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82話

「夜見!生徒会ってどんな感じなんだ?」




「あ、それ俺も気になる!!」




「仕事渡されてやる。以上」




「えぇ!!それだけ!?」




俺が皆に優しくした日から1週間がたった。優しくするのを辞めた1日目は驚かれたがその翌日からは今まで通りだったので何とも思われていなかったと思う。もう友達出来たんだからクズの振りをするのを辞めても良いんじゃないか?と思ったがよくよく考えたらクズじゃないってことを皆に言っても信じてもらえないだろうし信じてもらってもクズの振りをしてたってクソほど煽られるだろうからクズはずっと続ける事になりそうだな。クズを続けることはもうめっちゃ慣れてるから別に何の害もないけど。




「夜見君、今日の放課後空いてたりしますか?」




俺が友達と話していると綾崎に声を掛けられた。友達が俺を本気で睨んでくる。ちょっと怖いからやめろ。




「放課後は...空いてるけど何かあったのか?生徒会のこと?」




「はい、分からないところがあってちょっと夜見君の意見も参考にさせてもらいたいんですが」




出来る限り俺も力になってやりたいし放課後も暇だから全然良いぞ。




「いいよ。じゃあ放課後に生徒会室で」




「ありがとうございます!あ、後お話を邪魔してしまって申し訳ないです」




そう言って綾崎は俺とさっきまで話していた友達に頭を下げた。絶対めっちゃ俺のことを睨んでたからじゃん。綾崎は悪くないしこんな奴らに謝らなくていいのに。




「いや、ぜんぜん大丈夫ですよ」




「むしろ夜見のことこき使いまくってください」




「おい!」




こいつらまじで綾崎にはデレデレだよな。クソキモ思春期共が(言い過ぎ)。




「では、また放課後で」




「りょうかーい」




そう言って綾崎は去っていった。生徒会に入ったばっかりでどうしたら良いかわからないときにあるもんな。いっちょ手伝ってやるかぁ。




「王女様ってさ、お前と関わりだしてから雰囲気変わったよな」




「確かに!なんかこう...丸くなったっていうか関わりやすくなったっていうか...」




綾崎が去った後友達がそんなことを言い出した。




「そうか?」




「前は孤高の王女様って感じだったもん!」




「激しく同意する」




俺は関わる前の綾崎のことは全くと言っていいほど知らないからわからねぇな。


___________


放課後




「夜見君、生徒会に行きましょう!」




「おっけ。じゃあなお前ら」




「おう!生徒会で恥かいてこい!また明日!」




そう言って友達は逃げるように帰った。くそっ!言い返せなかった!




「本当に仲がいいんですね」




「今の会話を聞いて本当にそう感じるか?」




「はい、微笑ましいです」




は、話が通じない...。




「あぁ!もう早く生徒会室行くぞ!!」

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