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74話

生徒会の皆でアイスを食べ終わった後、俺たちは解散することになった。先輩たちは全員電車通学らしく、俺と綾崎は2人で歩いて帰る事になった。




「え、雨振ってるじゃん」




俺は帰ろうとして学校から出ようとすると雨が降っている事に気づいた。さっきまで降ってなかったじゃん!!




「今日の天気予報で午後から明日の朝まで雨が降るって言ってましたよ?」




ただし俺はいつもこんなことがあろうかととあるものを持ち歩いている。これで雨対策はバッチリだぜ!!




「しかし!!こんなときのための折りたたみ傘があるんだよなぁ!!」




俺はドヤ顔で綾崎に説明し、カバンの中を漁る。




「流石ですね、夜見君!」




「あれ?ない!?なんで!?」




しかし探しても見つからない。違うバックに入れたままだっけ?わからねぇー!これはもう濡れながらでも歩いて帰らないといけないな。




「もしかして忘れてしまったのですか?」




「そうっぽいわ。まあ歩いて帰るよ。ちょっと濡れるぐらいなんとも無いだろうし」




「駄目です!濡れてしまうと風邪ひきますよ。あ!私の傘ちょっと大きいので入りますか?」




おぉ!入れてもらえるんだったら入らせてもらおうかな?俺の家は綾崎の通学路の途中にある。どうせ一緒に帰るだろうしお言葉に甘えさせてもらうとするか。




「じゃあ入らせてもらおうかな。濡れるのは嫌だし」




「わかりました。では行きましょうか」




俺は綾崎が開いた傘の中に入る。入れさせてもらって俺が傘持たないのはいけないだろう。俺はクズのふりをしているただの紳士だからな。




「俺が傘持つよ。入れさせてもらっているんだし」




「あ、ありがとうございます!」




そのあと俺達は生徒会についてや最近の授業のことについて話しながら家まで帰っ


た。




________________________


翌日の朝、俺は教室でスマホをいじっているといつものように友達に声をかけれた。




「おい夜見!!お前昨日王女様と相合傘してたらしいじゃねえか!?」




「いいなぁ!俺にもそのモテ度を分けてくれよ!!」




「ヨルミ、憎い。ヨルミ、潰す」




ん?あぁ!!あれ相合傘ということになるのか!!絶対に綾崎も気づいてなかったじゃん!た、確かに思い返してみるとあれは相合傘以外の何でもなかったわ。でも家までちょっと遠いし濡れたくないからしかたなくね!?ここで認めるとめんどくさいし否定しておこう。バレなきゃ事実は虚実になるのだよ。




「見間違いじゃね?流石に俺と綾崎がそんな事するわけないじゃん」




「確かに、流石の夜見でもそれはないよな」




「「あはははは!!」」




綾崎の方をふと見たら話が聞こえていたらしく今相合傘をしていたということに気付いたのか顔を赤くしていた。おい!事実だってバレるからもっとポーカーフェイスでいろって!!

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