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43話

「なんで唯桜っちと話しているの?」


「このクズが不破の弱み握って脅して好き勝手してるって言ううわさを聞いたからこいつをぶち殺すために呼び出してるんだけど」


「音羽は早くこいつから離れて!また何かされるよ!!」


ん?この人、またって言ったか?俺は特に自分から何かした記憶はないんだけど。最近は殺意を向けられすぎて慣れてきたな。慣れてきただけで怖いことは変わらないけど。


「またって何だ?俺は特に何かした覚えないが」


俺がそういうと不破の友達がにらんでくる。俺そんな悪いこと言った!?


「このクズめ!!音羽とホテルにまで行っておいて!」


「純粋な音羽が汚れちゃったじゃない!!」


は?不破が純粋?そんなわけねえだろ!!あと俺が不破をホテルに連れて行ったんじゃなくて不破が俺をホテルに連れって行ったんだぞ!!っていうか前まで行っただけで中には入ってないから!!不破ー!早く誤解を解いててくれ!!


「ええと、私が納得して行ったから...」


「納得してたのはお前だけだから俺は納得はしてないし俺たちはホテルの中にも入ってねえじゃねえか!!」


「恥ずかしいからそんなに大きな声で言わないで!!」


俺は本当のことを話す。不破はいつまでたっても恥ずかしがって言わなさそうだったからな。


「そんなわけない...ってえぇ!本当に音羽から誘ったの!?」


「あの夜見のことだから無理やりやってるのかと思ってた...」


まあそう思われるってことは俺がみんなからクズだと思われているということだからいいことだろう。


「実はそうなんだよね。そしてね、私唯桜っちのことが好きなの!」


おい何言ってるんだ!それは前から知ってるけど今言うとダメだろ!!


「二人ってつきあってるの!?」


「確かに夜見はよくよく見ると素材はいいからね」


ほらぁ勘違いされたじゃん。今それを言うと付き合ってるようにしか聞こえないんだよ。不破がどう言ったらいいかわからないって顔をしてこっちを見てくる。


「俺たちは付き合っていないぞ」


こんなうわさを流されたら殺気立って待ってる友達により勢いよく殺される。


「そう!私実は振られちゃったの」


「おいお前今それを言ったら...」


そんなこと友達に聞かれたら...


「はぁああぁあああぁあ!?!?」


「夜見後で絶対コロス!!」


「クソゴミカス野郎が不破を振ったらしいぞ!!」


ほら、こうなるにきまってるじゃん。あー、これはどうやって言い訳するか考えとかないとな。そんなことを考えていたら不破の友達から話しかけられた。


「さっきはごめんね夜見君、あと音羽はいい子だからよくしてあげてね」


「そんなこと言われても俺の気は変わらないぞ」

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