につられて窓から覗く。多分俺が見たときと同じような光景を見ただろう。俺はもう一度綾崎に言った。


「場所を変えよう!!」


「そうですね。場所を変えましょう!」


____________

「教室も委員会の方々が使っていましたし、空き教室もクラブで使われてましたしどこにしますか?」


学校内の使えそうな所を大体回ったがいつも空いているようなところでも何故か他の人に使われていてどこも空いていなかった。これだったら学校内じゃないほうが良いかもな。


「そうだなぁ....ファミレスでも行くか?」


あそこだったら机もあるし何かお腹が空いても食べれるし丁度良いだろう。


「ファミリーレストランですか?私は1度も行ったことがないのですが...あ、後ファミレスって家族連れじゃないと行けないとかは...?」


「無い無い!俺も友達とかとよく行くし!!というわけでレッツゴー!!」


____________

「綾崎は注文するもの決めた?」


「は、はい」


初ファミレスの綾崎に色々と教えたりした。ドリンクバーも初めてらしくやってみたいって言ってた。カラオケにも今度他の奴ら誘って連れってみるか。


俺と綾崎は注文を終えると早速本題に差し掛かる。


「ここの部分なんですけど少し内容が薄い気がして...」


「あー、そこね。ちょっと読ませて」


このときファミレスに美男美女のカップルが来ていると騒がれていたことを夜見と綾崎は気づくはずがなかった。

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