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76話

「疲れたぁー!」




俺達はさっきの試合が終わり、休憩の時間になった。俺がお茶を飲もうとしているといつもの友達が話しかけに来た。




「お疲れ夜見。さっきのシュートすごかったな」




「あぁ、あれは適当に投げたら偶々入っただけだよ」




あのシュートが入った時、自分でも驚いた。入ると思ってなかったしな!




「あ!女子のバレー始まったぞ!!」




友達が指をさして俺に知らせてくる。思春期変態男子の友達のことだ、どうせきもい事しか考えていないに違いない。




「学校指定のジャージ考えたやつ天才じゃね?これ着てる女子って可愛いよな」




ほら来た。予想的中だ。だんだんこいつらの考えていることが分かるようになってきたかもしれない。うーん、それはそれで嫌だな...。まあ考えていることがわかるだけでその意味は分からないんだけどな。ジャージが可愛いとか理解できない。俺にはレベルが高すぎる。




「学校のジャージに可愛いもかっこいいも無くないか?」




「お前はわかってないなー!今、女子たちは俺らと同じデザインの服を着ているんだぜ?女子とペアルックする機会なんてそうそうないだろ?しかし学校指定のジャージは合法にできてしまうのだ!!」




友達の熱弁を聞いていた周りの男子たちも数人うなずいている。こいつら正気か?




「きもすぎだろ!!今うなずいてたやつ100回死んでから人生やり直せ」




「お前が異常なだけで男子高校生はみんなそう思ってるって!!」




「お前の異常性癖を全員に押し付けるな」




隣の奴がきもすぎて全然見ていなかったが女子のバレーは白熱しているようだ。




「うわっ夜見がこっち見てる!!」




「最悪やる気なくしたわ」




俺が見たとたん女子の方からそんな声が聞こえた。もう慣れてるし他人からこういったことを言われるのは慣れてるから別に何とも思わないけどな。




「夜見めっちゃ嫌われてるじゃん!!流石だな、俺だったら学校通えないぜ!!」




「あんなモブどもに嫌われたところで俺の人生に何の影響もないし別にいいだろ」




「そういうところが嫌われるんだって!あっ!そうだ夜見が1日滅茶苦茶優しくなったら女子たちはどんな反応するのか見たいかも!!」




なんだそれ。あー、でもちょっと楽しそうだな。「あれっ?確かこいつクズだったよな」ってなって面白そう!




「それ面白そうだな!明日ぐらいやってみるか」




俺が了承すると友達はいきなり皆を呼び掛けた。




「まじ!?おい皆話聞いてたか?」




「聞いてた聞いてた!」




「何人の女子が落ちるかジュースかけようぜ!」




「いいな!それ!!俺5人!」




「それは夜見の顔面舐めすぎだろ。俺10人で!!」




皆がワイワイと盛り上がっている。俺が言うのもおかしいかもしれないがこいつら性格クズ過ぎるだろ。

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